服を整理するコツ アパレル店員あるあるな悩みを解消するには?

服を整理するコツ アパレル店員あるあるな悩みを解消するには?

多くのアパレル店では、そこで働いている店員は自社の新作アイテムを割引価格で購入することができます。トレンドのアイテムをいち早く身につけることができるのはアパレル店員の特権ではありますが、それゆえにどんどんアイテムが増えてしまい、部屋中に服が溢れかえってしまったというケースも少なくないそうです。そこで今回は、アパレル店員ならではの服を整理する手順についてご紹介します。

服を整理するコツ アパレル店員あるあるな悩みを解消するには?(Photo by Africa Studio/Fotolia)

アパレル店員が服を購入する頻度と整理するタイミング

アパレル店員が服を購入する頻度と整理を行うタイミングをご紹介します。

<アパレル店員が服を購入する頻度>

アパレル店員が服を購入する頻度は、一般の人に比べて多いそうです。それは、勤務中に身につけるアイテムを自分で購入している場合がほとんどだからだということです。

また、服を魅力的に見せて販売することが仕事であり、ファッションセンスが業績に反映されがちという事情もあるのかもしれません。そのため、他の業種の人に比べて、自ずと身だしなみやファッションを整えるためにアイテムを購入する頻度が高くなるのでしょう。シーズンごとに、そのトレンドを押さえたアイテムを購入するため、増えていく一方なのかもしれません。

<持っている服を整理するタイミング>

では、アパレル店員は、いったいどのようなタイミングでアイテムを整理しているのでしょうか。これに関しては、人によってまちまちなようです。衣替えのタイミングに整理をする、新しい服を購入するたびにそれまで持っていたアイテムを整理する、クローゼットにアイテムが入りきらなくなったタイミングなど。なかには、部屋の掃除や片付けなどをする時に、一緒に服の整理もしてしまうという人もいるようです。

服を整理する手順

ここでは、服を整理するときの一般的な手順をご紹介します。

<STEP1:クローゼットの状態を把握する>

まずは、どのアイテムを何点所持しているのか、カテゴリ別に分類してクローゼットの状態を把握することから始めましょう。たくさんアイテムを持っている人にとっては、この作業が一番大変だと思いますが、現状を把握する作業が大切なので、頑張りましょう。

<STEP2:残す服と手放す服の判断基準を決める>

その次にする作業は、残すアイテムと手放すアイテムを決めることです。手放すものと残すものの判断については様々な基準がありますが、概ね1年以内に着用したかどうかを基準にしている人が少なくないようです。そのほかにも、トレンドからは大きく外れてしまったものや、アイテムの痛み具合などを基準にすることもおすすめできます。ある程度、自分の直感に従って、思い切って捨てていくことが必要になってきます。

<STEP3:処分する服は洋服の状態に合わせて分類する>

一言で処分すると言っても、その方法は様々です。現在は、フリマアプリなどで気軽にアイテムを出品することができるようになっています。そのお金を、服飾費に充てることもできるので、状態の良いものは捨てずに、保管しておきましょう。また、親戚や友人にあげられそうなものもひとまとめにしておきましょう。そして、しみ、色褪せ、毛玉、ほつれなどがあるものは思い切って捨ててしまいましょう。このように、売るもの、譲るもの、捨てるものの概ね3種類に分けておくことができるでしょう。

<STEP4:整理整頓をしやすい状態を目指して収納する>

カテゴリ別に収納ケースにしまう、頻繁に着用するものはすぐに出せる場所にいれておくなど、整理整頓がしやすい状態を考えて収納していきましょう。また、衣替えで着なくなったアイテムは、あまり詰め込まずに収納しておくことをおすすめします。ギチギチに詰め込んでしまうと、シワが取れなくなってしまう恐れがあるからです。

アパレル店員が洋服を整理するときのポイント

服を整理するコツを紹介/Photo by racorn

ここでは、アパレル店員が洋服を整理するときのポイントをご紹介します。普段、ファッションに接することの多いアパレル店員だからこそ気をつけなければならないポイントに注意しましょう。

<仕事中に着られる服かどうかを考える>

アパレル店員は、服を着ることも仕事のうちです。そのため、この服を着て売り場に出られるかどうかを判断材料の1つにすることをおすすめします。そう考えることによって、自ずと判断することができるのではないでしょうか。もし、この服を着て売り場に出ている自分をイメージできないのであれば、処分を検討してみても良いかもしれません。

<収納アイテムの使用は最小限に留める>

アパレル店員として働いていると、どうしても服が増えてしまいがちです。そんな人におすすめなのが、収納アイテムを最小限に留め、そこから溢れてしまったものは、処分を検討するという方法です。ハンガーや、衣装ケース、収納ボックスなど、家の大きさに合わせて、あらかじめ個数を決めておきましょう。そして、そこに入らなくなった場合は、それまで着用していたものの処分を検討するように決めておくのです。そうすることによって、クローゼットの見た目もすっきりさせることができ、部屋の中がきれいな状態に保つことができるでしょう。

<不要な服は処分する>

基本的に、今後着る機会がないであろうと判断した服は手放すことが望ましいでしょう。サイズが合わなかったり、トレンドから外れたりしたものは極力手放すようにしましょう。また、「初めてのお給料で買ったアイテム」や「元彼からプレゼントされた服」など、思い出深いアイテムについても、着る機会が無いと判断したら、思い切って手放しましょう。もし、手放すことが難しい場合は、写真を撮って保存しておくというのも1つの手でしょう。とにかく、荷物が増えて、収納スペースを占領してしまうと、収集がつかなくなってしまいます。そうなる前に、下取りに出したり、フリマアプリを利用したり、知人や家族に譲ったり、NGO団体に寄付する、ゴミとして処分するなどを検討しましょう。

整理整頓を心がけてすっきりした部屋で生活をしましょう

いかがでしたでしょうか?アパレル店員は仕事柄、ファッションアイテムを多く購入せざるを得ないこともあります。しかし、服というのは案外とかさばってしまうもの。いつの間にか、部屋が服だらけで足の踏み場もないなんてことにもつながりかねません。そのような事態になる前に、定期的に整理整頓を心がけ、思い切って処分を検討することも必要です。本稿で紹介した判断基準などをもとに、服の整理をしてみましょう。(modelpress編集部)

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