ディレクター植野有砂は“裏方” 不安だった「FIG&VIPER」オープンと5年間のやりがい モデルプレスインタビュー
ディレクター植野有砂は“裏方” 不安だった「FIG&VIPER」オープンと5年間…
【植野有砂・FIG&VIPER/モデルプレス】ファッションブランド「FIG&VIPER(フィグ アンド ヴァイパー)」のクリエイティブディレクターで、DJやモデルとしても活躍する植野有砂さん(26)にインタビューを実施。表舞台で華やかな活躍をみせている植野さんですが、「FIG&VIPER」ディレクター業は完全に“裏方”。そんな“ディレクター・植野有砂”に迫ってみました。
― ディレクターとしての仕事内容を教えてください。
植野さん:企画(デザイン)出しが主な業務です。今シーズンはどのようなコンセプトにするのかなど、ブランドの方向性をディスカッションしています。あとは、eコマースのモデルをやったりと、細い仕事がたくさんあります。
― ブランド設立から約5年が経過しましたが、やりがいや苦労したことを教えてください。
植野さん:もう5年も経過してるんですよね。アパレル業界って本当に早くて常に次のシーズンを追いかけなくてはいけない。そして、気が付いたら何年も経過していました。ブランドをスタートさせた頃は、業界のことを全然わかっていなかったので、時間が経つのが遅かったのですが、慣れてきたらあっという間でした。
その中で「1番楽しかった仕事は?」とよく聞かれますが、正直優劣はなくて。でも、ニューヨークコレクションに出展できたのはすごくいい経験で、やりがいもあったなと。あとは、やっぱり店舗がオープンするとき。大阪店の次、2012年2月に渋谷109にオープンしたのですが、「まさか自分のブランドがマルキューに!?」って現実味がありませんでした。
逆に苦労したことは、ブランドをオープンする2週間前に、大阪のフェス会場でビラ配りをしなくてはいけなかったこと。それが本当にキツくて…(笑)。そのときは不安要素しかない上、関西のお客さんが冷たい感じがして、その場で泣いて帰りました。それを越す辛さは今のところないかもしれません(笑)。
― なぜ「FIG&VIPER」のディレクターになったのでしょうか?
植野さん:「デザインに興味ない?」って声を掛けていただき、「FIG&VIPER」を立ち上げようとしていた方たちの中に参加したことがきっかけです。お洋服が好きだったので、若さとノリで乗り切ろうと思ったのですが、毎シーズンあるカタログ撮影といったキツイ仕事もあります。海外で撮影するので、楽しいのですが、やはり1人での出張・準備は大変ですよね。でも出来上がったものを見ると「いいものが出来てよかった」と思います。
― 植野さんと言ったら、ディレクターのほか、DJやモデルとしても活躍されていますが、ディレクター業はどれくらいの割合で現在仕事をしているのでしょうか?
植野さん:60%くらいです。今までは80%くらいやっていたので、ディレクター業が主な仕事だったのですが、ほかの仕事もあるので、体調を考えながら出勤日数を減らしていただきました。
本社スタッフは8人ほどしかいなくて、毎週月曜日に朝礼があって、1週間の報告やスケジュールの確認をしています。店舗には時間があるときに行くようにしています。昔はどんなことにも口出ししていましたが、今はいい意味でそれぞれのスタッフに任せています。5年という年月のおかげで信頼関係が出来上がったんだと思います。
― 完全に“裏方”として作業しているんですか?
植野さん:カタログには2回くらいしか出演したことがありません(笑)。最初に一線を引いてやりたいという思いがあって、裏方にもなりきれていないですけど(笑)、裏方に回ろうと思いました。“「FIG&VIPER」と言ったら、植野有砂”というイメージが出来上がっていますが、私がアピールする場はインスタで十分かなって。それにカタログではブランドの世界観を伝えたいと思っています。
― 普段はどのようにファッション情報を取り入れていますか?
植野さん:海外のブログやファッション情報サイト、Instagramが多いですね。ファッションだけをフォローする専用のアカウントを作っているんですよ。そのほかに、コレクションシーズンになったら、Webでチェックしたり、会場が東京だったら実際に足を運びます。
― 今後の目標を教えてください。
植野さん:メンズアイテムも展開したいと思っています。メンズのデザイナーがいたら、少しずつ商品化したいです。あとは海外でも「FIG&VIPER」を知ってもらえるように、視野を広げていきたいです。
― 「FIG&VIPER」にはどのような人が相応しいですか?
