「Deuxieme Classe」本部職から販売へ“異例”の異動「葛藤があった」「やるしかない」 モデルプレスインタビュー

「Deuxieme Classe」本部職から販売へ“異例”の異動「葛藤があった」…

【Deuxieme Classe/モデルプレス】株式会社ベイクルーズのアパレルブランド「Deuxieme Classe(ドゥーズィエム クラス)」丸の内店で働く入社9年目の松田彩加さん(30)にインタビューを実施。実は入社して1年間販売員として働いた後、バイヤーやMDとして本部職に就き、今年3月に店長として販売に戻ってきたという。そんな異例な経歴の彼女に、なぜ再び販売をしようと思ったのか…聞いてみました。
モデルプレスのインタビューに応じた松田彩加さん(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた松田彩加さん(C)モデルプレス

本部職から再び販売へ



― 7年ぶりぐらいの販売のお仕事になるそうですが、これまではどのようなお仕事をしていたのでしょうか?

松田さん:入社して約1年間販売員として勤務した後、本部に異動し、MDとバイヤーを経験しました。もちろん、会社の辞令として異動してきましたが、ここ近年は店舗経験が少ないことが自分の中でもネックで、MDを立てるにもわからないことがありました。いくらヘルプで店舗へ行っても1日や2日ではわからないことの方が多く、経験を積み重ねてきた中でわかることが私にはわかりませんでした。そんな葛藤があったときに異動が決まり、自分としてもすごくいいタイミングでした。

― では、異動が決まり、すぐに納得がいったとのことでしょうか?

松田さん:そうですね。上司に言われたことも同じで「もう少し店舗経験を積んだ方が、また同じ仕事をするにしても活かせるから」と。自分からはなにも伝えていなかったのですが、上司と考えていることが一致したので、すごくありがたいお話でした。異動してから3ヶ月が経過しますが、しっかりした副店長がいるので、叱咤激励されながら、店長をやらせていただいております。

お洋服を整頓中(C)モデルプレス
お洋服を整頓中(C)モデルプレス
― 久しぶりの販売、そして店長ということでプレッシャーはありましたか?

松田さん:最初は、売り上げを取らなくてはいけないことがプレッシャーでしたが、そこは当たり前のことなので、やるしかないと。どちらかと言うと、店舗に慣れていないのに店長に就くことの不安の方がすごく大きかったです。みんなが路頭に迷ってしまったらどうしようとか、この人何も知らないなって思われたらどうしようと考えていましたね。

― 久しぶりの販売は慣れましたか?

松田さん:入社してすぐ店舗に立っていたときとシステムが変わっていて、CSがすごく強化されていたりと知らないこともありました。店舗ならではの動きが多いので、まずはそこに追いつくことに必死です。

Deuxieme Classe店長の仕事内容



ボディスタンドをお直し中(C)モデルプレス
ボディスタンドをお直し中(C)モデルプレス
― まずは店長としての仕事内容を教えてください。

松田さん:ほかの販売員と変わらず、メイン業務は接客です。そのほかに店内美化や商品の不備チェック、修理対応をしたりと地味な作業も多いです。店長ならではの仕事としては、予算を立て、部下の育成や評価などを行っています。あとは、月1回店長会があるので、そこで出された課題をみんなで話し合っています。

― 販売に戻ってきて、大変だなと思ったことはありますか?またその逆でやりがいも教えてください。

松田さん:本部での仕事は割と自分の中で完結できる作業が多かったのですが、店舗に異動してからは、みんなと一緒に動かなければいけないことや連動していることが多く、そこが本部にいたときとの大きな違いです。また、本部にいたときは、スキルのある人ばかりでしたが、店舗は入社したばかりの人からベテランの人もいて、でも公平じゃないといけない。そういうバランスの調整がすごく難しいなと感じます。

でも、店舗に立つようになって、お客様の生の声を聞けることがすごく面白くて勉強になります。自分で接客をすることもそうなのですが、本部にいた経験を活かして、部下にアドバイスしたら「売れました」とか、ダイレクトに伝えられることや、目に見えるということが、店舗ならではでやりがいと感じます。すぐに結果が見えるのはすごく楽しいし、手応えがあります。

― 店舗でいろんな経験を積んで、また本部に戻りたいですか?

松田さん:そうですね。そこを目標にしているのですが、まずは店舗を回せるようになって、売り上げに繋げてからかなと思っています。そしてもう一度MDがやりたいです。

― 様々な経験をしている松田さんですが、8年間同じブランドで働き続けられる理由を教えてください。

松田さん:「辞めたいな」「キツイな」と思ったことも正直あったのですが、スキルを磨きたいからもうちょっと頑張ろうと踏ん張れました。あと運がよく、私の場合はそう思っているときに転換期があり、異動やブランドの方針が変わったりするので、「じゃあもう1回頑張ってみよう」と。タイミングが良かったのかなと思います。

Deuxieme Classe店長のライフスタイル



接客中(C)モデルプレス
接客中(C)モデルプレス
― 店長になり、休日の過ごし方は変わりましたか?

