「Andemiu」プレスインタビュー 女性のライフスタイルに寄り添うPR活動…仕事内容とは?

「Andemiu」プレスインタビュー 女性のライフスタイルに寄り添うPR活動…仕…

【Andemiu/モデルプレス】株式会社アダストリアのアパレルブランド「Andemiu(アンデミュウ)」プレスとして働く入社2年目の上田那奈さん(29)がモデルプレスのインタビューに応じた。

モデルプレスのインタビューに応じた上田那奈さん(C)モデルプレス

「Andemiu」プレスの仕事内容

― 「Andemiu」プレスの仕事内容を教えてください。

上田さん:Andemiuという20代後半から30代の女性をターゲットにしたブランドにおける市場調査、プランニング、プロモーションを企画・進行しています。リースなどプレスの一般的な業務も行いますが、私の場合、マーケティング業務に近いことを行っているため、洋服を広めていくというより、イベントやプロモーションを通じてブランディングしていく施策を考えています。

― これまで働いてきてやりがいや苦労したことを教えてください。

上田さん:やりがいは、働く女性とのコミュニケーションの仕方を日々模索できているという事。ターゲットとする年代は、独身、結婚、出産、産休復帰など、仕事もプライベートも著しく変化する時期だと感じています。価値観もライフスタイルも変容する時期だから「働く女性」たちがより自分事化してもらえるような、ブランドとして寄り添っていけるような施策を日々考えています。

例えば、今年の3月には「働く女性の服になる」という理念を元に、パーソルキャリアという会社へ出張クローゼットを行い、そこの社員約400名に「FITONME」というメッセージで、働く女性達への価値観に似合う服との新たな出会いを提案させて頂きました。今までにない施策だったため、仮説に基づいた今を生きる「働く女性」たちへの問いかけとなりました。

また、秋冬は働く女性達へのライフイベント軸で婚活・恋愛マッチングアプリ「Pairs」とコラボをさせて頂き、「恋愛コーデ研究所」を立ち上げました。成長を続けるSNS上での婚活需要や、働く女性達は恋愛にかける時間も以前に比べて少なくなっているのではないのかという仮説を元に企画しました。Pairs男性会員約8,000名へ独自のアンケートを実施し、生の声を反映した、異性に好印象に感じてもらえるファッションコーディネートを提案しています。SNS上の出会いからお付き合いに至る各フェーズまでの連載企画となっています。

苦労した事は、案件を進める中で急遽対応やイレギュラーな事がとても多いため、柔軟な視点と臨機応変な対応が必要になる事です。瞬発的な方向転換も重要かもしれません。

「Andemiu」プレスになった理由

PC作業中(C)モデルプレス

― なぜプレスとして働くようになったのでしょうか?

上田さん:企画も情報収集もとても好きだったからです。大学時代から集客型のイベントの企画をしていて、その後PR会社、アタッシュドプレスの会社を経験しました。コンビニへ車で15分の大自然に囲まれた田舎育ちだったため、主な情報源はテレビと新聞のみでした。その時から地方と都心部の情報格差と、情報の重要性をとても感じていました。上京してきてPRという職種を知り、ヒトとモノ、メディアを繋ぐPRという仕事は、とてもやりがいがあり、“個”の裁量が大きな仕事だと感じ、現職の仕事をしています。また、好奇心旺盛でオタク気質なので、プレスという仕事がぴったりだと思いました。

アダストリアに入社しようと思ったのは、インハウスのプレスとしてプロモーションから効果測定までの部分を一貫してみてみたいと思ったからです。これまではファッションのほか、SC、エンターテイメント、EC、飲食など約20ブランドのPRに携わっていたのですが、やはりトレンドや世相を実感できるファッションは面白いなと思いました。

― 数あるブランドの中から「Andemiu」を選んだ理由も教えてください。

上田さん:コミュニケーションのありかたを模索できるブランドだと思ったからです。Andemiuでは「働く女性」をターゲットとし、ライフイベントに応じたコミュニケーションの仕方を模索し続けられるブランドだと感じています。選択肢の多い中で、価値観やライフスタイルも変化し続けるターゲットとどうブランドが対話できるかを考え、挑戦することができるブランドだと感じています。

― 今後の目標を教えてください。

上田さん:Andemiuをより多くの働く女性達に知って欲しいです。働く女性たちが困った時に、そっとより添えるブランドを目指しています。

「Andemiu」プレスのライフスタイル

打ち合わせ中(C)モデルプレス

― 美容面で気をつけていることを教えてください。

上田さん:銭湯に行くこと。暖簾をくぐって、湯気立ち上る湯の中で見る富士山の絵や、入浴後の牛乳は至福のひと時です。ケロリンバケツもかわいくて、癒されています。音楽もとても好きなので、疲れたときは“ほっ”と感じる好きな音楽を聴きながら家路に帰ります。

― 休日はどのように過ごしていますか?

上田さん:散歩が好きなので、歩いて周辺散策しています。SPBSやアップリンクで興味深い本や映画を見ています。表参道‐原宿‐渋谷エリアは情報の宝庫だと感じているので、色々気になった場所をてくてくと散策しています。

― 普段どのようにファッション情報を取り入れていますか?

上田さん:新聞、雑誌、WEB、業界紙などみます。電車など移動時にはdマガジンがすごい便利ですね。

「Andemiu」で働くためには

― 「Andemiu」にはどのような人が相応しいのでしょうか?

上田さん:ガッツがあり、探究意欲があり、面白い事が好きな人がマッチしていると思います。弊社では小さい規模は1人、大きいブランドになると複数名がPRを担当しています。年間予算を管理し、プランニング、企画、進行、効果測定まで一気通貫できるのでやりがいがあり、とても楽しいのです。その分、責任が重いので企画したからには「何としてでもやりきるぞ!成功させるぞ!」っていう気合いが大切だと思います。また、プロモーションも多岐に渡るので、本を読んだり、いろんな人と話たり、自ら学んで、わくわくしながら挑戦できる人がいいかもしれません。あとは、趣味などプライベートで熱中できるものがあると良いかもしれません。関心があるものの点と点が線になったり、全体感が見えたりして、施策のアイディアに繋がったりします。トレンドの音楽、ファッション、フードも空気感的には繋がっている気がしており、探っていくと“今”が隠れていると思います。

― 書類・面接…と通過できるポイントを教えてください。

上田さん:自分の何を相手に伝えたいか、“テーマ”を明確にし挑む事。自然体で今までの経験とやりたい事を分かりやすく、簡潔に伝えた方が良いと思います。また面接の服装は、受けたいブランドのトーンに合う様な服装が良いと思います。あとは、職種において求められる要素を取り入れる感じでしょうか。

夢を叶える秘訣を語る

リース対応中(C)モデルプレス

― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。

上田さん:幼い時に感じた気持ちや内なる好きという感情は、適性な仕事とぴったり合っている事が多いと思うので、気になる事をまずはやってみるべし!です。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

ある日の1日の流れ

10:00~ 情報収集(新聞、雑誌、WEB等)

11:00~ メールチェック

12:00~ 先輩とランチMTG

13:00~ 資料作成&プレゼン

15:00~ 外出 コラボ先と商談

17:00~ 企画書作成

19:00~ レセプション訪問

上田那奈(うえだなな)プロフィール

上田那奈さん(C)モデルプレス

ブランド:Andemiu(アンデミュウ)
職種:プレス
アパレル業界で働き始めた年月:2017年1月~
経歴:PR会社2013年9月~、アタッシュドプレス2014年2月~、Andemiuプレス2017年1月~

実際に働いている人の声は?

Andemiu

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