植野さん:要領がいい人。私がすごくせっかちなタイプなので、10言わないとわからない人より、5くらい言ったら10わかってくれるような、頭の回転が早い人がいいなと思っています。
― 書類、面接…と選考があると思いますが、通過できるポイントを教えてください。
植野さん:書類はしっかりと欄を埋めて、メイクやヘアスタイルにも気を使っている写真だと会ってみたいと思います。あとは100%の力で意気込みを語ってくれればいいですね。
― 仕事選びで悩む女の子にアドバイスをお願いします。
植野さん:就活のときって、就職先で人生が決まるような気分になってしまいますが、実際に働いて違うと思ったら転職という道もあります。悩む必要は全然ないけど、どの会社に行っても学べることはたくさんあります。2~3年働いて、次のステップを考えることは当たり前なので。それに入社してみないと分からないですしね。
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
植野さん:行動すること。「私なんて…」ではなく、やってみないとわからないことばかりです。頭で考えることも、保険を頭の中で作っておくことも大事ですが、考えすぎて行動しないより、行動に移してみれば、夢が叶ったり、もしかしたら新しい夢ができるかもしれないと思います。
― ありがとうございました。
「FIG&VIPER」ディレクター、DJ、モデルとマルチに活躍していますが、本人は「私はデザイナーです」とキッパリ。植野有砂にとってディレクター業がメインで、人生において「FIG&VIPER」は欠かせない存在となっているようです。(modelpress編集部)
AM11時~ 出社
朝礼・メールチェック
AM11時~
MDとの企画ミーティング
PM1時~ ランチ
PM2時~
サンプルチェック
PM4時~
WEB撮影のスタイリング決め
PM6時~
デザイン
PM8時~ 退社
1989年12月21日生まれ。大学を卒業する前から活動していたモデルでの経験を活かし、2011年9月からアパレルブランド「FIG&VIPER」のトータルプロデュースをスタート。彼女の感受性あふれる独特なヘアスタイル、メイク、ファッションは“ネオギャル”として様々な人から支持を得ている。また、音楽のフィールドでも意欲的に活動しており、DJとして様々なイベントに出演している。
FIG&VIPERディレクターの仕事内容
― ディレクターとしての仕事内容を教えてください。
植野さん:企画(デザイン)出しが主な業務です。今シーズンはどのようなコンセプトにするのかなど、ブランドの方向性をディスカッションしています。あとは、eコマースのモデルをやったりと、細い仕事がたくさんあります。
― ブランド設立から約5年が経過しましたが、やりがいや苦労したことを教えてください。
植野さん:もう5年も経過してるんですよね。アパレル業界って本当に早くて常に次のシーズンを追いかけなくてはいけない。そして、気が付いたら何年も経過していました。ブランドをスタートさせた頃は、業界のことを全然わかっていなかったので、時間が経つのが遅かったのですが、慣れてきたらあっという間でした。
その中で「1番楽しかった仕事は?」とよく聞かれますが、正直優劣はなくて。でも、ニューヨークコレクションに出展できたのはすごくいい経験で、やりがいもあったなと。あとは、やっぱり店舗がオープンするとき。大阪店の次、2012年2月に渋谷109にオープンしたのですが、「まさか自分のブランドがマルキューに!?」って現実味がありませんでした。
逆に苦労したことは、ブランドをオープンする2週間前に、大阪のフェス会場でビラ配りをしなくてはいけなかったこと。それが本当にキツくて…(笑)。そのときは不安要素しかない上、関西のお客さんが冷たい感じがして、その場で泣いて帰りました。それを越す辛さは今のところないかもしれません(笑)。
「FIG&VIPER」ディレクター・植野有砂は“裏方”
― なぜ「FIG&VIPER」のディレクターになったのでしょうか?
