「ESPERANZA」プレスインタビュー ブランドイメージを変えた!仕事内容とは?

「ESPERANZA」プレスインタビュー ブランドイメージを変えた!仕事内容とは…

【ESPERANZA/モデルプレス】神戸レザークロス株式会社のアパレルブランド「ESPERANZA(エスペランサ)」のプレスとして働く入社6年目の久田見莉衣さん(32)がモデルプレスのインタビューに応じた。

モデルプレスのインタビューに応じた久田見莉衣さん(C)モデルプレス

「ESPERANZA」プレスの仕事内容

新作をチェック中(C)モデルプレス

― 「ESPERANZA」プレスの仕事内容を教えてください。

久田見さん:主な仕事内容はショールームでのリース、雑誌掲載チェック、SNS更新、販促物などのディレクションや制作です。

シーズンが立ち上がるとき、雑誌では小物から特集されることが多く、その時期が1番のラッシュになり、1日で10件以上リース対応することもあります。今はウェブ媒体やテレビにも貸し出すことが多く、例えばテレビだと足元は映りにくいため、モデルさんのInstagramのアカウントでタグ付けしてもらうようにしています。あとは毎月の雑誌チェックは欠かさず行っており、10代から30代までの雑誌すべてをチェックしています。セールの時期になると、セール用のポップをデザインしたりと、クリエイティブなことも私が担当しています。撮影用のスタイリングも私は自分でやっているので、業務内容は幅広いです。

― これまで働いてきてやりがいや苦労したことを教えてください。

久田見さん:やりがいを感じたときは、周りの人や同じ業界の人に、私がプレスになって「ESPERANZAが変わったよね」と言われること。まだまだな部分もありますが、カタログやウェブ、店頭など、一昔前のイメージから少しずつ変えることができたと思っています。あとは、撮影でいい作品が撮れた瞬間、雑誌に大きく掲載されたり、SNSでモデルさんたちが愛用しているといって紹介してくれたとき。TwitterなどのSNSでエスペランサの靴が可愛いと書いてあるのをみたときなど、挙げたらきりがないです。

苦労したことは、常に先を追っているので、SNSなど今のトレンドを社内の人に理解してもらうことがいつも難しいなと感じます。苦労というか、PRという仕事自体が理解されにくいので、仕事そのものを理解してもらうことが一番難しいです。

「ESPERANZA」プレスに転職した理由

PC業務中(C)モデルプレス

― なぜ「ESPERANZA」のプレスに就いたのでしょうか?

久田見さん:2011年にプレスの前者が辞めるため急募していたところを、私もプレスの仕事を探していたので、紹介という形で中途採用で入社しました。学生のときの就職活動中から、どうしてもプレスになりたくて、プレスしか受けていませんでした。しかし、販売員と違って倍率も高く、なかなか採用をいただくことができず、短大卒業後、別業界のアルバイトをしながら、プレスを探していました。そしたら、たまたま採用があって応募したら、私の熱意が伝わったようで、プレスアシスタントして働くことになりました。その後、別の会社でアタッシェ・ドゥ・プレスとしても働かせていただいたのですが、1つ前の会社では2年間ウェブ関係のお仕事をしました。でも、やっぱりプレスがやりたいと思っていたときに、ESPERANZAがプレスを募集しているというお話を聞き、面接を受けることにしました。

― なぜそこまでプレスがやりたいと思ったのでしょうか?

久田見さん:私にはこの仕事しかないという思いしかありませんでした。プレスの仕事が好きで、例えば雑誌に大きく掲載されたときや、みんなが可愛いと言ってくれた喜びがやっぱり好きで。憧れで始めた仕事なので、仕事内容はすごく地味でギャップを感じたこともありましたが、会社を辞めたいと思っても、プレスを辞めたいと思ったことは1度もありません。それくらい好きな職業です。

― 今後の目標を教えてください。

久田見さん:自分でブランドをディレクションすること。SNSのフォロワーを増やすこと。ESPERANZAをみんなにイケてるブランドだと思ってもらうこと。いつかはインテリアやお花屋さん、飲食店のPRのお仕事もやりたいなと思います。

「ESPERANZA」プレスのライフスタイル

リース対応中(C)モデルプレス

― 普段どのようにファッション情報を得ていますか?

