「Heather」プレスインタビュー「リブランディングの時期に任命されすごく良い経験をした」

「Heather」プレスインタビュー「リブランディングの時期に任命されすごく良い…

【Heather/モデルプレス】株式会社アダストリアのファッションブランド「Heather(ヘザー)」のプレスとして働く入社7年目の坂田文子さん(32)がモデルプレスのインタビューに応じた。

モデルプレスのインタビューに応じた坂田文子さん(C)モデルプレス

「Heather」プレスの仕事内容

― 「Heather」プレスの仕事内容を教えてください。

坂田さん:ブランドをたくさんの人に知ってもらうために、コミュニケーションプランを策定し、実施検証しています。SNSの更新から、オウンドメディアの制作、タイアップの進行、スタイリストさんへのリース業務、WEB STOREのディレクション、キャスティング、イベントの企画実施、ミスコンや専門学校の卒業制作の審査員など業務は多岐にわたります。

― これまで働いてきて、やりがいや苦労したことを教えてください。

坂田さん:感動体質なので、やりがいばかりです(笑)。プレスの仕事はやってきた業務が目に触れる形となり、WEB上の施策はすべて数字に表れるので、出来上がったものが可愛く、結果に表れたときは嬉しく、やりがいを感じます。

苦労は早朝から深夜までの仕事が続くときなどは体力的に辛く感じることもありますが、なるべく考えないようにし、すぐに忘れるようにしています。

ここ数年で一番苦労して、一番やりがいを感じたのは去年開催したHeatherの15周年パーティーです。周年祭なので毎年のことではなく、ブランドのメンバーや今までお世話になった関係者とのお祝いの場ということもあり、みんなが楽しめて来てよかったと思ってもらえるパーティーにしたいと、会場のディレクションから集客まで毎日深夜まで準備し、当日を迎えました。1日だけのパーティーでしたが、当日の様子のSNS投稿が1000件近くUPされ、未だに来場した方に15周年パーティー素敵でしたと言っていただいくことも多く、自分にとっても大きな達成感を得ることのできたイベントでした。

「Heather」プレスに就いた理由

お洋服を整頓中(C)モデルプレス

― なぜ「Heather」のプレスになったのでしょうか?

坂田さん:大学を卒業して新卒でファッションブランドのプレスになり、その後美容系企業のPR・広報を経て、アダストリアにプレスとして中途入社しました。それから、5ブランド以上のブランドプレスや、全ブランドのPR担当などを経て、3年前からHeatherの担当になりました。

もともと広報のお仕事に興味があり、大学時代にマーケティングを学んでいたこともあり、商品を作ることよりも、商品をどうブランディングしていくのかということに興味がありました。ファッションや雑誌が好きだったので、アパレルだったら絶対プレスになりたいと思っていました。

一度美容業界に行き、同じ職種でも業種が違う場所に身を置いたことで、より一層自分にはアパレルプレスが一番合っている、楽しいなと思うことができました。「Heather」は自ら選んだわけではないのですが、リブランディングの時期に任命されすごく良い経験をさせていただいています。

― あと、すごく働きやすい会社だそうですが…

坂田さん:そうですね。私はアパレルでこの会社よりいい会社はないと本当に思っています!制度もすごくしっかりしているので、私もですが、産休・育休を取得する人も多いですし、フレックス制度も導入されているので、自由に働くことができます。

それに私は妊娠したときに、プレスとしてステップアップできたなと思っています。私、働きたくて出産の1週間前まで産休を取らずに働いていたんです。そしたら、みなさんに“妊婦のプレス”と覚えていただき、1度しかお会いしたことがないモデルさんやタレントさんにも「あのとき妊娠していた方ですか?」と声を掛けていただきます(笑)。

― 今後の目標を教えてください。

坂田さん:SNSと連動した新しいメディアやブランドコンテンツを作っていきたいです。ターゲットとしている10代後半~20代の女の子のメディアとの関わり方は日々進化しているので、ついていくだけではなく、新しいメディアとして、女の子たちの行動パターンを新しく作るようなことをやりたいです。また、今の10代の人たちに、プレスという仕事やアパレルの仕事を伝えていきたいと思っており、教える仕事をいつかしたいなと思っています。

「Heather」プレスのライフスタイル

新作をチェック中(C)モデルプレス

― 普段のファッションの情報源を教えてください。

坂田さん:SNS、雑誌、WEBメディア…職業柄もあり、ありとあらゆるところから情報収集していますが、今はHeatherを担当しているので、女子大生や20代前半のモデルさんたちと普段からランチをしたりして、リアルな声を聞くことが多いです。

― 美容面で気を付けていることを教えてください。

坂田さん:美味しいものを、人と食べることです。

― 休日はどのように過ごしていますか?

坂田さん:美味しいものを食べに行くことが多いです。平日外出が多く、予定を詰め込むので週末はゆっくり過ごすこともあります。

「Heather」で働くためには

― 「Heather」にはどのような人が相応しいのでしょうか?

坂田さん:どんなことにも苦手意識を持たずに取り組めて、ミーハーな人。プレスも同じですが、前向きな人です。プレスってその時々によって状況が変わるため、新しいことを覚えなくてはいけないとき、楽しんでできることが大事です。あとは、人が好きでコミュニケーション能力がある人かなと思います。

― 書類・面接…と通過できるポイントを教えてください。

坂田さん:やる気、個性が伝わる自己PR。また、他の人とは違う、自分らしいエピソードがあると良いと思います。そして一番大切なのは、笑顔です。面接の服装は、清潔感があって、自分らしさの中にもミーハーさが垣間見えるコーディネートがいいと思います。

夢を叶える秘訣を語る

おしゃれなオフィスでデスクワークも(C)モデルプレス

― 夢を追いかけている女の子に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。

坂田さん:やりたいことは声に出して何度も言うこと。知りたいことはアグレッシブに自分から知りに行くこと。私自身も、プレスになりたい、「Heather」で働きたいという女の子からDMをもらったり、ご飯に誘われたりします。知りたい、なりたい、と思ったらどうやったら近づけるかをとことん考えて行動すれば、いつかたどり着けるはずです。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

ある日の1日の流れ

AM9時45分~ 出社
メールチェック、会議打ち合わせなどが平均日に4本くらい、週に2本程度撮影があるので、撮影の日は早朝から直行することも多いです。また、通勤時間を利用して、SNSやニュースのチェック、当日のスケジュールを確認してしまいます。

PM1時~ ランチ
ランチの時間をかなり重視していて、必ず誰かと、外で食べるようにしています。モデルさんやメディアの方と食べることも多いです。ランチに関わらず、週に1回は初めての人と食事を伴にするよう心掛けています。

PM5時30分~ 退社
会社内でしか出来ないこと(打ち合わせや社内サーバーを使用した業務など)を優先的に終わらせます。夜は娘と一緒にレセプションに参加することもあります。

坂田文子(さかたあやこ)プロフィール

「Heather」プレスの坂田文子さん(C)モデルプレス

ブランド:Heather(ヘザー)、Me%(ミィパーセント)
職種:プレス
アパレル業界で働き始めた年月:2008年4月~
経歴:ほかブランドプレス2008年4月~、美容系PR・広報2010年3月~、アダストリア入社2011年3月〜、Heatherプレス2015年1月~

【Not Sponsored 記事】

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Heather

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