「one spo」店長インタビュー「ギャルが大好き」で上京 プレスも経験したこれまでの経歴とは

「one spo」店長インタビュー「ギャルが大好き」で上京 プレスも経験したこれ…

【one spo/モデルプレス】株式会社ヤングファッション研究所のアパレルブランド「one spo(ワンスポ)」SHIBUYA109店の店長として働く入社5年目の北村萌花さん(22)がモデルプレスのインタビューに応じた。

モデルプレスのインタビューに応じた北村萌花さん(C)モデルプレス

「one spo」店長の仕事内容

― 「one spo」店長の仕事内容を教えてください。

北村さん:店頭業務では、ディスプレイのレイアウトやお客様への接客、スタッフの育成管理などのお店づくりをメインに動いております。以前までプレスも兼任していたため、現在も週に一度は本社に出勤し、イベントの企画や販売促進に向けての会議なども行っています。店舗から見た意見を会議で伝え、本社で作り上げたスケジュール計画を店舗に伝えたりと、動いております。

― これまで働いてきてやりがいや苦労したことを教えてください。

北村さん:販売員は、お洋服を通じて本当に沢山の方との出会いがあるので、やりがいも苦労も一言では表せないほど経験できます。強いていうならば、店長になってからはそれまで以上に数字とプレッシャーとの戦いだったため、目標を達成出来ない日々が続くと、気分も落ちてしまって、ディスプレイや自身の接客にも自信が持てず、常に不安が付きまとう時期もありました。そんな時に、上司から「萌花が不安になってたら、皆がどこに向かえばいいか何を目指せばいいか分からない。あなたがもっとポジティブに皆を引っ張らなくてはダメ」と言われて、改めて自分がリーダーとして先頭に立ち、活路を開いていかなくてはいけないことを自覚しました。それからはもちろん、責任感は常に持ちつつも、もっとポジティブに発言し、小さな事でも成果を出せば喜ぶようにしていたら不安も無くなりました。小さなブランドだからこそチームワークが大切で、店舗・本社のスタッフにはいつも支えてもらっていて、感謝しています。

やりがいを感じる時は苦労を感じる時よりも多いですが、やはり初めて購入されたお客様が再来店に繋がった時や、自分の接客を求めて来店して下さった時は、言葉で表せられないほど嬉しいです。販売員として働いているので自分の接客が評価されることがブランドに対しても一番の恩返しだと思っています。

「one spo」店長になるまで

新作をチェック中(C)モデルプレス

― なぜ店長になったのでしょうか?これまでの経歴を教えてください。

北村さん:静岡県の高校を卒業後すぐの2014年3月に入社し、ずっと販売員をしてきました。2017年の7月に店長となり、8月からはプレスも兼任していましたが、人員不足と、店舗体制を整えることになり、2018年の2月からは、店長一本、週一で本社勤務となりました。

以前の店長は元々プレスをされていた方で、渋谷店に店長がいなかったことで2016年6月からは店長も兼任されていたのですが、その方が退職するにあたって指名して頂きました。正直、自分は誰かのサポートをする方が向いていると思っていたので店長は無理だ!と思いましたが今は店長として働く日々にとてもやりがいを感じています。

― 数あるブランドの中で「one spo」を選んだきっかけを教えてください。

北村さん:中学生でギャルが大好きになり、地方出身の私にとって、109で買い物をすることはたまの楽しみでした。当時大好きな店員さんがいて、よく会いに買い物に出向いていたので自分も109のアパレル店員になりたいとはその時から思っていました。高校3年生の秋、働くブランドを悩んでいた時に凄く丁寧かつ、説得力のある接客をしてくれた店員さんがいて、そのお店が「one spo」でした。元々one spoのお洋服はかわいいと思っていましたが、何よりも私もこんな接客が出来るようになりたい!と強く思い、one spoで絶対働く!落ちてももう一回受ける!とまで考えていました。

― 今後の目標を教えてください。

北村さん:もっと売上を上げたいです!メンバー全員で力を合わせ1つの目標を達成したいです。また、one spoは店舗数が少ないので地方のなかなかお買い物に来れないお客様や、海外のお客様のためになにか新しいサービスを提供出来たらと思っています。そういう需要を強く感じています。

「one spo」店長のライフスタイル

ボディスタンドをお直し中(C)モデルプレス

― 美容面で気をつけていることを教えてください。

北村さん:正直、おいしい物を食べてゴロゴロするのが大好きなので、美容面はもっと気を付けなくてはいけないと思いつつも特別なことは何も出来ていません…。それでも店長はお店の代表なので恥ずかしい自分でいないように、誰かの憧れでいられるようには気を付けています。

― 休日はどのように過ごしていますか?

