“プロデューサー”今井華にインタビュー「FLOVE」を立ち上げたきっかけは?

“プロデューサー”今井華にインタビュー「FLOVE」を立ち上げたきっかけは?

【今井華・FLOVE/モデルプレス】MARK STYLER株式会社のアパレルブランド「FLOVE(フローヴ)」のプロデューサーをつとめるモデルでタレントの今井華さん(24)がモデルプレスのインタビューに応じた。
モデルプレスのインタビューに応じた今井華さん(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた今井華さん(C)モデルプレス

「FLOVE」プロデューサーの仕事内容



新作をチェック(C)モデルプレス
新作をチェック(C)モデルプレス
― 「FLOVE」プロデューサーとしての仕事内容を教えてください。

今井さん:まずはシーズンの打ち出し企画からサンプルチェック、採寸チェックや、ビジュアルモデルをつとめているので、その撮影、あとはスタッフの採用面接などがあります。昨年9月に渋谷109店がオープンしたのですが、そのときは内装デザインといった内装チェックなどを片っ端からやりました。

― これまで働いてきてやりがいや大変だったことを教えてください。

今井さん:自分が創造する”可愛い”を具現化できること、それがお客様の手に渡り、共有できること、本社スタッフ、現場スタッフとのチームワークはとてもやりがいを感じます。思うようにモノづくりができなかったりすると物凄く悔しい気持ちになりますが、待ってくれている、応援してくれているみなさんがいることが活力になります。

大変だったことは、自分が思っている頭の中にあるデザインを具体的にモノとして作り出す作業です。デザイナーさんと話し合いながら、イメージを共有することは簡単なことではありません。そこが今でも1番難しいと感じるところです。

ボディスタンドもチェック(C)モデルプレス
ボディスタンドもチェック(C)モデルプレス
― 普段どのようにファッション情報を集め、どのようなときにデザインが思い浮かぶのでしょうか?

今井さん:海外はやはり最先端の流行を作り出しているので一早く取り入れるためにコレクションやスナップなどを参考にしています。それプラス、ふいに急に頭の中に可愛いデザイン案が浮かんできたりするので、自分のインスピレーションも大切にしています。

― そして昨年ついに1号店をオープンさせることができたんですね。

今井さん:店舗オープンは当初からチームとしての目標でした。ブランドを立ち上げてからすごく楽しくてやりがいもあったのですが、店舗がオープンしたことによって新しいスタートを切れたようで。店舗をオープンできたからいいというわけではなく、ネットとは違う売れるアイテムと売れないアイテムがあって、そういうところのバランスの違いを軌道修正しています。

― いまは次のステップに進もうとしているときなんですね。

今井さん:そうですね。店舗がオープンしてからは良いことも悪いこともありましたが、次は拡大することが第一だなと。渋谷109だけでなく、日本全国の主要都市には出店したいなと思います。ネットの良さももちろんありますが、店舗に足を運んでもらい、FLOVEの世界観を知っていただき、お洋服を実際に手にとって、私たちの思いを感じてもらいたいです。

「FLOVE」を立ち上げたきっかけ



企画を考え中(C)モデルプレス
企画を考え中(C)モデルプレス
― ブランドを立ち上げてから3年が経過しますが、なぜブランドを立ち上げようと思ったのでしょうか?

今井さん:元々ブランドを立ち上げたいと10代の時から思っていました。20歳のとき、当時のマネージャーさんとこれから10年の人生計画を考えたのですが、そのときにアパレルブランドをやりたいと考えていました。こういった気持ちや考えがあり、ちょうどアパレルブランドのお話をいただき、FLOVEを立ち上げることになりました。

― すぐにやると返信できたのですか?

今井さん:タイミングが合ったので、すぐにやる!と即答したのですが、次に思ったのはすごく不安という気持ちでした。お洋服は好きですが、素人がお洋服を作ることができるのかなと。でもそのときは勢いで生活していたので、若さと勢いで不安をかき消すぐらいのやりたい気持ちが強かったです。

― それからお洋服の勉強をしたりは?

