「EVRIS」ディレクター佐々木彩乃、オーディションを経てスタッフ3人からスタート「すごい生活してた」店舗オープンまでのやりがい&苦労 モデルプレスインタビュー
「EVRIS」ディレクター佐々木彩乃、オーディションを経てスタッフ3人からスター…
【EVRIS・佐々木彩乃/モデルプレス】ファッションブランド「EVRIS(エヴリス)」(MARK STYLER株式会社)のクリエイティブディレクターをつとめる佐々木彩乃さん(27)。大学卒業後、同じ会社のブランドのプレスとして働いた後、社内のプロデューサー発掘オーディションに合格し、2013年10月にブランドを立ち上げ。ディレクターになろうと思ったきっかけや、仕事内容などについて語ってくれました。
― なぜブランドを立ち上げようと思ったのでしょうか?
佐々木さん:プレスとして働いているとき、社内のプロデューサー発掘オーディションがあり、会社のバックアップのもと社員の中で1人だけブランドを立ち上げられるという企画がありました。そこで賞をいただき、立ち上げることになりました。
でも実は、アパレル業界に入ったときブランドを作りたいとは思っていなくて…。プレスとして働いていくうちに、服が好きだから自分の好きな服を作れたら楽しいかもって思うようになったんです。
― そのオーディションに合格してから、ブランド立ち上げまで、やらなくてはいけないことがたくさんあると思います。
佐々木さん:そうですね。自分の好きなスタイルを1枚ボードに集めて、こういう服が作りたい、こういうアイテムを売っていきたいなどと、コンセプトを考えていきました。こうしなくてはいけないというものが一切なかったので、自分のやりたい方向性を固めてから、服作りに取り掛かりました。
― 「EVRIS」ディレクターの仕事内容を教えてください。
佐々木さん:基本的にはシーズンのコンセプトの立案、作りたいアイテムの提案や商談などがあります。PR面では、カタログの撮影に立ち会ったり、誌面のイメージを決めたり、モデルを決めたりすることが多く、自分が撮影して積極的にSNSで取り上げたりもします。それが、シーズン毎のサイクルとして出来上がっています。
― ディレクターとして働いてきて、やりがいや苦労したことを教えてください。
佐々木さん:店舗が出せたときはやりがいを感じました。最初はWEBのみだったので、店舗が出せないとすぐに潰れてしまうんじゃないのかと不安でしたが、1店舗目をオープンできたとき、すごく嬉しかったです。次5店舗目になるのですが、できるたびに喜びが増えていきます。
逆に苦労したことは、ブランドを立ち上げたときです。最初スタッフが3人しかいなくて…。全部自分でやらなくちゃと思っていて、やる気だけはあったので、乗り越えられたのですが、今思えばすごい生活をしていたなと思います(笑)。
― ディレクターを目指している人に向けて、アドバイスをお願いします!
佐々木さん:私がディレクターになるとき、服の作り方すら知りませんでした。でも、服が好きという気持ちは誰にも負けなくて、好きだからこそ、自らほかのブランドをリサーチしたり、コレクションを見たりして、勉強しました。ファッションの学校に通っていなくても、可能性があるので、頑張ってほしいです。
― 今後の目標を教えてください。
佐々木さん:もっともっと店舗数を増やしていくことです。そして、いろんな人にEVRISを知ってもらいたいです。そのためにも、今自分が考えていることを曲げずに続けることが大事だと思っています。
― 美容面で気を付けていることを教えてください。
佐々木さん:人と話すことも、お酒を飲むことも、食べることも好きなので、ジムに通ったり、食べ過ぎた日はサラダにしたりして、スタイルをキープしています。あとは、月1回は、ネイルやマツエク、美容室などに行く美容デーを作ってメンテナスしています。
― 普段はどのようにファッション情報をチェックしていますか?
佐々木さん:毎シーズンのコレクションを楽しみにしているので、必ずチェックしています。ハイブランド中心になりますが、このブランドのファッションが好きというこだわりはないので、幅広くチェックしています。あとは、ファッション誌を見て「この人可愛い」「こういう服好き」とか、そういうところからインスピレーションされることが多いです。
― 「EVRIS」にはどのような人が相応しいですか?