北村さん:事前に予定を立てて行動するよりもその時の気分で動くことの方が多く、一人行動も余裕なので、思いつきで出かけます。友人と都合が合えば一緒に出かけたり飲みに行ったりと…。仲の良い友人は似たタイプの人が多いので、意外とそれでも都合が合います。リフレッシュ法、静岡に帰省することです。一日だけの休みでも、帰れば一気にリフレッシュされます。

― 普段ファッション情報はどのように取り入れていますか?

北村さん:明確な情報は雑誌で入手することが多いですが、ファッションにおいてのかわいさはニュアンスで捉えてしまうことがほとんどで、街で見た人やお店でかわいいと感じたニュアンスをInstagramで探して、かわいいと感じた物の共通項を見つけて、今自分がかわいいと思うものはこれなんだな、と見つけることが多いです。

「one spo」で働くためには

接客中(C)モデルプレス

― 「one spo」にはどのような人が相応しいのでしょうか?

北村さん:やはり明るく元気で笑顔のある人は、販売員としても、職場の仲間としても求められると思います。特にone spoは、ディレクターやデザイナーに意見が届きやすい環境で、どの立場のスタッフでも意見を発信すれば快く聞いてもらえます。スタッフ1人1人の意見を大事にしたブランドだからこそ、意見が発信できる人材は嬉しいです。

― 書類・面接…と通過できるポイントを教えてください。

北村さん:明るくハキハキしていると好印象です。何より笑顔は大切です!考えさせられる質問が来ても笑顔で対応することも大事だと思います。面接当時、私は自分では緊張してしまって上手く行かなかったと思いましたが、それでも自分の中のone spoに対する熱意や販売員に対しての想いはぶつけられた自信がありました。熱意のある方は、スラスラと伝えられなかったとしても、伝えることが大事だと思います。

また面接の服装は、one spoの服を着ていることは好印象だと思いますが、違うブランドの物でも自身のファッションスタイルを表現できたスタイリングであれば好印象だと思います。ただ服をコーディネートするだけでなく、ヘアやメイクなどで統一感があればなお良いと思います。

夢を叶える秘訣を語る

「one spo」SHIBUYA109店店長の北村萌花さん(C)モデルプレス

― 夢を追いかけている女の子に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。

北村さん:口に出したり、紙に書いたり、信頼できる誰かに伝えたり、どんな形でも心に留めておくだけよりも発信することが大切だと思います。理想像を上げることも、より夢への道筋が具体的になっていいと思います。あとは、諦めずに続けることが大事です。でも、ただ夢への過程を諦めずに続けていくだけでは辛抱することも多いと思うので、自分からやりがいを見つけて、自ら踏み出していくことで夢へ向かう途中も楽しいものになると思います。一つ一つ楽しさを見出していたらいつの間にか夢につながっていたなんてこともあると思います!

― ありがとうございました。

ある日の1日の流れ

「one spo」SHIBUYA109店で取材を実施(C)モデルプレス

AM 8:55 出社

AM 9:30 会議

AM 11:00 販促ミーティング

PM 0:30 退社し、店舗へ。

PM 1:00 昼休憩(1h)

PM 2:00 接客

PM 4:00 ディスプレイ修正

PM 4:30 夕方休憩(0.5h)

PM 5:00 接客

PM 7:00 退勤

北村萌花(きたむらもか)プロフィール

北村萌花さん(C)モデルプレス

ブランド:one spo(ワンスポ)
職種:店長
アパレル業界で働き始めた年月:2014年3月~
経歴:販売スタッフ2014年3月~、店長2017年7月~、プレス兼任2017年8月~2018年2月

実際に働いている人の声は?

one spo

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