【ROSE BUD/モデルプレス】アパレルブランド「ROSE BUD(ローズ バッド)」(株式会社ローズバッド)のWEB担当として働く入社9年目の笹岡莉紗さん(28)にインタビューを実施。昨年12月よりブランドのオフィシャルSNSなどWEB周りを担当するようになった彼女だが、週3回はWEB、週2回は販売員(渋谷店)の両方の仕事をこなしている。
― WEB担当と販売のお仕事を両立しているとお聞きしました。
笹岡さん:私が配属になる前まではWEBの部署にいる人たちの中で販売を経験している人がいなかったため、同じ商品を売っているのにWEBと店舗では打ち出し方にズレが生じていました。そこで、店舗の雰囲気も引っ張れる人がいいということになり、私が選ばれました。以前よりバイヤーの部署では、本社と販売の仕事を両立している人がいたのですが、WEB担当でこういう働き方をしているのは私が初めてのようです。
― 本社からお声がかかったということですね。
笹岡さん:たまたま本社に行ったときショップの統括担当からWEBの部署に店舗スタッフを入れるというお話を聞きました。そのとき、今後の仕事の方向性について考えていた時期で、そろそろ内勤がやりたいなと思っていたので、声をかけていただけたときはすぐにやりたいと返事をしました。
― もともとは本部職に憧れがあったわけではなく?
笹岡さん:ROSE BUDに入社したときは、ショップに立ちたいという思いがあったので、いずれ本部に行きたいとは全然考えていませんでした。何年か働いているうちに、バイヤーになりたいと思っていたのですが、今のROSE BUDでは人が足りていて、私自身のやりたいことも徐々に変わっていきました。個人的に写真を撮ることが好きで、店舗専用のInstagramをどんどんアップしていました。そうやって自分の得意分野を活かせるところがあったらいいなとは思っていました。
― 今の時代、SNSを重要視しているブランドが多いですよね。
笹岡さん:以前は、プレスとWEB担当が半々でSNSを更新していました。ROSE BUDでは自社サイトにも力を入れており、Instagramは毎日1回は更新しようとしていましたが、実際は3枚以上とか手軽に更新できるのにできていないのが現状でした。WEBページともリンクしていれば、私たちもやりやすいし、お客様も自社サイトもSNSも見やすくなるのかなと考えています。
― 主にどういう写真を投稿することが多いですか?
笹岡さん:カタログに掲載されている写真や、自分で撮影したもの。物撮りもしくは、トップスとハットとアクセサリーのみのような、簡単なコーディネートも投稿しています。
― SNSを投稿するときのこだわりはありますか?
笹岡さん:最近は、たくさん発注して売っていきたい商品をDBチームと共有してInstagramでも紹介し、連動して露出を増やせるようになってきました。なので、次は写真のクオリティーにこだわっていきたいです。スマホで撮影するより、デジカメで撮影した方がキレイな写真が撮れるので、もっと腕を磨いていきたいです。
― 笹岡さんは具体的にどのような仕事をしているのか教えてください。
笹岡さん:WEB担当は6名いますが、私はROSE BUDのオフィシャルInstagramとTwitterを担当しています。そこにアップする用の写真撮影と、文章を考えているほか、店舗用のInstagramを更新してもらうために店舗スタッフに指示出しをしています。あとは自社サイト内に読み物のコンテンツがあるので、そこの構成も考えています。
― やりがいや苦労したことも教えてください。
笹岡さん:やっぱりSNSを更新してすぐに「いいね」を押してもらえたり、コメントを書いてくれると嬉しいです。あと、WEBサイトにコーディネートコーナーがあり、そこで私が考えたスタッフのコーディネートを紹介しているのですが、全身そのままお買い上げいただけると嬉しいです。
逆に苦労したことは、スピード感をもって、日々何枚も更新しなくてはいけないので、絶えずに写真を撮ってストックしておかなければいけないことです。あとはExcelで資料を作ることも大変です(笑)。
― 笹岡さんは新しいポジションを築き上げていますが、プレッシャーなどは感じなかったのですか?
笹岡さん:突然WEBを担当することになって、求められていることが務まるのか不安でしたが、逆に前例がなかったので、私らしくやっていこうと思っています。
― そもそもなぜROSE BUDで働こうと思ったのでしょうか?