松田さん:本部にいるときは土日休みだったので、丸1日はしっかり休んでいるような生活スタイルでした。今はシフト制で連休があまりないので、朝起きて家事をしてから整体や美容院などへ行き、気分転換を兼ねてメンテナンスした後、ショッピングに行ったりしています。

― 立ち仕事になり、むくみケアなどはしていますか?

松田さん:寝る前にケアするだけでも全然違うので、マッサージをしてから寝るようにしています。最近は季節問わず、湯船にゆっくり浸かってリフレッシュしています。

― ほかに美容面で気をつけていることはありませんか?

松田さん:肌は元々強いので、美容面に関して疎いんです(笑)。でも、化粧水は肌の状態を見て、しっとり系かさっぱり系かで変えています。

― 普段ファッション情報はどのように取り入れていますか?

松田さん:アグレッシブに取り入れるより、Twitterなどでファッション系のアカウントをフォローして自然と情報を取り入れるようにしています。そこで気になったものを、雑誌で調べたり、お店に直接行ってチェックしています。

Deuxieme Classeで働くためには



お買い上げいただいた商品をお渡し中(C)モデルプレス
お買い上げいただいた商品をお渡し中(C)モデルプレス
― Deuxieme Classeにはどのような人が相応しいですか?

松田さん:根気と気力、前向きに考えられる人…そういう人の方が楽しめると思います。ほかのブランドや人たちと張り合え、その分すごく達成感もあります。やったことに対して結果が出てくるので、凹むときもありますが、楽しめるかどうかということが大事です。

販売員には人に興味がある人。人と話すことが好き、人の話を聞くことが好きな人が向いていると思います。

― 入社するまでに書類、面接…とあると思いますが、通過出来るポイントを教えてください。

松田さん:ベイクルーズでは「3つのスタイリングを自分でテーマ決めしてコーディネートしてください」という自分のスタイリングを写真撮影して提出する項目があります。そこで自分は「おしゃれが楽しい」ということが表現できているのかが重要なのかなと思います。

面接では、もちろんDeuxieme Classeを着て来てくれたら印象もいいと思いますが、無理して着ているとやっぱりわかってしまいます。自分に似合うコーディネートで「Deuxieme Classeをイメージしてきました」と、それだけでもいいと思います。

夢を叶える秘訣を語る



松田彩加さん(C)モデルプレス
松田彩加さん(C)モデルプレス
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。

松田さん:夢って簡単に叶うものではないので、根気強く続ける、地道にステップアップしていくことが大事です。その夢がどのくらい叶えたいのか、どのくらい今の自分に近い、もしくは遠いところにあるのかにもよりますが、地道に続けていけば絶対に身に付いていくと思います。現実を見つつ頑張っていくことは難しいかもしれませんが、経験を積むことはすごく大事で、それが無駄になることはありません。コツコツやっていくことが1番確実だと思います。

― ありがとうございました。

松田彩加さん(C)モデルプレス
松田彩加さん(C)モデルプレス
今までは販売から本部職に就いた方たちを取材してきたことが多かったため、逆パターンの松田さんのお話は大変貴重でした。今後の活躍に期待されている松田さん。きっと彼女が一回りも二回りも大きくなって、Deuxieme Classeというブランドにとってかけがえのない存在になるんだろう。(modelpress編集部)

ある日の1日の流れ



「Deuxieme Classe」丸の内店で取材を実施(C)モデルプレス(C)モデルプレス
「Deuxieme Classe」丸の内店で取材を実施(C)モデルプレス(C)モデルプレス
AM10時30分~ 出社
朝礼、清掃

AM11時~ 開店
接客

PM12時~ お昼休憩(1時間)

PM1時~ 接客

PM4時~ 夕方休憩(30分)

PM4時30分~ 接客

PM8時~ クローズ・終礼・退勤

松田彩加(まつだあやか)プロフィール



松田彩加さん(C)モデルプレス
松田彩加さん(C)モデルプレス
ブランド:Deuxieme Classe(ドゥーズィエム クラス)
職種:店長
アパレル業界で働き始めた年月:2008年4月
経歴:六本木店販売員2008年4月~、バイヤー2009年9月~、MD2014年9月~、丸の内店店長2016年3月~

実際に働いている人の声は?

Deuxieme Classe

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