「JOURNAL STANDARD」プレス4年目の壁「今、まさに葛藤中」その先にある“やりがい”とは モデルプレスインタビュー
「JOURNAL STANDARD」プレス4年目の壁「今、まさに葛藤中」その先に…
【JOURNAL STANDARD/モデルプレス】株式会社ベイクルーズのアパレルブランド「JOURNAL STANDARD(ジャーナル スタンダード)」のプレスとして働く入社9年目の内藤有希さん(30)にインタビューを実施。販売員を経て念願のプレスになって4年が経過する彼女―――“正直、今は悩み時”。その理由と、それがあるからこその“やりがい”も語ってくれました。
― なぜプレスになりたいと思ったのでしょうか?
内藤さん:JOURNAL STANDARDが1番自分らしくいられるブランドと思い、入社しました。それから販売スタッフとして働き、接客も好きだったのですが、店舗でなにかをするより、ブランドを知ってもらうためになにかしたいと思うようになりました。
当時、プレスと言ったら、雑誌に出演したり、イベントに参加したりと、華やかで憧れの職種だなと思って、2年目のときから異動の希望を出し、社内公募制度を3回ほど受験しました。結果は全てダメだったのですが、たまたまプレスに空きが出たときに、上司に声を掛けていただき、入社5年目でやっとプレスになれました。
― 念願のプレスになれたといことですね!
内藤さん:そうですね。華やかなイメージを抱いていたプレスですが、実際にやってみると、そうではない部分の方がたくさんあるなと思うようになって。こんなに大きなブランドの販促を考えるのは大変だなと思うことがあります。
最近はそういう部分で成長できるようにするにはどうしたらいいのか…悩み時です。どうしたらもっとブランドが良くなるのか、どうしたらもっとブランドに興味を持ってもらえるのか、こんな事もJOURNAL STANDARDでもやってみたいな、など悩んでしまうときがあります。もちろん、ほかのスタッフと一緒に考えるときもありますが、今、まさに葛藤中なんです…。
― そうだったんですね。今1番の悩みは?
内藤さん:秋冬の立ち上がりがもうすぐあるので、やらなくてはいけないことがたくさんあり、それをどうやったらいいのか…。どう展開していくことがJOURNAL STANDARDにとっていいことなのかなって。なかなかアイディアが浮かばないんですよ。
でも、同じ会社のほかブランドのプレス同士情報交換をしているので、いろんな人たちに聞いて、乗り越えようと思います。一人で悩んでいても限界があるので!
― JOURNAL STANDARDプレスの仕事内容を教えてください。
内藤さん:JOURNAL STANDARDには、私が担当しているレディースと、メンズに1名プレスがいます。基本的にはリース業務がメインです。あとは、カタログやイベントの販促を考えて主導となって動いています。ひたすら、事務作業をしている日もあります。
― どんなときにやりがいを感じますか?
内藤さん:自分が試行錯誤した販促が目に見えて形になったときです。例えばカタログだったら、準備段階があります。打ち合わせ、スタイリング、撮影、校正確認して、最後に1冊の紙になって出来上がる。そういう瞬間はやっていてよかったなと感じます。
― 逆に苦労と感じるときは?
内藤さん:苦労していることばっかりなのですが(笑)、人と人との打ち合わせや関わりが多いので、相手との意思疎通が中々うまくいかないときです。
― 今後の目標を教えてください。
内藤さん:ブランドとしての課題ですが、“JOURNAL STANDARD”の知名度をもっともっと上げていきたいです。ものすごく特殊なブランドだなって思っていて、カジュアルからモードまで様々なテイストの商品がある。現在、愛用してくださるお客様にも、まだ購入したことのないお客様にも、毎シーズン新鮮と思ってもらえるようにしたいです。そういうことを販促で伝えていきたいです。
― 普段はどのようにファッション情報を取り入れていますか?
内藤さん:雑誌やSNSです。あとは、スタイリストさんなど、誰かと話していて「あそこの服が可愛かった」「どこの化粧品が良かった」といった情報を聞いています。
― 休日はどのように過ごしていますか?
内藤さん:最近プールにハマっているので、そこに行ったり、友達とご飯を食べに行ったりしています。
― プールですか!?
内藤さん:私、お酒を飲むことが好きなので、運動しなくちゃと思って週に1回は行くようにしています。でも、何時間も泳ぐのはキツイので、1回1時間とか。それくらいでもスッキリするんですよ。
― 美容のためにやっていることは?