笹岡さん:高校生のとき知り合いのスタイリストさんがすごく可愛くておしゃれなブーツを履いていて、「それってどこで買ったんですか?」と聞いたら「ROSE BUDというお店だよ」と教えていただきました。それが、ROSE BUDを知るきっかけで、初めて店舗に行きました。そのあとアパレル業界で働きたいなと思ってネットで探していたときにROSE BUDの募集を見つけて「あのブーツのお店だ」と思って募集したのがきっかけでした。
そのときは、ほかのブランドと迷っていましたが、ROSE BUDだったら幅広いジャンルのお洋服があるので、年齢を重ねても着こなせるな、長く働けるブランドだなと思って、ROSE BUDを選びました。
― 今後の目標を教えてください。
笹岡さん:まずはSNSのフォロワーを増やすこと。今後はInstagramと店舗での販促を絡めた企画もやっていきたいと考えています。あと、ECサイトでは売り上げが伸びるように、天気によって変動してしまう店舗の売り上げをカバーできるようにしていきたいです。
― ファッションの情報はどのように取り入れることが多いですか?
笹岡さん:やっぱりInstagramをよく見ますね。あとは個人的にPinterestで可愛い画像を日々チェックしたり、雑誌はいろんなジャンルを読むようにしています。例えば、「NYLON」で原宿系の流行りものを見たり、「ViVi」でトレンドをチェックしたり。あとは、「VERY」などの大人雑誌も参考にしています。
― 美容面で気をつけていることはありますか?
笹岡さん:よく寝ることと、なるべく毎日ストレッチをするようにすること。あとは、お腹いっぱいに食べ過ぎないようにと食事面でも気を付けています。特に店舗勤務のときは夜10時まで仕事をしているので、食べる時間を考えたり、腹八分目で抑えるようにしています。
― お休みの日はどのようなことをして過ごしていますか?
笹岡さん:趣味でDJをやっているのでイベントに参加しています。あとは、知り合いがやっているブランドの展示会や美術館のようなギャラリーにも行きます。でも、やっぱり気が合う女友達と新しくできたカフェとかに行くことが1番楽しいです。
― どういう人がROSE BUDに向いていますか?
笹岡さん:おしゃれが好き、ファッションが好きということは大前提ですが、まずは明るくて健康的な人!本部もですが、特に販売だと店長もバイトも関係なく大事なスタッフでその日のポジションが決まっているので、休みの人が出てしまうとその穴を埋めるのが大変になってしまいます。あとは、自分の意見をはっきりと言える人がいいと思います。アパレル業界も時代の流れに合わせてお洋服のテイストも進化しています。だからこそ「こういうのはどうですか?」と新しい意見を言える人が向いていると思います。
― WEB担当に向いているのは?
笹岡さん:やっぱり新しい情報に敏感な人。なおかつファッションが好きだったら大丈夫だと思います。
― 面接など選考を通過できるポイントを教えてください。
笹岡さん:部署によって違いますが、面接では常識の範囲内で個性をアピールできる服装がいいと思います。もちろんROSE BUDのお洋服がいいに越したことはないと思うのですが。あとは、話し方もそうですが、話の聞き方はすごくよく見ていると思います。
― 最後に夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
笹岡さん:例えばですが、ROSE BUDのプレスになりたいと言って、入社する人がいるとします。最初は販売職に配属されるのですが、3ヶ月以内で辞めちゃう人もいます。でもプレスになるには段階を踏まないと到達できない。そうやって諦めないで1日1日与えられた仕事を着実にこなしていって、徐々にステップアップしていけば叶えられると思います。
― ありがとうございました。
SNSという最先端の発信方法でブランドを拡散しているROSE BUDのWEB担当。それにプラスして笹岡さんは販売員を兼任するという新たなポジションを築き上げている。見た目は小柄ですが、テキパキと動いてくれた姿が印象的だった笹岡さん。そして、自分の意見をしっかりと話してくれた彼女はきっと、ROSE BUDのWEBの世界に革新を起こしてくれるだろうと思いました。(modelpress編集部)
AM9時半~ 出社
メール・SNSのチェック、1日のスケジュールチェック