佐々木さん:やる気がある人。ポジティブで向上心がある人だと、一緒に頑張ろうと思います。
ディレクターに向いていると思う人は、自分の意見がちゃんと言える人。これがイエスでこれがノーと言えないと、ブランドの方向性を保てないと思います。だから私は厳しいと思われても、納得のいかないものなら絶対に“なし”と言っています。EVRISはこういうブランドという方向性にきちんともっていけるように、日々心掛けています。
― 入社するまでには、書類・面接…とあると思いますが、通過できるポイントを教えてください。
佐々木さん:自分の想いが書いてある手紙が履歴書とともに同封されていると、目に留まります。その方が熱意が伝わります。面接では、自信がある人です。「絶対に1番売ります」など、そういう自信と前向きに、そしてちょっと生意気なことを言ってしまうような人は面白いなと思います。
面接のときの服装は、全身EVRISで揃えてなくても、自分らしくおしゃれに着こなしている人の方が好印象です。
― 最後に夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
佐々木さん:私もこの業界に入るまではやりたいこととかわからなかったんです。でも、やりたいと思ったことは口に出して、行動に移すことが近道だと思います。内に秘めてても、自分の中だけで終わってしまい、叶うわけがないと思います。口に出した方が、周りのサポートも得られるかもしれないので、どんどん出していってください。
― ありがとうございました。
読者モデルにスカウトされた高校時代、アパレル業界でアルバイトを始めた大学時代、そしてアパレル業界へ就職…と常にファッションが身近にあった佐々木さんは「毎日好きな服を着て、好きなヘアメイクしていたいんです」とけろっと語ってくれましたが、“服が好き”という熱意が伝わってきました。ブランドを立ち上げてからまだ3年…今後どのようなブランドへと成長していくのか、ディレクター佐々木彩乃から目が離せません。(modelpress編集部)
AM9時30分~ 出社
メールチェック、スケジュール確認
AM10時~
デザイナーとの企画ミーティング
PM12時~ ランチ
PM1時~
サンプルチェック、修正、商談
PM3時~
ファッションショースタイリング組み、プレスとミーティング
PM7時~ 退社
ブランド:EVRIS(エヴリス)
職種:クリエイティブディレクター
アパレル業界で働き始めた年月:2012年3月~
経歴:EVRISクリエイティブディレクター2013年10月~
「EVRIS」を立ち上げたきっかけ
― なぜブランドを立ち上げようと思ったのでしょうか?
佐々木さん:プレスとして働いているとき、社内のプロデューサー発掘オーディションがあり、会社のバックアップのもと社員の中で1人だけブランドを立ち上げられるという企画がありました。そこで賞をいただき、立ち上げることになりました。
でも実は、アパレル業界に入ったときブランドを作りたいとは思っていなくて…。プレスとして働いていくうちに、服が好きだから自分の好きな服を作れたら楽しいかもって思うようになったんです。
― そのオーディションに合格してから、ブランド立ち上げまで、やらなくてはいけないことがたくさんあると思います。
佐々木さん:そうですね。自分の好きなスタイルを1枚ボードに集めて、こういう服が作りたい、こういうアイテムを売っていきたいなどと、コンセプトを考えていきました。こうしなくてはいけないというものが一切なかったので、自分のやりたい方向性を固めてから、服作りに取り掛かりました。
「EVRIS」ディレクターの仕事内容
― 「EVRIS」ディレクターの仕事内容を教えてください。
佐々木さん:基本的にはシーズンのコンセプトの立案、作りたいアイテムの提案や商談などがあります。PR面では、カタログの撮影に立ち会ったり、誌面のイメージを決めたり、モデルを決めたりすることが多く、自分が撮影して積極的にSNSで取り上げたりもします。それが、シーズン毎のサイクルとして出来上がっています。
― ディレクターとして働いてきて、やりがいや苦労したことを教えてください。
佐々木さん:店舗が出せたときはやりがいを感じました。最初はWEBのみだったので、店舗が出せないとすぐに潰れてしまうんじゃないのかと不安でしたが、1店舗目をオープンできたとき、すごく嬉しかったです。次5店舗目になるのですが、できるたびに喜びが増えていきます。
逆に苦労したことは、ブランドを立ち上げたときです。最初スタッフが3人しかいなくて…。全部自分でやらなくちゃと思っていて、やる気だけはあったので、乗り越えられたのですが、今思えばすごい生活をしていたなと思います(笑)。
「EVRIS」の今後は?
