「EGOIST」企画インタビュー　入社14年目でも「未知の世界」

2017.04.27 18:00

【EGOIST／モデルプレス】ファッションブランド「EGOIST（エゴイスト）」（株式会社エゴイスト）の企画マネージャーとして働く入社14年目の斉田みどりさん（32）がモデルプレスのインタビューに応じた。

「EGOIST」企画の仕事内容

― 「EGOIST」企画の仕事内容を教えてください。

斉田さん：まずは、半期ごとにシーズンイメージを決めてどういう方向性で進行していくのか考えます。いろんなところからインスピレーションを受けて、そこにEGOISTらしさを当てはめていくようにしています。プロデューサーと話し合いながら、テーマに当てはまる商品をかき集めて、実際に作成するアイテムをサンプル依頼します。それから生地を選んだり、サンプル修正をかけ、その後、出来上がったサンプルを見て、商品化できると判断があったら各色を作成して。そこからまた、社内検討会があり、商品化できるもの、修正するものなどに分けていきます。

― これまで働いてきてやりがいや苦労したことを教えてください。

斉田さん：やはり、街中で自社の商品を見かけたり、お店へ足を運んでくださり商品への良いお声をいただいたときは苦労してやった甲斐があったなとやりがいを感じます。苦労した部分では、相手に伝える力。すべての部署に言えることですが、特に企画は頭の中にある想像するモノを相手に伝え0から作りあげるのは、想像と違ったり、相手への伝わり方が違ったりと、なかなかうまく行かずとても苦労します。

「EGOIST」企画に就いた理由

― なぜ企画になったのでしょうか？

斉田さん：約14年前に入社し、関西で販売スタッフとして5年間働きました。その後、渋谷109店の店長にならないかと声をかけていただき、関西から上京してきました。そこで店長を3年間やらせていただいた後に、エリアマネージャーを2年半、そしてMDと企画を2年間兼任していたのですが、半年前、古くからEGOISTを知っているということで企画に集中して業務を行ってほしいと上司からお話をいただき、現在に至ります。

― もともと企画になりたかったわけではなく？

斉田さん：考えたことがありませんでした。エリアマネージャーからMDになるときもですが、どこの部署に異動したとしても“EGOIST”のために、自分ができる限りの精一杯のことをやろうと思っています。あとは、今後の自分のためにもなると思っているので、挑戦しようと思いました。

― 声を掛けられたとき、悩んだりは？

斉田さん：悩むというより、不安の方が大きかったです。自分にできるのかなと。もう未知の世界で、企画は専門職なので。ほかの企画メンバーは服飾系の学校を卒業しているので、そういう不安感はありました。