植野さん:「デザインに興味ない?」って声を掛けていただき、「FIG&VIPER」を立ち上げようとしていた方たちの中に参加したことがきっかけです。お洋服が好きだったので、若さとノリで乗り切ろうと思ったのですが、毎シーズンあるカタログ撮影といったキツイ仕事もあります。海外で撮影するので、楽しいのですが、やはり1人での出張・準備は大変ですよね。でも出来上がったものを見ると「いいものが出来てよかった」と思います。
― 植野さんと言ったら、ディレクターのほか、DJやモデルとしても活躍されていますが、ディレクター業はどれくらいの割合で現在仕事をしているのでしょうか?
植野さん:60%くらいです。今までは80%くらいやっていたので、ディレクター業が主な仕事だったのですが、ほかの仕事もあるので、体調を考えながら出勤日数を減らしていただきました。
本社スタッフは8人ほどしかいなくて、毎週月曜日に朝礼があって、1週間の報告やスケジュールの確認をしています。店舗には時間があるときに行くようにしています。昔はどんなことにも口出ししていましたが、今はいい意味でそれぞれのスタッフに任せています。5年という年月のおかげで信頼関係が出来上がったんだと思います。
― 完全に“裏方”として作業しているんですか?
植野さん:カタログには2回くらいしか出演したことがありません(笑)。最初に一線を引いてやりたいという思いがあって、裏方にもなりきれていないですけど(笑)、裏方に回ろうと思いました。“「FIG&VIPER」と言ったら、植野有砂”というイメージが出来上がっていますが、私がアピールする場はインスタで十分かなって。それにカタログではブランドの世界観を伝えたいと思っています。
― 普段はどのようにファッション情報を取り入れていますか?
植野さん:海外のブログやファッション情報サイト、Instagramが多いですね。ファッションだけをフォローする専用のアカウントを作っているんですよ。そのほかに、コレクションシーズンになったら、Webでチェックしたり、会場が東京だったら実際に足を運びます。
― 今後の目標を教えてください。
植野さん:メンズアイテムも展開したいと思っています。メンズのデザイナーがいたら、少しずつ商品化したいです。あとは海外でも「FIG&VIPER」を知ってもらえるように、視野を広げていきたいです。
「FIG&VIPER」で働くためには
― 「FIG&VIPER」にはどのような人が相応しいですか?
植野さん:要領がいい人。私がすごくせっかちなタイプなので、10言わないとわからない人より、5くらい言ったら10わかってくれるような、頭の回転が早い人がいいなと思っています。
― 書類、面接…と選考があると思いますが、通過できるポイントを教えてください。
植野さん:書類はしっかりと欄を埋めて、メイクやヘアスタイルにも気を使っている写真だと会ってみたいと思います。あとは100%の力で意気込みを語ってくれればいいですね。
― 仕事選びで悩む女の子にアドバイスをお願いします。
植野さん:就活のときって、就職先で人生が決まるような気分になってしまいますが、実際に働いて違うと思ったら転職という道もあります。悩む必要は全然ないけど、どの会社に行っても学べることはたくさんあります。2~3年働いて、次のステップを考えることは当たり前なので。それに入社してみないと分からないですしね。
夢を叶える秘訣を語る
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
植野さん:行動すること。「私なんて…」ではなく、やってみないとわからないことばかりです。頭で考えることも、保険を頭の中で作っておくことも大事ですが、考えすぎて行動しないより、行動に移してみれば、夢が叶ったり、もしかしたら新しい夢ができるかもしれないと思います。
― ありがとうございました。
「FIG&VIPER」ディレクター、DJ、モデルとマルチに活躍していますが、本人は「私はデザイナーです」とキッパリ。植野有砂にとってディレクター業がメインで、人生において「FIG&VIPER」は欠かせない存在となっているようです。(modelpress編集部)
ある日の1日の流れ
AM11時~ 出社
朝礼・メールチェック
AM11時~
MDとの企画ミーティング
PM1時~ ランチ
PM2時~
サンプルチェック
PM4時~
WEB撮影のスタイリング決め
PM6時~
デザイン
PM8時~ 退社
植野有砂(うえのありさ)プロフィール
1989年12月21日生まれ。大学を卒業する前から活動していたモデルでの経験を活かし、2011年9月からアパレルブランド「FIG&VIPER」のトータルプロデュースをスタート。彼女の感受性あふれる独特なヘアスタイル、メイク、ファッションは“ネオギャル”として様々な人から支持を得ている。また、音楽のフィールドでも意欲的に活動しており、DJとして様々なイベントに出演している。
実際に働いている人の声は?
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