【アクアガール/モデルプレス】株式会社ワールドのアパレルブランド「aquagirl(アクアガール)」のWEB担当として働く入社4年目の藤村有沙さん(25)にインタビューを実施。昨年の10月、ブランドがWEBを強化したいということでWEB担当に抜てきされた彼女。そのときの心境とは…
― 藤村さんはなぜWEB担当になったのでしょうか?
藤村さん: 昨今どこの会社もそうだと思いますが、弊社もWEBを強化していくという戦略のもと、アクアガールにて戦力となって現場を引っ張っていく存在になってほしいとお声掛けいただきました。WEBの部署はやればやるほど売り上げに繋がる。私もアクアガールのことを考えたときにそこを強化したいと思っていたので、やることにしました。
― 異動が決まったときの心境はいかがでしたか?
藤村さん:プレッシャーを感じるというよりかは、楽しみで仕方ありませんでした。ただ、売り上げの計画予算が高かったので、そこはどうやったら達成できるのか、そういう策を考えるのは初めてだったので、どうすればいいんだろうと悩みましたが、他社サイトを見たり、雑誌から引きのあるワードの特集などを見たり、リサーチするようになりました。
― アクアガールのようにWEB担当が独立しているというお話を聞くと、アパレル業界の戦略方法も変わってきているなと実感します。
藤村さん:そうですね。もちろん店舗も販売力があるので、WEBで予算が達成できないときは店舗に助けてもらったり、店舗で予算が達成できないときはWEBでなんとかする。WEBを強化しているのは事実ですが、どちらかというと連動してどんどん売り上げを伸ばしていこうと思っています。
― アクアガールWEB担当の仕事内容を教えてください。
藤村さん:ブランドのオフィシャルブログやFacebookなどSNSの更新はもちろん、オフィシャルサイトのページ構成やトピックスの企画を考えています。他には、商品紹介ページ用の撮影に立ち会い、購入者の方にアクアガールらしいスタイリングや、その商品のシルエットやディティールがより伝わるように、撮影の仕方などフォトグラファーさんとコミュニケーションを取りながら気をつけています。
売り方の戦略を考えている部署でもあるので、今週はこの商品を売りたいからトピックスでも紹介しようかとか…。店舗では販売員が接客をして売り上げに繋がりますが、オンラインには販売員がいません。なので、オンラインでお客様が購入クリックを押してくれるための導線というのを考えています。
― どんなときにやりがいや苦労を感じますか?
藤村さん:やりがいはやはり予算が達成できたときです。WEBの売り上げって1週間毎に状況が変わっていきます。人気の商品が入荷したときや、セール時期はグンと伸びますが、そうではないときは、打ち出したい商品をどのように表現したらお客様が欲しいと思ってもらえるようになるか、など工夫なしではなかなか思うようには売れません。だからこそ、自分が考えた企画で今までスポットライトが当たっていなかった商品の売上が伸びたり、SNSにあげた商品の再入荷リクエストが増えたり、販売スタッフから「この商品をトピックスに上げてくれたことによって、入店が増えました」という声をいただくと嬉しいです。
その逆で、予算が達成できないときは苦労しますね。毎週“これは売ろう”と目標を立てているのですが、それが達成できていないとどうすればいいんだろうと考えます。でも、そんなときはリーダーやチームメンバーからアドバイスをいただいたり、失敗してもフォローして頂ける環境にあるので、“また頑張ろう!”と前向きな気持ちで課題と向き合うことができます。
― なぜアクアガールで働こうと思ったのですか?
藤村さん:もともと好きなことでないと続かないタイプなんですよね。ファッションが好きだったので、この業界で働くことにしました。
私、可愛いお洋服や自分がよく見えるお洋服がずっと好きだったんです。でも、アクアガールに出会ってからは、本当のおしゃれがわかったというか、おしゃれを心から楽しめるようになりました。もともと敬遠しがちだったマニッシュなアイテムでも、インナーにちょっとセンシュアルなものを合わせるだけでグッと女性らしい着こなしになったり、スタイリングによっておしゃれの幅が広がるって発見することができました。そういう新しいおしゃれを教えてくれるところに惹かれたのがきっかけです。
― 入社してまずはどの部署に配属されたのでしょうか?
