【niko and .../モデルプレス】株式会社アダストリアのファッションブランド「niko and ...(ニコアンド)」プレスアシスタントとして働く入社3年目の五十君彩さん(25)がモデルプレスのインタビューに応じた。
「niko and ...」プレスアシスタントの仕事内容
― 「niko and ...」プレスアシスタントの仕事内容を教えてください。
五十君さん:リース対応、ショールームの管理、撮影の立ち合い、掲載誌面の共有、備品発注、スタイリングのクレジット作成などがあります。
― これまで働いてきてやりがいや苦労したことを教えてください。
五十君さん:リースしたアイテムが掲載につながり、店舗にお問い合わせがきたときや、ショールームがいつもきれいに整頓されていると褒めてもらえたときです。niko and ...を知らなかった友人が私をきっかけにブランドを知り、好きになってくれたときも嬉しい気持ちになります。
また、苦労したことはスタイリストさんや編集さんといった業界の方とのコミュニケーションの仕方がわからず、なかなか意思疎通ができなかったときです。
「niko and ...」プレスアシスタントに抜擢
― なぜプレスアシスタントになったのでしょうか?
五十君さん:2015年夏にniko and ...池袋PARCO店にアルバイト入社、2016年9月niko and ...TOKYOに異動、2017年5月niko and ...プレスアシスタントになりました。プレスアシスタント前までは、ウィメンズ担当販売員として働いていたのですが、TOKYO店で働いていたときに、現在の上司から「プレスに興味はある?」と声をかけていただいたことがきっかけで、プレスアシスタントになりました。
― 声を掛けられたときはどのような心境でしたか?
五十君さん:ビックリしました。プレスは華やかなイメージがあったので、プレスのことをなにも知らないド素人の私でいいのかなと思いました。でも、滅多にないチャンスだなと、何百もある店舗の中から選んでもらえたのは、自分にしかできない何かがあるのかなと思い、そのチャンスを掴むことにしました。
― ここ最近「niko and ...」のブランドプロモーションがすごく目立っているなと思いました。五十君さんも関わっているのでしょうか?
五十君さん:基本的にチーム編成で動いているので、私の上司が担当しているのですが、せっかくの機会なので現在公開中のムービーの撮影現場に同行させていただきました。監督やメイクさんなどプロフェッショナルな方ばかりで、そういった何十人の方が携わって出来上がっていくんだと知り、とても驚きました。完成したムービーやビジュアルを見た時は感動しましたし、周りから褒められた時は、とてもうれしかったです。
― 今後の目標を教えてください。
五十君さん:「ブランドプレス」としてしっかり認めてもらえることです。いずれ一人立ちできるようになったら、また、自分の力でイベントを開催したり、インフルエンサーと関わってniko and ... の認知度を広げていきたいと思っています。
「niko and ...」プレスアシスタントのライフスタイル
― 美容面で気をつけていることを教えてください。
五十君さん:帰宅したらすぐにメイクを落とすことと、保湿を徹底しています。
― 休日はどのように過ごしていますか?
五十君さん:お買い物や友人と食事、ホットヨガに行って運動をしたり、映画鑑賞をしたりしています。
― 普段どのようにファッション情報を取り入れていますか?
五十君さん:他ブランドのプレスの方と話したり、雑誌のスナップや海外の女優・アーティストの方のインスタをチェックしています。
「niko and ...」で働くためには
― 「niko and ...」にはどのような人が相応しいのでしょうか?
五十君さん:ファッションが好きであること、ブランド愛があること、明るく笑顔な人。プレスは業界の方々にこれが流行っていると勧める立場でもあります。ですので、おしゃれに敏感でなかったり、ブランドのことを理解して愛していないと、説得力がでないと思います。あとは、体力があること。私の場合はアシスタントなので、大きな荷物を抱えたり、撮影のときは朝早かったりと想像以上に体力が必要です。
― 書類・面接…と通過できるポイントを教えてください。
五十君さん:相手の目を見て、口角を上げ、ハキハキと話すようにしてください。また、面接の服装はTPOにあっていて、自分の魅力を最大限に引き出せるコーディネートがいいと思います。
夢を叶える秘訣を語る
― 夢を追いかけている女の子に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。
五十君さん:「私にしか出来ない・私だからこそ出来る」という気持ちを持ち、自分を信じること。私もプレスになったとき「私なんかで大丈夫でしょうか?」と聞いていたのですが、上司に「私なんかじゃなくて、五十君だからできると思って誘ったんだよ。だから、声をかけたんだよ」って言われました。店舗から本社勤務になるというときも、店舗の方が接客がうまかったから店舗から出したくないとお話ししてくださっていたようですが、、せっかくのチャンスだから行かせますという話を上司同士でしてくださっていたみたいです。その話を聞いたときに「自分にしか出来ないなにかがあったんだ」と思うようになり、自分に自信がつきました。私は振ってきたチャンスを掴みましたが、もしそうやってなにかを目指している人がいるんだったら、自分に自信を持ってください。見てくれている人は必ずいると思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
ある日の1日の流れ
9:45 出社
10:00 朝礼
11:00 リース対応(ショールームにてスタイリストさんにサンプルの貸し出し)
13:00 昼食
15:00 掲載紙面の校正確認、デザイナーさんからサンプルの受取
16:00 ショールームの整理、備品発注
19:00 退社
五十君彩(いそぎみあや)プロフィール
ブランド:niko and ...(ニコアンド)
職種:プレスアシスタント
アパレル業界で働き始めた年月:2015年8月~
経歴:販売員2015年8月~、プレスアシスタント2017年5月~
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