内藤さん:ベイクルーズでは「B・B・V ola(ビービーヴィ オラ)」というフィットネスクラブも運営しているのですが、そこのプレス担当にサプリを教えてもらったので、それを飲むようにしています。むくみにもいいし、代謝にもいいんですよ。
― JOURNAL STANDARDにはどのような人が相応しいですか?
内藤さん:“らしさ”がある人。言われた通りだけとか、トレンド通りだけとかではなく、それらにプラスして自分っぽさが出せる人がいいと思います。
プレスには気が利く人。あとは明るくて、話すことが得意な方がいいと思います。
― 選考では書類、面接などあると思うのですが、通過できるアドバイスをお願いします。
内藤さん:ブランドっぽさもそうですが、ベイクルーズには個性が強い人が多いので、そういうところを見ていると思います。“自分らしさ”を思い切って出してください。
― 面接のとき、どういう服装だと好印象ですか?
内藤さん:全身そのブランドでなくてもいいと思うのですが、好きという気持ちがないと(仕事が)続かないと思います。ベイクルーズの中に自分の好きなブランドがあるなら、なにかしら取り入れて着こなしてくることが大事だと思います。
― ちなみにベイクルーズではブランド異動はありますか?
内藤さん:そこまで多くはありません。でも希望をきちんと言える会社です。年に1回は社内の公募制度があるので、それを利用して、ブランド異動だけでなく、職種も変えられます。
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
内藤さん:当たり前ですが、諦めないこと。私もプレスになるまで、公募制度を3回も利用しました。そんな経験をしたからこそ、夢があるなら、とにかくそこに向かって諦めないでほしいです。
― ありがとうございました。
「大変」「辛い」とインタビュー中に何度も口にしていた内藤さん。ただそれは、ネガティブな言葉ではなく、ブランドに“愛”があるという証拠。内藤さんがそんな葛藤と戦い、乗り越えているからこそ、JOURNAL STANDARDというブランドは成長し続けるんだと思いました。(modelpress編集部)
AM9時30分~ 出社
朝礼、プレスルーム清掃
AM10時~
リース業務
PM12時~ ランチ
PM1時~
サンプル返却業務
PM2時~
打ち合わせ
PM3時~
リース業務
PM5時30分~
メールチェック、校正確認、資料作成などのデスクワーク
PM8時~ 帰社
ブランド:JOURNAL STANDARD(ジャーナル スタンダード)
職種:プレス
アパレル業界で働き始めた年月:2008年3月~
経歴:販売員2008年3月~、プレス2012年5月~
念願のプレス&悩みごととは
― なぜプレスになりたいと思ったのでしょうか?
内藤さん:JOURNAL STANDARDが1番自分らしくいられるブランドと思い、入社しました。それから販売スタッフとして働き、接客も好きだったのですが、店舗でなにかをするより、ブランドを知ってもらうためになにかしたいと思うようになりました。
当時、プレスと言ったら、雑誌に出演したり、イベントに参加したりと、華やかで憧れの職種だなと思って、2年目のときから異動の希望を出し、社内公募制度を3回ほど受験しました。結果は全てダメだったのですが、たまたまプレスに空きが出たときに、上司に声を掛けていただき、入社5年目でやっとプレスになれました。
― 念願のプレスになれたといことですね!
内藤さん:そうですね。華やかなイメージを抱いていたプレスですが、実際にやってみると、そうではない部分の方がたくさんあるなと思うようになって。こんなに大きなブランドの販促を考えるのは大変だなと思うことがあります。
最近はそういう部分で成長できるようにするにはどうしたらいいのか…悩み時です。どうしたらもっとブランドが良くなるのか、どうしたらもっとブランドに興味を持ってもらえるのか、こんな事もJOURNAL STANDARDでもやってみたいな、など悩んでしまうときがあります。もちろん、ほかのスタッフと一緒に考えるときもありますが、今、まさに葛藤中なんです…。
― そうだったんですね。今1番の悩みは?
内藤さん:秋冬の立ち上がりがもうすぐあるので、やらなくてはいけないことがたくさんあり、それをどうやったらいいのか…。どう展開していくことがJOURNAL STANDARDにとっていいことなのかなって。なかなかアイディアが浮かばないんですよ。
でも、同じ会社のほかブランドのプレス同士情報交換をしているので、いろんな人たちに聞いて、乗り越えようと思います。一人で悩んでいても限界があるので!
JOURNAL STANDARDプレスの仕事内容
― JOURNAL STANDARDプレスの仕事内容を教えてください。
内藤さん:JOURNAL STANDARDには、私が担当しているレディースと、メンズに1名プレスがいます。基本的にはリース業務がメインです。あとは、カタログやイベントの販促を考えて主導となって動いています。ひたすら、事務作業をしている日もあります。
― どんなときにやりがいを感じますか?
