「ANAP」店長インタビュー「派手で個性的なギャルを輩出したい」

「ANAP」店長インタビュー「派手で個性的なギャルを輩出したい」

【ANAP/モデルプレス】アパレルブランド「ANAP(アナップ)」(株式会社ANAP)原宿竹下通り店店長の嶋野加苗さん(26)がモデルプレスのインタビューに応じた。

モデルプレスのインタビューに応じた嶋野加苗さん(C)モデルプレス

「ANAP」店長の仕事内容

接客中(C)モデルプレス

― 「ANAP」店長の仕事内容を教えてください。

嶋野さん:基本的にはお客様への接客、販売、ディスプレイ変更や納品の仕分けなど、アルバイトスタッフと同じ業務を行っています。店長としては、売上管理、在庫管理、スタッフの教育、ミーティング等で現場の声を会社に伝えたり、会社の声を現場のスタッフに落とし込むといった会社と現場のパイプ役の様な立場も業務として行っています。

― これまで働いてきて、やりがいや苦労したことを教えてください。

嶋野さん:やりがいは、毎日思いますが、お客様との会話の中で、好みを想像し気に入っていただけた時に今でも感動します!ANAPは他のブランドさんと違っていろんなテイストがあり、アイテム数も多いので迷われているお客様にピッタリの商品を提供できた時、お客様の笑顔が見れると私も心から笑顔になれます。

苦労は、店長という立場をやらせていただき、いろんな個性を持ったスタッフがたくさんいる中、全員の気持ちを汲み取り、モチベーションを上げ、こちらの要望も伝え理解してもらうという事は大変なお仕事だなと痛感しています。

「ANAP」店長に就いた理由

ボディスタンドをお直し中(C)モデルプレス

― 「ANAP」でなぜ店長をやることとなったのでしょうか?

嶋野さん:小学生の頃からずっといわゆる“ギャルブランド”の店員さんになるのが夢でした。アパレル以外の接客業を色々経験した後、年齢的にも、転職のタイミングだったので今しかない!と思い、19歳の夏にANAPに入社しました。入社後はアルバイトで一番下のポジションが長かったので、先輩の背中を見て接客の仕方を真似してみたり、ディスプレイ変更をしたり、とにかく勉強の日々でした。

入社当時の店長に憧れていました。人としても好きで、その人と一緒に働いていくうちに私もいつか店長になりたいという夢ができて、結婚するまでに店長をやりたいと思うようになりました。それから3年前、当時の店長が退職されるタイミングで店長にならないかと声を掛けていただきました。もちろん、不安もありましたが、嬉しい気持ちで店長をやることとなりました

― そもそも数あるブランドの中から「ANAP」を選んだ理由も教えてください。

嶋野さん:正直、ANAPに入社するまでANAPのお洋服を買ったことがありませんでした。当時の私の中のイメージでは、ANAPはいろんなテイストのお洋服があり、とてもオシャレで個性的なお姉さんが働いているという印象でした。私はとにかく周りのみんなよりオシャレになりたい!刺激を受けたい!と思っていたので、ANAPならなりたい自分像が見つかると思いました。また、ANAPは学歴不同だったのも大きなきっかけです。中卒で働ける会社が少ない中、学歴不同という応募条件を見て、より一層ここしか無い!と思いました。

― 今後の目標を教えてください。

嶋野さん:全国約40店舗あるANAPの中でここ原宿竹下通り店は本店なのですが、本店のスタッフとして相応しい、いつか本店で働きたいと他店のスタッフに思ってもらえるような存在に自分自身もお店もなりたいです。また、シンプル思考な現代に、ギャル文化をリバイバルさせたいです!若い世代の人達からもっと派手で個性的なギャルをANAP発信で輩出していくのが目標です!挑戦したいことは、原宿竹下通り店でANAPのWebモデル来店イベントやコラボ企画等のイベントを開催し、お客様にお店に足を運んでもらい、人から人へのお買い物でしか味わえない喜びなどを提供できるような企画を行いたいです。ネットショッピングが普及している中、お店で買いたい!と思ってもらえるようなイベントを行いたいです。

「ANAP」店長のライフスタイル

整頓中(C)モデルプレス

― 美容面で気をつけていることを教えてください。

嶋野さん:本当に無頓着なので、お店のスタッフからコスメなどを教えてもらっています。ダイエットやスキンケアよりも毎日楽しくキラキラ過ごせることが一番の美容法だと勝手に信じています!

― 休日はどのように過ごしていますか?

嶋野さん:友人と過ごすときは割とアウトドアな遊びをしています。登山したり、いちご狩りに行ったり、自然と触れることが好きです。夏は毎日でも海に行きたいくらいです!お酒の場が好きなので、仕事終わりにスタッフと飲みに行って仕事に対してのアツイ話をしあったりするのが私のリフレッシュ法かもしれません。

― 普段ファッション情報をどのように取り入れていますか?

嶋野さん:特にこの人という方はいませんが、主にInstagramでオシャレな人をフォローしたり、原宿にほぼ毎日通勤しているので、歩いている人を見て今度こんなアイテムを買ってみようと常にオシャレな人がいれば目で追っています。

「ANAP」で働くためには

嶋野加苗さん(C)モデルプレス

― どういう人が「ANAP」には相応しいのでしょうか?

嶋野さん:とにかく元気で明るく、素直な人が相応しいと思います。毎日を充実させたい、楽しく日々過ごしたいという気持ちがある人はきっとお客様にも楽しさを提供できると思います!また、店長にはいつも冷静な人、器が大きい人、面倒見がいい人が向いていると思います。

― 書類・面接…と通過できるポイントを教えてください。

嶋野さん:明るさ、元気さ、言葉遣いの正しさ、清潔さだと思います。また、面接の服装は、ANAPでは私服での面接を行っていますが、面接という短い時間でのやり取りなので、自分が今一番イケてる!一番のお気に入り!と思うファッションで来ていただきたいです。好きなものを短時間で知れるし、自分に似合うと思うものを着ていると自信がつくと思います。

夢を叶える秘訣を語る

「ANAP」原宿竹下通り店店長の嶋野加苗さん(C)モデルプレス

― 夢を追いかけている女の子に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。

嶋野さん:例え自分の夢が大きな夢だったとしても、その夢に近づくために小さなところから目標設定をしていくことが大事だと思います。今の自分に足りないことを理解したり、自分の他の人より特化しているところをより伸ばすことが最も大事だと思います。みんなと一緒より、私ならコレ、コレなら私、と思えるところを磨くと、気が付けば願っていたものが手に入っていた、となる気がします。因みに私はそうでした!

― ありがとうございました。

ある日の1日の流れ

「ANAP」原宿竹下通り店で取材を実施(C)モデルプレス

10:30 出社 前日の売上・売り場確認、引継ぎなど

10:45 朝礼 売上目標、気候や客層に合わせた接客・売り場の指示

11:00 開店 店頭接客など

13:00 昼休憩

19:00 翌日の業務の引き継ぎ

20:00 閉店 掃除など閉店作業をおこない終礼、退社 

嶋野加苗(しまのかなえ)プロフィール

嶋野加苗さん(C)モデルプレス

ブランド:ANAP
職種:店長
アパレル業界で働き始めた年月:2011年7月~
経歴:ANAP販売員2011年7月~、店長2013年10月~(原宿竹下通り店2017年7月~)

実際に働いている人の声は?

ANAP

関連記事

この記事の関連ブランド