「Banana Republic」ストアマネージャーインタビュー メンズフロア担当で接客の違いはある?

「Banana Republic」ストアマネージャーインタビュー メンズフロア担…

【Banana Republic/モデルプレス】ギャップジャパン株式会社の「Banana Republic(バナナ・リパブリック)」有楽町マルイのストアマネージャー(店長)として働く入社10年目の鬼頭法子さん(34)がモデルプレスのインタビューに応じた。

モデルプレスのインタビューに応じた鬼頭法子さん(C)モデルプレス

「Banana Republic」店長の仕事内容

ボディスタンドをお直し中(C)モデルプレス

― 「Banana Republic」店長の仕事内容を教えてください。

鬼頭さん:店舗の運営、人材育成、接客を主としながらチームをリードし、ブランディングをすること。ここ有楽町マルイ店はメンズフロアのため、男性に接客することがほとんどです。男性のお客様は、商品の細かいところまで聞いてきてくださったり、1回の買い物でトータルコーディネートで揃えてくださる方が多いです。

― これまで働いてきて、やりがいや苦労したことを教えてください。

鬼頭さん:チームや部下の成長と自ら立てたゴールを達成したときにやりがいを感じます。私たちはお洋服を売って利益を出していかなくてはいけません。もちろんセールの時期が1番売れるけれど、閑散期はどうするのか。そのときスタッフのモチベーションを上げつつも、お客様に喜んでもらえる接客を考えて、数字のゴールを目指します。

私はサービス(接客)が得意でキャリアを積んできましたが、他の分野にも携わって行くときに自分よりも経験のあるスタッフからの信頼を得ることに苦労しました。「Banana Republic」の前に「OLD NAVY」で働いていたのですが、その当時50人ほどの部下がいました。それぞれの分野にリーダーがいたのですが、店長の私はその人たちより出来ていなくてはいけないのに、出来ないことがありました。そのときに、得意ではない分野のことを取得することに苦労しました。

また、「Banana Republic」でメンズフロアを担当することになったとき、最初は戸惑いもありましたが、今は1つのコーディネートをきちんと提案できるので、すごく楽しいです!

「Banana Republic」店長に就くまで

新作をチェック中(C)モデルプレス

― 入社してから、これまではどのような仕事をしてきたのでしょうか?

鬼頭さん:2008年に「Gap」名古屋栄ストアにセールスアソシエイト(販売員)として入社。2010年、正社員となり「Banana Republic」東武百貨店池袋ストアのサービス担当に。2011年、プランタン銀座ストア(現マロニエゲート銀座3)へ異動。2012年、新しいことへ挑戦したく「OLD NAVY」ローンチのタイミングでお台場1号店オープニングメンバーとして着任。そこから湘南藤沢ストアのストアマネージャーに昇進。2年間で2店舗の新店オープンに携わりました。2016年9月、「Banana Republic」に復帰し、現在に至ります。社内選考はありますが、本人が希望すればブランド異動ができる会社です。

― なぜ「Banana Republic」に異動しようと思ったのでしょうか?

鬼頭さん:最初は「Gap」で友人がアルバイトをしていて、働きやすい環境ということを聞き、またもともと洋服にも興味があり学生のときに入社しました。アルバイトでも社員と同じように責任のある仕事に関わらせてもらい、達成感を味わうことに楽しさを覚えました。組織が“人”を大切にしていて、成長を自らが感じられるようにしなくてはならないと教えてくれた先輩が、「Banana Republic」へ異動したことがきっかけで、この先輩から学びたいと思い「Banana Republic」への挑戦をしました。

― ストアマネージャーになったきっかけも教えてください。

鬼頭さん:「OLD NAVY」のときから就いていたので、店長4年目になります。憧れはありましたが、出来るとは思っていませんでした。なので、声を掛けていただいたときは、「まさか」と思いました。でも、すぐにやろうと決意しました。先ほどの苦労でもお話しましたが、一連の流れを把握することができて、不得意分野を克服できるようになったと感じた時期だったので、迷わずに頑張ろうと思いました。

― 今後の目標を教えてください。

鬼頭さん:ギャップジャパンのお客様を第一に考える姿勢が好きで、私も自分の店舗ができ、販売を通してお客様との繋がりやスタッフとの信頼関係を構築して「Banana Republic」というブランドを好きになってもらうよう取り組んできました。その中で、もっと多くの方に「Banana Republic」を自分のお気に入りのブランドにしてもらえるようにしていきたいです。

「Banana Republic」ストアマネージャーのライフスタイル

商品をお渡し中(C)モデルプレス

― 普段のファッションの情報源を教えてください。

鬼頭さん:SNSなどの発信が多い中、雑誌や自分で足を運んでいろいろなお店へ行きます。よりリアルなスタイルを自分の目で見るようにしています。

― 美容面で気を付けていることはありますか?

鬼頭さん:体重ではなくバランスの良い身体作りを目指しています。もともと整った体系ではないので必要な筋肉をつけ健康な身体を整体で調整してもらい維持しています。

― 休日はどのように過ごしていますか?

鬼頭さん:愛犬と遊ぶことがメインです。少しだけサーフィンもやります。

「Banana Republic」で働くためには

鬼頭法子さん(C)モデルプレス

― 「Banana Republic」にはどのような人が相応しいのでしょうか?

鬼頭さん:販売経験がなくても接客や作業が楽しめる方。また、店長には、様々な意見を受け入れることができて、心が広い方、度胸のある方が向いていると思います。突発的なアクシデントが発生することもあるので、冷静な判断もすごく大事です。

― 書類・面接…と通過できるポイントを教えてください。

鬼頭さん:履歴書は、まず自己アピールがしっかり書けているのかを見ます。面接では表情を見ます。お客様にとって第一印象が大事なので、もし私のチームに加入したとき、目を見て話せるのか、明るい笑顔で対話できるのか、そういうところをチェックします。

また、面接の服装は清潔感のあるもので来ていただけたらと思います。ブランドの世界観にあっていれば、ほかのブランドのお洋服でも問題ありません。

夢を叶える秘訣を語る

鬼頭法子さん(C)モデルプレス

― 夢を追いかけている女の子に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。

鬼頭さん:私もまだ叶えられているのかわかりませんが、今ある現状に満足せず前向きになんでも楽しむことが大切だと思っています。

「Banana Republic」ストアマネージャーの鬼頭法子さん(C)モデルプレス

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

ある日の1日の流れ

「Banana Republic」有楽町マルイで取材を実施(C)モデルプレス

AM10時00分~ 出勤
掃除、メールチェック、金銭チェック、シフトチェック、在庫確認、売場確認、朝礼

AM11時00分~ 開店
指示出し、接客

PM1時00分~ お昼休憩(1時間)

PM2時00分~
売場確認、作業進捗確認、スタッフとコミュニケーション、接客

PM4時00分~
翌日計画作成

PM7時 退社

鬼頭法子(きとうのりこ)プロフィール

鬼頭法子さん(C)モデルプレス

ブランド:Banana Republic(バナナ・リパブリック)
職種:Banana Republic有楽町マルイ ストアマネージャー(店長)
アパレル業界で働き始めた年月:2008年8月~
経歴:Gapセールスアソシエイト(販売員)2008年8月~、Banana Republicセールスアソシエイト 2009年2月~、OLD NAVYセールスアソシエイト&ストアマネージャー(店長)2012年6月~、Banana Republic有楽町マルイストアマネージャー 2016年9月~

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