藤村さん:約半年間、店舗研修があり、販売員をやっていました。そのときは別のブランドだったのですが、それからアクアガールの商品企画に配属され、アシスタントとして働いていました。
自分が作ったお洋服を世に出したいという気持ちがあったので商品企画をずっと希望していました。学生のときからアパレル業界でアルバイトをしていて「自分が作ったお洋服を着てくれる人たちを見るとどんな気持ちになるんだろう」ってすごく憧れていたのと、「こういうお洋服があったらいいな」と思うことが多くて。なので、企画をやりたいと思っていました。でも、やっているうちに「こんなアイテムを作りたい」と思っても、原価率や、会社とお客様のことなどを考えると実現できず、ジレンマがありました。
― 今後の目標を教えてください。
藤村さん:まずは今のミッションである、アクアガールのWEB事業をチームで成功させたいです。アクアガールが本当に大好きなので、アクアガールと共に成長していきたいですし、WEBを通してもっと面白いことを発信していきたいですね。
― スタイルキープのためにやっていることはありますか?
藤村さん:よく食べてよく飲んでよく眠ります(笑)。本当に特になにかやっているわけではなく、ストレスを溜めないことです。
― 休日はどのように過ごしていますか?
藤村さん:1日お家でゆっくり過ごす日もありますが、外出することのほうが多いです。友人とライブに行ったり、ピクニックに出掛けたり、また、アパレル業界の知人と飲みに行って情報交換をすることがいい息抜きになっています。
― ファッション情報はどのように取り入れていますか?
藤村さん:普段からSNSが大好きなので、PinterestやInstagramをよくみます!あとは、レセプションの場に出向き、アパレル業界の方と意見交換させてもらっています。
― アクアガールにはどのような人が相応しいですか?
藤村さん:アクアガールに対して愛を持っている人。そして、思いやりがあって、熱い気持ちがある方がいいと思います。アクアガールって長く働いている方が多いのですが、新人でも根拠を持って意見を言えば返してもらえます。アクアガールのために何が出来るのかを考えて行動に移せるかどうか、それに尽きます。本当にみんなアクアガールが大好きで仕事をしている人ばかりなので、大変なこともチームで乗り越えられるんです。
WEB担当はやる気さえあれば大丈夫!私も担当になるまでWEBの知識はゼロでしたから。ただ、アクアガールが大好きで、たくさんの人にアクアガールの良さを知って欲しいという気持ちだけは人一倍あったので、そういう気持ちがあればいいなと思います。
― 書類、面接と選考があると思うのですが、どういうところをポイントとして見ていますか?
藤村さん:やる気です!私は「この会社に入りたい!」という気持ちを素直に話しました。ガチガチに飾る人もいますが、それよりかはありのままの自分で面接に臨んだ方が、自分の良さを汲み取ってもらえると思います。服装も自分の好きなものを着て行った方が自信を持てますし、自分らしさをアピールできると思います。
― ちなみにブランド異動や部署異動はありますか?
藤村さん:人によってあります。社内公募制度が年に2回ほどあるので、販売員から本部に異動した方もたくさんいます。
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
藤村さん:実は、以前からWEBをやりたいと言っていたんです。そんな中、今回お声掛けいただけたのは商品企画での経験があったからだと思います。ほかの分野でも総合してみて「こうした方がいいんじゃないか」という意見をどんどん出していったからこそ、やらせてもらえているんだと思います。なので、自分の意志を持って、そういう意見も言えるようになると叶えられると思います。
― ありがとうございました。
抜てきされたからこその責任感とやる気がにじみ出ていた藤村さん。今回の取材では撮影される立場なのに「こういうときどう撮るんですか?」など聞いてきてくれた彼女は、どんなときも勉強する姿勢を忘れないよう。アクアガールが考える“WEB強化”が成功したときはきっと、彼女がアクアガールに大きな影響を与え続けたからに違いない。(modelpress編集部)
AM9時~ 出社
メール・SNSのチェック、1日のスケジュールチェック
AM10時~
売上分析
PM12時~
ランチ
PM1時~
自社サイト構成企画ミーティング・撮影立会い
PM4時~
WEBチームミーティング
PM5時~
施策検討・SNS更新
PM7時~ 帰社
ブランド:aquagirl(アクアガール)
職種:WEB担当
アパレル業界で働き始めた年月:2013年4月~
経歴:企画2013年9月~、WEB担当2015年10月~
WEB担当に抜てき
― 藤村さんはなぜWEB担当になったのでしょうか?
藤村さん: 昨今どこの会社もそうだと思いますが、弊社もWEBを強化していくという戦略のもと、アクアガールにて戦力となって現場を引っ張っていく存在になってほしいとお声掛けいただきました。WEBの部署はやればやるほど売り上げに繋がる。私もアクアガールのことを考えたときにそこを強化したいと思っていたので、やることにしました。
― 異動が決まったときの心境はいかがでしたか?