AM11時~
WEBチームミーティング
PM12時~
SNS分析
PM1時~ ランチ
PM2時~
自社サイトの構成作成
PM5時~
自社サイトコーディネートページ用コーデ組み
PM7時半~ 帰社
ブランド:ROSE BUD(ローズ バッド)
職種:WEB担当、販売職
アパレル業界で働き始めた年月:2007年12月~
経歴:販売員2007年12月~、WEB担当2015年12月~
WEB担当と販売員を両立
― WEB担当と販売のお仕事を両立しているとお聞きしました。
笹岡さん:私が配属になる前まではWEBの部署にいる人たちの中で販売を経験している人がいなかったため、同じ商品を売っているのにWEBと店舗では打ち出し方にズレが生じていました。そこで、店舗の雰囲気も引っ張れる人がいいということになり、私が選ばれました。以前よりバイヤーの部署では、本社と販売の仕事を両立している人がいたのですが、WEB担当でこういう働き方をしているのは私が初めてのようです。
― 本社からお声がかかったということですね。
笹岡さん:たまたま本社に行ったときショップの統括担当からWEBの部署に店舗スタッフを入れるというお話を聞きました。そのとき、今後の仕事の方向性について考えていた時期で、そろそろ内勤がやりたいなと思っていたので、声をかけていただけたときはすぐにやりたいと返事をしました。
― もともとは本部職に憧れがあったわけではなく?
笹岡さん:ROSE BUDに入社したときは、ショップに立ちたいという思いがあったので、いずれ本部に行きたいとは全然考えていませんでした。何年か働いているうちに、バイヤーになりたいと思っていたのですが、今のROSE BUDでは人が足りていて、私自身のやりたいことも徐々に変わっていきました。個人的に写真を撮ることが好きで、店舗専用のInstagramをどんどんアップしていました。そうやって自分の得意分野を活かせるところがあったらいいなとは思っていました。
― 今の時代、SNSを重要視しているブランドが多いですよね。
笹岡さん:以前は、プレスとWEB担当が半々でSNSを更新していました。ROSE BUDでは自社サイトにも力を入れており、Instagramは毎日1回は更新しようとしていましたが、実際は3枚以上とか手軽に更新できるのにできていないのが現状でした。WEBページともリンクしていれば、私たちもやりやすいし、お客様も自社サイトもSNSも見やすくなるのかなと考えています。
― 主にどういう写真を投稿することが多いですか?
笹岡さん:カタログに掲載されている写真や、自分で撮影したもの。物撮りもしくは、トップスとハットとアクセサリーのみのような、簡単なコーディネートも投稿しています。
― SNSを投稿するときのこだわりはありますか?
笹岡さん:最近は、たくさん発注して売っていきたい商品をDBチームと共有してInstagramでも紹介し、連動して露出を増やせるようになってきました。なので、次は写真のクオリティーにこだわっていきたいです。スマホで撮影するより、デジカメで撮影した方がキレイな写真が撮れるので、もっと腕を磨いていきたいです。
ROSE BUDのWEB担当の仕事内容
― 笹岡さんは具体的にどのような仕事をしているのか教えてください。
笹岡さん:WEB担当は6名いますが、私はROSE BUDのオフィシャルInstagramとTwitterを担当しています。そこにアップする用の写真撮影と、文章を考えているほか、店舗用のInstagramを更新してもらうために店舗スタッフに指示出しをしています。あとは自社サイト内に読み物のコンテンツがあるので、そこの構成も考えています。
― やりがいや苦労したことも教えてください。
笹岡さん:やっぱりSNSを更新してすぐに「いいね」を押してもらえたり、コメントを書いてくれると嬉しいです。あと、WEBサイトにコーディネートコーナーがあり、そこで私が考えたスタッフのコーディネートを紹介しているのですが、全身そのままお買い上げいただけると嬉しいです。
逆に苦労したことは、スピード感をもって、日々何枚も更新しなくてはいけないので、絶えずに写真を撮ってストックしておかなければいけないことです。あとはExcelで資料を作ることも大変です(笑)。
― 笹岡さんは新しいポジションを築き上げていますが、プレッシャーなどは感じなかったのですか?