内藤さん:自分が試行錯誤した販促が目に見えて形になったときです。例えばカタログだったら、準備段階があります。打ち合わせ、スタイリング、撮影、校正確認して、最後に1冊の紙になって出来上がる。そういう瞬間はやっていてよかったなと感じます。
― 逆に苦労と感じるときは?
内藤さん:苦労していることばっかりなのですが(笑)、人と人との打ち合わせや関わりが多いので、相手との意思疎通が中々うまくいかないときです。
― 今後の目標を教えてください。
内藤さん:ブランドとしての課題ですが、“JOURNAL STANDARD”の知名度をもっともっと上げていきたいです。ものすごく特殊なブランドだなって思っていて、カジュアルからモードまで様々なテイストの商品がある。現在、愛用してくださるお客様にも、まだ購入したことのないお客様にも、毎シーズン新鮮と思ってもらえるようにしたいです。そういうことを販促で伝えていきたいです。
JOURNAL STANDARDプレスのライフスタイル
― 普段はどのようにファッション情報を取り入れていますか?
内藤さん:雑誌やSNSです。あとは、スタイリストさんなど、誰かと話していて「あそこの服が可愛かった」「どこの化粧品が良かった」といった情報を聞いています。
― 休日はどのように過ごしていますか?
内藤さん:最近プールにハマっているので、そこに行ったり、友達とご飯を食べに行ったりしています。
― プールですか!?
内藤さん:私、お酒を飲むことが好きなので、運動しなくちゃと思って週に1回は行くようにしています。でも、何時間も泳ぐのはキツイので、1回1時間とか。それくらいでもスッキリするんですよ。
― 美容のためにやっていることは?
内藤さん:ベイクルーズでは「B・B・V ola(ビービーヴィ オラ)」というフィットネスクラブも運営しているのですが、そこのプレス担当にサプリを教えてもらったので、それを飲むようにしています。むくみにもいいし、代謝にもいいんですよ。
JOURNAL STANDARDで働くためには
― JOURNAL STANDARDにはどのような人が相応しいですか?
内藤さん:“らしさ”がある人。言われた通りだけとか、トレンド通りだけとかではなく、それらにプラスして自分っぽさが出せる人がいいと思います。
プレスには気が利く人。あとは明るくて、話すことが得意な方がいいと思います。
― 選考では書類、面接などあると思うのですが、通過できるアドバイスをお願いします。
内藤さん:ブランドっぽさもそうですが、ベイクルーズには個性が強い人が多いので、そういうところを見ていると思います。“自分らしさ”を思い切って出してください。
― 面接のとき、どういう服装だと好印象ですか?
内藤さん:全身そのブランドでなくてもいいと思うのですが、好きという気持ちがないと(仕事が)続かないと思います。ベイクルーズの中に自分の好きなブランドがあるなら、なにかしら取り入れて着こなしてくることが大事だと思います。
― ちなみにベイクルーズではブランド異動はありますか?
内藤さん:そこまで多くはありません。でも希望をきちんと言える会社です。年に1回は社内の公募制度があるので、それを利用して、ブランド異動だけでなく、職種も変えられます。
夢を叶える秘訣を語る
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
内藤さん:当たり前ですが、諦めないこと。私もプレスになるまで、公募制度を3回も利用しました。そんな経験をしたからこそ、夢があるなら、とにかくそこに向かって諦めないでほしいです。
― ありがとうございました。
「大変」「辛い」とインタビュー中に何度も口にしていた内藤さん。ただそれは、ネガティブな言葉ではなく、ブランドに“愛”があるという証拠。内藤さんがそんな葛藤と戦い、乗り越えているからこそ、JOURNAL STANDARDというブランドは成長し続けるんだと思いました。(modelpress編集部)
ある日の1日の流れ
AM9時30分~ 出社
朝礼、プレスルーム清掃
AM10時~
リース業務
PM12時~ ランチ
PM1時~
サンプル返却業務
PM2時~
打ち合わせ
PM3時~
リース業務
PM5時30分~
メールチェック、校正確認、資料作成などのデスクワーク
PM8時~ 帰社
内藤有希(ないとうゆき)プロフィール
ブランド:JOURNAL STANDARD(ジャーナル スタンダード)
職種:プレス
アパレル業界で働き始めた年月:2008年3月~
経歴:販売員2008年3月~、プレス2012年5月~
実際に働いている人の声は?
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