採用確率UP!アパレル面接で使える会話術

採用確率UP!アパレル面接で使える会話術

【アパレル・面接/モデルプレス】アパレルの面接で重要なポイントとなるのが「会話」です。特に接客業の場合、どれぐらい相手の気持ちを汲むことができるかなど、面接官もしっかりと見定めたいと思っていることは間違いありません。好印象を与えて採用確率をアップさせるには、どのような点に注意すればいいのでしょうか。アパレル面接を乗り切って、採用されるための会話術を紹介します。
採用確率UP!アパレル面接で使える会話術/Photo by ZephyrMedia

ポイント1:会話のキャッチボールを意識



1つ目のポイントは「会話のキャッチボールを意識する」という点です。投げっぱなし、受けっぱなしの会話はやめましょう。

<聞かれた質問にただ答えるだけの受け身な姿勢はNG>

面接というと何か特別なもののように構えてしまいがちですが、実は会話の場のひとつです。アパレルの仕事では、お客様との会話は非常に重要になってきます。そのため、面接官は「この人はお客様と上手に会話できるかどうか」を判断しようとしています。聞かれた質問に「はい」「いいえ」と返答しているだけでは、不採用になっても仕方ありません。

<一方的に話すこともNG>

質問に「はい」「いいえ」と答えるのもダメですが、かといって喋りすぎるのも厳禁です。会話力とは話す力よりも、むしろ聞く力ともいわれています。相手の話をしっかりと聞いて、ニーズを引き出す力が求められているのです。面接官が話をしている時には、しっかりと目を見つめてアクティブリスニングするように心がけましょう。

<質問の意図を汲み取る>

面接官からの質問に対しては、必ず答えから返しましょう。結論をズバッと伝え、必要な説明を加えるようにするようにして、ダラダラと話しているようなイメージを与えることのないようにして下さい。面接官の聞きたいことを正しく理解して、的確な返答をすることではじめてスムーズな会話が成立するのであり、キャッチボールに成功したといえるのです。
 

ポイント2:よく聞かれる質問への回答を準備



2つ目のポイントは、よく聞かれる質問に対してはある程度回答を準備しておくことです。答えにつまることなくハキハキとした印象を与えることができるでしょう。

<アパレル業界ならではの質問が多い>

アパレル業界では必ず聞かれるといってもいい質問がいくつかあります。たとえば、流行のトレンドやファッションについての質問は定番といってもいいでしょう。また、ブランドの特徴や、ブランドが取り扱っている商品に関する質問もよく聞かれます。さらには店舗や接客についてたずねられることもあるようです。

<事前に店舗訪問とブランド研究をしておく>

最新トレンドやファッションはネットや雑誌でしっかりと把握しておくようにしましょう。ブランドの特徴に関しては公式サイトを隅々までチェックして、しっかりと研究しておくようにしたいところです。実際に店舗を訪れて接客を受けてみるというのも、具体的な回答を作成する手がかりにできるかもしれません。商品を身に着けるなどして、できるだけ実体験を伴う答えを作っておきましょう。
 
面接を受けたいと思っている店舗やブランドだけではなく、他店や競合ブランドと比較することも大事です。褒めちぎるだけではなく、マイナス点に対する改善点まで考えておけば、意欲をアピールすることもできるでしょう。しかし、浅い意見ではかえってマイナスです。流行、商品、店舗いずれの勉強もしっかりと行い、ファッション業界全般に詳しくなっておくことをおすすめします。

<将来の夢を話せるようにしておく>

業界やブランドの動向に明るいだけではなく、その中で自分が何をしたいのかというのも非常に重要です。面接にのぞむ企業でどのようなキャリアプランがあるのか、また、アパレル業界で自分が何を志しているのか熱意を示しましょう。

<自信を持ってはきはき話せるようにしておく>

いくら話している内容が良くても、話し方ひとつで不採用ということもなくはないのがアパレル業界です。接客中は自信を持って提案する必要があるため、オドオドとした様子は特に避けられてしまいます。想定される質問への準備をしっかりと済ませて、堂々と話すことができるようにしておきましょう。
 

ポイント3:交友関係・活動範囲の広さをアピール



3つ目のポイントは、交友関係や活動範囲の広さをアピールすることです。人脈が非常に重要な業界と心得ましょう。

<アパレルは人脈が活きてくる業界>

アパレル業界には、様々な職種の人が携わっています。デザイナー、生産者、小売業者はもちろんのこと、時にはマスコミ等の外部と連携しなければいけません。様々な業界で活躍している友人が多ければ、アパレル業界でも上手くやっていけそうな印象を与えることができます。逆に活動範囲が狭いと、情報量も少なく「上手くやっていけるだろうか?」と、不安を与えることになりかねないので注意しましょう。
 
<自己PRや志望動機の時間を活用>

人脈をアピールするのはタイミングも重要です。何かの質問に対して、具体的なエピソードを添えるのに別業界の友人の話をさりげなく混ぜるというのも一つの方法です。協調性、コミュニケーションスキルの高さをアピールすることもできるでしょう。
 
<自慢話は避ける>

人脈豊富というのは、ややもすると自慢話になってしまいがちです。ひけらかすようではかえって悪い印象を与えかねません。あくまでも自然体を意識して盛り込むようにして下さい。

現在の友好関係や活動範囲が狭い人は「アパレル業界に向いていないのだろうか」と、不安に思うかもしれません。しかし、応募する前に少しでも努力をしてみるだけでも効果はあります。必要なのは派手な交友関係ではなく、むしろ着実なコミュニケーション能力です。誠実さをアピールできれば、それが採用につながることもあるのです。

アパレル面接は自分を鍛えなおすチャンス!



アパレル業界の面接で成功するためには、会話のキャッチボール、自信に溢れたたたずまい、豊かな交友関係など、たくさんのものが必要です。「ハードルが高い」と感じる人もいるかもしれません。しかし、それは自分を鍛えなおすまたとないチャンスでもあります。ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。(modelpress編集部)

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