「JILLSTUART」VMDインタビュー　センスが大事？ブランドの世界観を作る仕事内容とは

2017.08.16 18:00

「JILLSTUART」VMDインタビュー　センスが大事？ブランドの世界観を作る…

【JILLSTUART／モデルプレス】株式会社サンエー・インターナショナルの「JILLSTUART（ジルスチュアート）」のVMDとして働く入社13年目の堅田千恵さん（33）がモデルプレスのインタビューに応じた。

「JILLSTUART」VMDの仕事内容

― 「JILLSTUART」VMDの仕事内容を教えてください。

堅田さん：全店舗のレイアウト指示、POPUPやWINDOWディスプレイの設営、イベントの準備、WEBサイト用コーディネート決め＆撮影、スタッフ用メイク講習の実施などが主な仕事内容です。店舗のレイアウト指示は、新商品が入荷したときにMDの戦略を汲み取りながら、ブランドの世界観を作り上げています。また、それ以外のPOPUPといったイベントでは、企画に沿った演出ができるようにディスプレイを考えています。

― これまで働いてきて、やりがいや苦労したことを教えてください。

堅田さん：POPUPの企画から準備まで、JILLSTUARTの世界観を伝えられるような演出を考え、それをお客様やスタッフに喜んでいただけたとき、やりがいを感じます。また、WEB用の撮影時などは3日間で、80体近くのコーディネートを組みます。短期間の中で、自分の好みに偏らず、ブランドらしさや、幅広いコーディネートを考えることに慣れるまで、苦戦していました。

「JILLSTUART」VMDに就いた理由

― なぜ「JILLSTUART」のVMDになったのでしょうか？

堅田さん：学生の頃からJILLSTUARTが大好きで美容関係の専門学校に通っていたのですが、ファッションに携わるお仕事に就きたいと思い、2005年に入社し、販売スタッフとして働いていたときからVMD職に憧れを持っていました。2013年には、ほかのブランドの販売スタッフも経験したいと思い、JILLSTUARTを離れましたが、2015年にJILLSTUARTのVMDにならないかとお話をいただき、再び戻ってきました。

― 声を掛けられたとき、すぐにやろうと決断できましたか？

堅田さん：販売職以外にほかの仕事をしようかとすごく悩んでいた時期だったので、迷いなくやりますと返事することができました。

― VMD職になぜそこまでやりたいと思ったのでしょうか？

堅田さん：JILLSTUARTでVMDをやられている先輩方を見て、センスのあるレイアウトやイベントごとの演出などに興味を持つことが多く、そういうお仕事をやってみたいと思ったからです。

― 今後の目標を教えてください。

堅田さん：ウィンドウやイベントスペース、展示会など、私が携わるお仕事は人の目に触れてもらうことがすごく多いです。そのときにJILLSTUARTの世界観を伝え、「これがJILLSTUART」と言っていただけるようにVMD職をもっと極めていきたいです。