― ディレクターを目指している人に向けて、アドバイスをお願いします!
佐々木さん:私がディレクターになるとき、服の作り方すら知りませんでした。でも、服が好きという気持ちは誰にも負けなくて、好きだからこそ、自らほかのブランドをリサーチしたり、コレクションを見たりして、勉強しました。ファッションの学校に通っていなくても、可能性があるので、頑張ってほしいです。
― 今後の目標を教えてください。
佐々木さん:もっともっと店舗数を増やしていくことです。そして、いろんな人にEVRISを知ってもらいたいです。そのためにも、今自分が考えていることを曲げずに続けることが大事だと思っています。
佐々木彩乃のライフスタイル
― 美容面で気を付けていることを教えてください。
佐々木さん:人と話すことも、お酒を飲むことも、食べることも好きなので、ジムに通ったり、食べ過ぎた日はサラダにしたりして、スタイルをキープしています。あとは、月1回は、ネイルやマツエク、美容室などに行く美容デーを作ってメンテナスしています。
― 普段はどのようにファッション情報をチェックしていますか?
佐々木さん:毎シーズンのコレクションを楽しみにしているので、必ずチェックしています。ハイブランド中心になりますが、このブランドのファッションが好きというこだわりはないので、幅広くチェックしています。あとは、ファッション誌を見て「この人可愛い」「こういう服好き」とか、そういうところからインスピレーションされることが多いです。
「EVRIS」で働くためには
― 「EVRIS」にはどのような人が相応しいですか?
佐々木さん:やる気がある人。ポジティブで向上心がある人だと、一緒に頑張ろうと思います。
ディレクターに向いていると思う人は、自分の意見がちゃんと言える人。これがイエスでこれがノーと言えないと、ブランドの方向性を保てないと思います。だから私は厳しいと思われても、納得のいかないものなら絶対に“なし”と言っています。EVRISはこういうブランドという方向性にきちんともっていけるように、日々心掛けています。
― 入社するまでには、書類・面接…とあると思いますが、通過できるポイントを教えてください。
佐々木さん:自分の想いが書いてある手紙が履歴書とともに同封されていると、目に留まります。その方が熱意が伝わります。面接では、自信がある人です。「絶対に1番売ります」など、そういう自信と前向きに、そしてちょっと生意気なことを言ってしまうような人は面白いなと思います。
面接のときの服装は、全身EVRISで揃えてなくても、自分らしくおしゃれに着こなしている人の方が好印象です。
夢を叶える秘訣を語る
― 最後に夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
佐々木さん:私もこの業界に入るまではやりたいこととかわからなかったんです。でも、やりたいと思ったことは口に出して、行動に移すことが近道だと思います。内に秘めてても、自分の中だけで終わってしまい、叶うわけがないと思います。口に出した方が、周りのサポートも得られるかもしれないので、どんどん出していってください。
― ありがとうございました。
読者モデルにスカウトされた高校時代、アパレル業界でアルバイトを始めた大学時代、そしてアパレル業界へ就職…と常にファッションが身近にあった佐々木さんは「毎日好きな服を着て、好きなヘアメイクしていたいんです」とけろっと語ってくれましたが、“服が好き”という熱意が伝わってきました。ブランドを立ち上げてからまだ3年…今後どのようなブランドへと成長していくのか、ディレクター佐々木彩乃から目が離せません。(modelpress編集部)
ある日の1日の流れ
AM9時30分~ 出社
メールチェック、スケジュール確認
AM10時~
デザイナーとの企画ミーティング
PM12時~ ランチ
PM1時~
サンプルチェック、修正、商談
PM3時~
ファッションショースタイリング組み、プレスとミーティング
PM7時~ 退社
佐々木彩乃(ささきあやの)プロフィール
ブランド:EVRIS(エヴリス)
職種:クリエイティブディレクター
アパレル業界で働き始めた年月:2012年3月~
経歴:EVRISクリエイティブディレクター2013年10月~
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