今井さん:勉強というより、なにから手を付けていいのかわからなかったので、ブランド立ち上げ作業を始めるときに、会社のプロのスタッフさんたちに教えてもらいました。でも、自分の可愛いをまずは伝えることから始めましたね。私が思う可愛いの世界観がブレないように、自分の好きなもののイメージマップを作ってからスタートしました。

すごく大きな画用紙に自分の好きな画像をコラージュしていきました。自分ってなにが好きなんだろうって戸惑ったりもしたのですが、好きなものをどんどん出していく、内に秘めたものを出すということはすごく心地の良いことで楽しかったです。そこから徐々にアパレル業界で働く楽しさややりがい、逆にもっと勉強しなくてはいけないという大変さを学びました。

打ち合わせ中(C)モデルプレス
打ち合わせ中(C)モデルプレス
― プロデューサーになりたいと夢見ている女の子たちにアドバイスをお願いします。

今井さん:ブランドプロデューサーって言ってしまえば、いつでもチャレンジできると思います。できてしまうかもしれませんが、やっぱり好きとか、やりたいということを明確に持つことが1番大事なことかなと思います。時代の流行最先端についていくのも、ずっと同じものにこだわり続けるのもファッション。好き嫌いはっきりしている人こそ、いいモノ作りが出来るのかなと思います。

― 今後の目標を教えてください。

今井さん:店舗を増やしていきたいです。今は渋谷109店とネット展開のみなので、店舗数を増やすことによって、FLOVEの世界観をより身近に感じてもらい、たくさんの人にFLOVEを伝えられるきっかけになれたらと考えています。

「FLOVE」で働くためには



今井華さん(C)モデルプレス
今井華さん(C)モデルプレス
― どのような人が「FLOVE」には相応しいのでしょうか?

今井さん:まずはFLOVEが好きな人。それから、ファッションといった可愛いものが好きな人。それを自分以外の人に伝えたいと思う気持ちを持っている人はとてもいいと思います。

― プロデューサーに向いていると思う人は?

今井さん:イエス・ノーがはっきりしている人。我が強い人が向いているのかもしれませんが、コミュニケーションも必要不可欠なので、そこの柔軟性を汲み取りつつ、イエス・ノーを判断してほしいです。

今井華さん(C)モデルプレス
今井華さん(C)モデルプレス
― 今井さんが実際に面接官になるそうですが、書類・面接…と審査を通過できるポイントを教えてください。

今井さん:最終面接は全て立ち会っています。この仕事をしていると、出会えないような人に出会えたり、縁があったりするので、自分の人生に魅力がある、自分に自信を持っているということをアピールしていただきたいです。自信がある人って、すごくオーラが出ていて。性格が顔に出るって言われているくらい、わかりやすいです。さらに、悩みはつきものとわかっているけど、それよりも自分はこうしたいという強い意思を持っている人はすごいと思います。

書類は、ビジュアル(写真)が重要です。その人を見てFLOVEが似合うのか、似合うメイクをしているのかチェックしています。あとは、キャリアも見ますよ。未経験も歓迎ですが、これまでの販売経験、服飾系の学校を卒業しているのかなどを見ています。

― 面接の服装はどういうスタイルだと好印象ですか?

今井さん:FLOVEを着て来てくれるとすごく嬉しいですが、着飾らず、ナチュラルなファッションをしている人はいいなと思います。

夢を叶える秘訣を語る



今井華さん(C)モデルプレス
今井華さん(C)モデルプレス
― 夢を追いかけている女の子に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。

今井さん:自分に自信を持つ努力をすること。魅力ある人間の周りには必ず魅力ある人間がいます。いい仲間といることは さらに自信に繋がり、自分の人生の選択肢や幅が必然的に広がるものだと私は思います。世間に対して柔軟に順応することも必要ですが、自分の魅力は何なのか、変わらず、ブレないマインドを持つことはすごく大切だと感じています。

「FLOVE」プレスルームで取材を実施(C)モデルプレス
「FLOVE」プレスルームで取材を実施(C)モデルプレス
― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

今井華(いまいはな)プロフィール



今井華さん(C)モデルプレス
今井華さん(C)モデルプレス
生年月日:1992年11月12日
出身地:埼玉県
身長:165cm
血液型:A型
趣味:買い物
特技:料理

雑誌「egg」や「JELLY」専属モデルとして活躍し、ファッションイベント出演やアパレル、コスメ等の広告モデルとして各媒体に露出。10~20代の男女の共同生活を追ったフジテレビ系「テラスハウス」(2013年1月~7月)への出演で一躍ブレイク。バラエティ番組に多数出演するほか、ドラマや映画などにも出演し、女優としても活躍している。
「FLOVE」プロデューサーの今井華さん(C)モデルプレス
「FLOVE」プロデューサーの今井華さん(C)モデルプレス

実際に働いている人の声は?

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