アパレルの店舗見学はココを見る!3つのポイントと面接に活かす方法

アパレルの店舗見学はココを見る!3つのポイントと面接に活かす方法

【アパレル/モデルプレス】アパレル業界へ就職する時、どこでも面接があるものです。その際、面接官はどんなことを聞いているのか?どんなところを見られているのか?これらのことがわかっていれば、自然としなければいけないことはわかってきます。ここでは、店舗見学の時に絶対見逃してはいけない大切な3つのチェックポイントと、そのポイントを踏まえて面接で上手に自分をアピールする方法を解説します。

アパレルの店舗見学はココを見る!3つのポイントと面接に活かす方法/Photo by SnvvSnvvSnvv

店舗見学の重要性とは?

アパレル業界に限らず、志望する業界について知ることは大切なことです。ここでは、店舗見学の目的とその重要性についてご紹介します。

アパレルが好きな人は、日常的にいろいろなお店に通っている人が多くいます。そのため、改めて店舗見学をすると言っても、具体的に何を見ればよいのかわからないという人も少なくありません。しかし、買い物客としてお店に行くのと、就業前に店舗見学するのは、異なる視点と目的でお店を見る必要があります。具体的には、志望動機をさらに深めるということと、消費者の立場から企業を客観的に分析することです。このような店舗見学はアパレル店員に限らず、小売業では基本的なことです。採用の課題として店舗見学のレポートを提出する企業も少なくありません。そのときには、最低でも3店舗以上の店舗を見るようにします。なぜなら、同じお店でも、店舗によってコンセプトや客層が違うため、複数店舗を見ることで自分の視野を広げるきっかけになるからです。また、その企業やお店についての認識を正しくする効果もあります。

店舗見学の3つのチェックポイント

店舗見学の目的と重要性がわかったところで、具体的に何を見ればいいのでしょうか?ここでは店舗見学のチェックポイントについてご紹介します。

<客層>

店舗見学は実際に店舗に行ってから見るポイントと、訪れる前に見るポイントがあります。店舗見学の前に見るポイントは立地です。地図の上から、周囲にあるもの、幹線道路や駅からの距離を見ることで、お店に行く前から多くの情報を得ることができます。そして、実際に、訪れてみて、移動した感覚とお店に来ているお客さんを観察します。1店舗ではわかりにくいかもしれませんが、複数の店舗を訪れることで、立地と客層の関係が見えてくるでしょう。

<アイテムの品揃え>

次に見るのは、アイテムの品揃えです。どんなアイテムを中心にどのくらいの種類を置いているのか、どんなアイテムに力を入れているのか、あるいは、まんべんなく揃えられているのか、そのお店の特徴を知る上で基本的なポイントです。その上で、レイアウトをチェックします。特に、売れ筋商品やおすすめアイテム、季節物が置かれている位置や陳列されている方法を確認します。このとき、自分の身長から見える景色だけでなく、プラス20センチ、マイナス20センチの位置からもどのように見えるのかを意識することがコツです。

<スタッフの接客態度>

店舗見学に行った時に、店員と話さずに帰ってしまう人が少なくありません。しかし、店員の接客スタイルや身だしなみは店舗見学で見るべきとても重要なポイントと言えます。なぜなら、スタッフの様子からブランドの特色を知ることができるからです。また、何人もの店舗スタッフを見ることで労働環境を推察できることもあります。特に消費者にとって評判の良いお店は多忙なためにスタッフが疲弊しているケースも少なくありません。そのような観点から、消費者としてだけでなく、就業する場所として、スタッフの様子も厳しくチェックしてみましょう。

店舗見学を志望動機に活かす方法

面接前にアパレルの店舗見学は必至/Photo by Getty Images

店舗見学を行っても、それが面接の際に上手に活かすことができなければ意味がありません。ここでは、店舗見学を志望動機に活かす方法についてご紹介します。

志望動機で、店舗見学について書くとき、もっとも面接官が見ているのは、自分なりの意見を述べられているのか、という点です。店舗見学の感想として、店舗ごとにどんな特徴を感じたか?品揃えや売り場の構成、スタッフの接客などのポイントについて、自分が見たこと、感じたことを率直に書きます。このときそれぞれの特徴と、その良さや魅力を盛り込み、自分が店舗見学をしっかりしてきたことをアピールしましょう。そして、その上で、改善点や気になった点を書くようにします。しかし、どんなに明確な改善点を見つけても、いきなり否定的な意見を書かないよう気を付けましょう。また、他社と比較して、意見を述べるのも非常に有効です。そのためには、同じ地域や同じコンセプトの店舗見学も行う必要があります。見学する店舗が増えるので労力が掛かりますが、きちんと時間をかけて見学することで、志望企業の強みや改善点を探す助けになります。

視点を変えて見る力を養う

いかがでしたでしょうか?店舗見学をする時には、普段、消費者としてお店に行く時と決定的に違うことがあります。それは、「視点を変えて見ること」です。一消費者としてお店に行く際に大切なのは「心地よく良い買い物ができるか」ですが、店舗見学では、そのお店を自分以外の人、異なる性別、年代、身長の人、あるいは、同業の他企業から見た時、異業種の他企業から見た時など、いろいろな立場にたって、志望する企業や店舗を見ることが大切です。今回のチェックポイントを踏まえて店舗見学をして、志望動機に活かしてください。(modelpress編集部)

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