藤村さん:プレッシャーを感じるというよりかは、楽しみで仕方ありませんでした。ただ、売り上げの計画予算が高かったので、そこはどうやったら達成できるのか、そういう策を考えるのは初めてだったので、どうすればいいんだろうと悩みましたが、他社サイトを見たり、雑誌から引きのあるワードの特集などを見たり、リサーチするようになりました。
― アクアガールのようにWEB担当が独立しているというお話を聞くと、アパレル業界の戦略方法も変わってきているなと実感します。
藤村さん:そうですね。もちろん店舗も販売力があるので、WEBで予算が達成できないときは店舗に助けてもらったり、店舗で予算が達成できないときはWEBでなんとかする。WEBを強化しているのは事実ですが、どちらかというと連動してどんどん売り上げを伸ばしていこうと思っています。
アクアガールWEB担当の仕事内容
― アクアガールWEB担当の仕事内容を教えてください。
藤村さん:ブランドのオフィシャルブログやFacebookなどSNSの更新はもちろん、オフィシャルサイトのページ構成やトピックスの企画を考えています。他には、商品紹介ページ用の撮影に立ち会い、購入者の方にアクアガールらしいスタイリングや、その商品のシルエットやディティールがより伝わるように、撮影の仕方などフォトグラファーさんとコミュニケーションを取りながら気をつけています。
売り方の戦略を考えている部署でもあるので、今週はこの商品を売りたいからトピックスでも紹介しようかとか…。店舗では販売員が接客をして売り上げに繋がりますが、オンラインには販売員がいません。なので、オンラインでお客様が購入クリックを押してくれるための導線というのを考えています。
― どんなときにやりがいや苦労を感じますか?
藤村さん:やりがいはやはり予算が達成できたときです。WEBの売り上げって1週間毎に状況が変わっていきます。人気の商品が入荷したときや、セール時期はグンと伸びますが、そうではないときは、打ち出したい商品をどのように表現したらお客様が欲しいと思ってもらえるようになるか、など工夫なしではなかなか思うようには売れません。だからこそ、自分が考えた企画で今までスポットライトが当たっていなかった商品の売上が伸びたり、SNSにあげた商品の再入荷リクエストが増えたり、販売スタッフから「この商品をトピックスに上げてくれたことによって、入店が増えました」という声をいただくと嬉しいです。
その逆で、予算が達成できないときは苦労しますね。毎週“これは売ろう”と目標を立てているのですが、それが達成できていないとどうすればいいんだろうと考えます。でも、そんなときはリーダーやチームメンバーからアドバイスをいただいたり、失敗してもフォローして頂ける環境にあるので、“また頑張ろう!”と前向きな気持ちで課題と向き合うことができます。
新卒で入社からこれまでと今後
― なぜアクアガールで働こうと思ったのですか?
藤村さん:もともと好きなことでないと続かないタイプなんですよね。ファッションが好きだったので、この業界で働くことにしました。
私、可愛いお洋服や自分がよく見えるお洋服がずっと好きだったんです。でも、アクアガールに出会ってからは、本当のおしゃれがわかったというか、おしゃれを心から楽しめるようになりました。もともと敬遠しがちだったマニッシュなアイテムでも、インナーにちょっとセンシュアルなものを合わせるだけでグッと女性らしい着こなしになったり、スタイリングによっておしゃれの幅が広がるって発見することができました。そういう新しいおしゃれを教えてくれるところに惹かれたのがきっかけです。
― 入社してまずはどの部署に配属されたのでしょうか?
藤村さん:約半年間、店舗研修があり、販売員をやっていました。そのときは別のブランドだったのですが、それからアクアガールの商品企画に配属され、アシスタントとして働いていました。
自分が作ったお洋服を世に出したいという気持ちがあったので商品企画をずっと希望していました。学生のときからアパレル業界でアルバイトをしていて「自分が作ったお洋服を着てくれる人たちを見るとどんな気持ちになるんだろう」ってすごく憧れていたのと、「こういうお洋服があったらいいな」と思うことが多くて。なので、企画をやりたいと思っていました。でも、やっているうちに「こんなアイテムを作りたい」と思っても、原価率や、会社とお客様のことなどを考えると実現できず、ジレンマがありました。
― 今後の目標を教えてください。
藤村さん:まずは今のミッションである、アクアガールのWEB事業をチームで成功させたいです。アクアガールが本当に大好きなので、アクアガールと共に成長していきたいですし、WEBを通してもっと面白いことを発信していきたいですね。
アクアガールWEB担当のライフスタイル
― スタイルキープのためにやっていることはありますか?
