履歴書のマナーを学ぶ!アパレル業界を目指す時の志望動機とは?

履歴書のマナーを学ぶ!アパレル業界を目指す時の志望動機とは?

【履歴書・アパレル/モデルプレス】企業や店舗で働くための第一歩となる履歴書。きちんとしたマナーをおさえた上で、希望先に応じた志望動機を分かりすく伝えることが大きなポイントです。それはもちろんアパレル業界においても同じことがいえます。そこでアパレル業界へ転職を希望する際に参考になる、履歴書の書き方についてご紹介します。
履歴書のマナーを学ぶ!アパレル業界を目指す時の志望動機とは?/Photo by VGstockstudio/Shutterstock
履歴書のマナーを学ぶ!アパレル業界を目指す時の志望動機とは?/Photo by VGstockstudio/Shutterstock

正しい「履歴書」とは?書き方や写真のマナー



はじめに正しい履歴書とはなにか、書き方から写真までのマナーをおさらいします。第一にPCにするか手書きにするかは希望先の指定に合わせ、指定がない場合はケースバイケースです。手書きのほうが無難であるものの、PCで問題のないところも増えています。自分の個性を表現しやすいほうを選びましょう。また手書きで書く場合のペンについては、黒を原則として、押し出したい箇所を多少太くしても構いません。

履歴書に貼り付ける写真は、スナップ写真ではなく証明写真を選びます。アパレル業界なので服装は私服で問題なく、むしろ最低限のオシャレを考えた方が良いでしょう。ただしあまりに派手な色合いなどを避けるようにし、あくまで清潔感にこだわった方向に。髪型も同様で、髪色やヘアスタイルなどに決まりはありませんが、奇をてらった髪型は避けたほうが無難です。

また郵送する場合は、折らずに入るA4サイズの白封筒を準備します。封筒には住所、会社名、氏名を明記しますが、この際、会社名および株式会社を省略するのはNGです。そして抜けがないことを確認したのち、表面の左下に赤ペンで「履歴書在中」と書いて郵送します。

思いが伝わる自己PRとは?



履歴書の肝となる自己PRは、採用担当者に思いがきちんと伝わるよう書くことが求められます。全体としては、いままでの経験談を盛り込み、志望動機に関連付けられる長所を書くのがポイントです。またファッションや業界への熱意といった仕事への思いも具体的に伝えるといいでしょう。

それでは、以上を踏まえた自己PRのサンプルをご紹介します。

例文1:アパレル業界の経験がある場合

○○店で○年ほど勤務しました。入社1年目は商品の知識、お客様のニーズ、コミュニケーション術の把握に努め、2年目以降はそれを継続しつつも、経験を活かした接客を心がけました。その結果、退職まで店舗での売り上げは継続してトップになることができ、それが私の大きな自信となっています。

例文2:アパレル業界が未経験の場合

私は中学から大学までの計10年間、バスケットボールを続けてきました。高校では全国大会でのレギュラーメンバーとしても活躍しましたが、そこで養われたのはチームワーク、コミュニケーション能力、そして体力です。またバスケットとファッションには上記3点で共通するところがあると考えています。

履歴書の書き方/Photo by cassis/Fotolia
履歴書の書き方/Photo by cassis/Fotolia

アパレル業界向け!志望動機の書き方



自己PRを踏まえて、いったいなぜアパレル業界での仕事を考えているのか、希望先を選んだ理由はなにかを具体的に伝えるのが志望動機です。併せて、自分がどのように貢献できるのかも伝えられるとベター。また未経験の場合には、自己PRとの絡め方を意識すると説得力が高まります。

以上のポイントをおさえた例文をご紹介します。

例文1:アパレル業界での経験がある場合

○○にて店舗スタッフの経験を積んだ上で、貴社のブランドをあらためて利用した際に、スタッフの接客やディスプレー、コンセプトなどそれぞれのこだわりに感銘を受けました。とりわけほかにはないコンセプトの斬新さに目を惹きます。そのノウハウを身に付けた上で、私の経験を活かすことができれば、貴社のさらなる発展に貢献できると考えております。

例文2:アパレル業界が未経験の場合

貴社の経営理念である「○○」は、バスケットとファッションに共通点があると考える私にマッチングしていると思います。実際に○○店に足を運んだ際に、スタッフ同士のチームワークの良さを実感しました。またその雰囲気の良さからコミュニケーションもとりやすい環境だと感じ、私の経験をすべて活かせる職場だと考えております。

履歴書はあなたの第一印象になる!



履歴書は、希望先があなたのことを知るきっかけです。人物の第一印象はその後の人間関係を左右するとよくいわれますが、履歴書はまさにその役割を果たしています。書き方と写真のマナーは前提として、自己PRや志望動機でその人の印象は大きく変わるものです。

またアパレル業界は写真でも個性を伝えられるという、他業界とは違う特徴があります。視覚から得られる情報も大切にして、ひとつひとつのポイントをきちんとおさえておきましょう。

いかがでしたか。以上のことを念頭において、ぜひ思いが伝わる履歴書を作成してみてください。(modelpress編集部)

実際に働いている人の声は?

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