久田見さん:雑誌は今でも1ヶ月に15冊は読んでいると思います。トレンドのアンテナが鈍らないようにしています。SNSなどでも可愛いと思った人やアイテムはすぐ調べます。ライフスタイルで憧れているのは長谷川潤さん。内側から出る魅力に憧れているので、SNSもよくチェックしています。

― 美容面で気を付けていることを教えてください。

久田見さん:メイクだけは落として寝ること、化粧水だけは塗って寝ることなど基本的なことぐらいです。敏感肌なので無添加のものを選んでいます。美容にもトレンドがあるのでヘアメイクも含めて流行などはチェックして、新しいものは試してみるようにしています。自分の使用しているものが古くならないように気を付けています。

― 休日はどのように過ごしていますか?

久田見さん:休日もきちんと起きて午前中にジムに行くのが理想です。ジムが一番のストレス解消法です。午後は夏は日が当たるうちから活動したいなと思います。お酒を飲むことと音楽が好きなので知り合いの主催するイベントやパーティに行くことも。あとは部屋に常に花を飾る心の余裕を持つようにしています。友達とくだらない話をしてお酒を飲んで笑っているときが一番ストレスフリーです。

「ESPERANZA」で働くためには

久田見莉衣さん(C)モデルプレス

― 「ESPERANZA」にはどのような人が相応しいのでしょうか?

久田見さん:入社したら、理想と現実のギャップは絶対に出てくると思います。それでも、私はこの会社でこれをやりたいんだという強い意思を持って、それをどんどん発言していける人の方がESPERANZAではステップアップしていけると思います。

プレスには、いい意味で気が利かない人。気が利きすぎる人は大変だと思います。あとは人を見る力がある人、裏表がない人、お酒の強い人、人が好きな人が向いていると思います。

― 書類・面接…と通過できるポイントを教えてください。

久田見さん:書類では熱意が伝わるかどうか。面接のときの受け答えより入口の挨拶などの方が見ています。人はやはり3秒で印象が決まるというのは本当だと思います。また、「何か質問ありますか?」と聞かれて「ないです」と答える人はやはり意欲がないかなと思ってしまいます。

面接の服装は、適度に流行を取り入れつつ自分らしいけど、万人受けするファッションの子は、「おお!」って思います。ヘアメイクなどもチェックしています。

夢を叶える秘訣を語る

「ESPERANZA」プレスの久田見莉衣さん(C)モデルプレス

― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。

久田見さん:私はやりたい仕事もできているし、今までやりたいことや会いたい人にも会えてきているので夢は叶うと思います。口に出して言うこと、そうすれば周りの人が助けてくれます。周りに感謝して、夢を忘れず、自分を信じて楽しい毎日を送ればきっと叶います!あと、仕事が楽しければ人生の半分は楽しいので、どんな仕事も楽しんでやることが大切だと思います。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

ある日の1日の流れ

「ESPERANZA」プレスルームで取材を実施(C)モデルプレス

AM8時50分~ 出社
ショールームの掃除

AM9時~
メールチェック、SNSチェック

AM10時30分~PM6時
リースやその他業務、合間にランチに行きます。

PM6時30分~ 退社

久田見莉衣(くたみりえ)プロフィール

久田見莉衣さん(C)モデルプレス

ブランド:ESPERANZA(エスペランサ)
職種:プレス
アパレル業界で働き始めた年月:2006年9月~
経歴:ほかブランドプレス2006年9月~、アタッシェ・ドゥ・プレス2008年9月~、ウェブ関係の会社勤務2009年2月~、ESPERANZAプレス2011年11月~

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