藤村さん:よく食べてよく飲んでよく眠ります(笑)。本当に特になにかやっているわけではなく、ストレスを溜めないことです。
― 休日はどのように過ごしていますか?
藤村さん:1日お家でゆっくり過ごす日もありますが、外出することのほうが多いです。友人とライブに行ったり、ピクニックに出掛けたり、また、アパレル業界の知人と飲みに行って情報交換をすることがいい息抜きになっています。
― ファッション情報はどのように取り入れていますか?
藤村さん:普段からSNSが大好きなので、PinterestやInstagramをよくみます!あとは、レセプションの場に出向き、アパレル業界の方と意見交換させてもらっています。
アクアガールで働くためには
― アクアガールにはどのような人が相応しいですか?
藤村さん:アクアガールに対して愛を持っている人。そして、思いやりがあって、熱い気持ちがある方がいいと思います。アクアガールって長く働いている方が多いのですが、新人でも根拠を持って意見を言えば返してもらえます。アクアガールのために何が出来るのかを考えて行動に移せるかどうか、それに尽きます。本当にみんなアクアガールが大好きで仕事をしている人ばかりなので、大変なこともチームで乗り越えられるんです。
WEB担当はやる気さえあれば大丈夫!私も担当になるまでWEBの知識はゼロでしたから。ただ、アクアガールが大好きで、たくさんの人にアクアガールの良さを知って欲しいという気持ちだけは人一倍あったので、そういう気持ちがあればいいなと思います。
― 書類、面接と選考があると思うのですが、どういうところをポイントとして見ていますか?
藤村さん:やる気です!私は「この会社に入りたい!」という気持ちを素直に話しました。ガチガチに飾る人もいますが、それよりかはありのままの自分で面接に臨んだ方が、自分の良さを汲み取ってもらえると思います。服装も自分の好きなものを着て行った方が自信を持てますし、自分らしさをアピールできると思います。
― ちなみにブランド異動や部署異動はありますか?
藤村さん:人によってあります。社内公募制度が年に2回ほどあるので、販売員から本部に異動した方もたくさんいます。
夢を叶える秘訣を語る
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
藤村さん:実は、以前からWEBをやりたいと言っていたんです。そんな中、今回お声掛けいただけたのは商品企画での経験があったからだと思います。ほかの分野でも総合してみて「こうした方がいいんじゃないか」という意見をどんどん出していったからこそ、やらせてもらえているんだと思います。なので、自分の意志を持って、そういう意見も言えるようになると叶えられると思います。
― ありがとうございました。
抜てきされたからこその責任感とやる気がにじみ出ていた藤村さん。今回の取材では撮影される立場なのに「こういうときどう撮るんですか?」など聞いてきてくれた彼女は、どんなときも勉強する姿勢を忘れないよう。アクアガールが考える“WEB強化”が成功したときはきっと、彼女がアクアガールに大きな影響を与え続けたからに違いない。(modelpress編集部)
ある日の1日の流れ
AM9時~ 出社
メール・SNSのチェック、1日のスケジュールチェック
AM10時~
売上分析
PM12時~
ランチ
PM1時~
自社サイト構成企画ミーティング・撮影立会い
PM4時~
WEBチームミーティング
PM5時~
施策検討・SNS更新
PM7時~ 帰社
藤村有沙(ふじむらありさ)プロフィール
ブランド:aquagirl(アクアガール)
職種:WEB担当
アパレル業界で働き始めた年月:2013年4月~
経歴:企画2013年9月~、WEB担当2015年10月~
実際に働いている人の声は?
-
「THE NORTH FACE」店長インタビュー 育休復帰後もキャリアを目指す理由「ひとつの指針になれたら…」
THE NORTH FACE
-
「studio CLIP」インタビュー 販売スタッフからEC担当に…やりがい&苦労は?
studio CLIP
-
「apart by lowrys」EC担当インタビュー 店舗スタッフから本社勤務までの道のり…接客ロープレ大会で受賞も
apart by lowrys
-
<伊藤千晃インタビュー>「KIKI AND DAYS」立ち上げのきっかけとは?ディレクター業に迫る
KIKI AND DAYS
-
「ボタニスト」店長インタビュー 仕事内容・やりがい&苦労を語る
BOTANIST