笹岡さん:突然WEBを担当することになって、求められていることが務まるのか不安でしたが、逆に前例がなかったので、私らしくやっていこうと思っています。
― そもそもなぜROSE BUDで働こうと思ったのでしょうか?
笹岡さん:高校生のとき知り合いのスタイリストさんがすごく可愛くておしゃれなブーツを履いていて、「それってどこで買ったんですか?」と聞いたら「ROSE BUDというお店だよ」と教えていただきました。それが、ROSE BUDを知るきっかけで、初めて店舗に行きました。そのあとアパレル業界で働きたいなと思ってネットで探していたときにROSE BUDの募集を見つけて「あのブーツのお店だ」と思って募集したのがきっかけでした。
そのときは、ほかのブランドと迷っていましたが、ROSE BUDだったら幅広いジャンルのお洋服があるので、年齢を重ねても着こなせるな、長く働けるブランドだなと思って、ROSE BUDを選びました。
― 今後の目標を教えてください。
笹岡さん:まずはSNSのフォロワーを増やすこと。今後はInstagramと店舗での販促を絡めた企画もやっていきたいと考えています。あと、ECサイトでは売り上げが伸びるように、天気によって変動してしまう店舗の売り上げをカバーできるようにしていきたいです。
ROSE BUDのWEB担当のライフスタイル
― ファッションの情報はどのように取り入れることが多いですか?
笹岡さん:やっぱりInstagramをよく見ますね。あとは個人的にPinterestで可愛い画像を日々チェックしたり、雑誌はいろんなジャンルを読むようにしています。例えば、「NYLON」で原宿系の流行りものを見たり、「ViVi」でトレンドをチェックしたり。あとは、「VERY」などの大人雑誌も参考にしています。
― 美容面で気をつけていることはありますか?
笹岡さん:よく寝ることと、なるべく毎日ストレッチをするようにすること。あとは、お腹いっぱいに食べ過ぎないようにと食事面でも気を付けています。特に店舗勤務のときは夜10時まで仕事をしているので、食べる時間を考えたり、腹八分目で抑えるようにしています。
― お休みの日はどのようなことをして過ごしていますか?
笹岡さん:趣味でDJをやっているのでイベントに参加しています。あとは、知り合いがやっているブランドの展示会や美術館のようなギャラリーにも行きます。でも、やっぱり気が合う女友達と新しくできたカフェとかに行くことが1番楽しいです。
ROSE BUDで働くためには
― どういう人がROSE BUDに向いていますか?
笹岡さん:おしゃれが好き、ファッションが好きということは大前提ですが、まずは明るくて健康的な人!本部もですが、特に販売だと店長もバイトも関係なく大事なスタッフでその日のポジションが決まっているので、休みの人が出てしまうとその穴を埋めるのが大変になってしまいます。あとは、自分の意見をはっきりと言える人がいいと思います。アパレル業界も時代の流れに合わせてお洋服のテイストも進化しています。だからこそ「こういうのはどうですか?」と新しい意見を言える人が向いていると思います。
― WEB担当に向いているのは?
笹岡さん:やっぱり新しい情報に敏感な人。なおかつファッションが好きだったら大丈夫だと思います。
― 面接など選考を通過できるポイントを教えてください。
笹岡さん:部署によって違いますが、面接では常識の範囲内で個性をアピールできる服装がいいと思います。もちろんROSE BUDのお洋服がいいに越したことはないと思うのですが。あとは、話し方もそうですが、話の聞き方はすごくよく見ていると思います。
夢を叶える秘訣を語る
― 最後に夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
笹岡さん:例えばですが、ROSE BUDのプレスになりたいと言って、入社する人がいるとします。最初は販売職に配属されるのですが、3ヶ月以内で辞めちゃう人もいます。でもプレスになるには段階を踏まないと到達できない。そうやって諦めないで1日1日与えられた仕事を着実にこなしていって、徐々にステップアップしていけば叶えられると思います。
― ありがとうございました。
SNSという最先端の発信方法でブランドを拡散しているROSE BUDのWEB担当。それにプラスして笹岡さんは販売員を兼任するという新たなポジションを築き上げている。見た目は小柄ですが、テキパキと動いてくれた姿が印象的だった笹岡さん。そして、自分の意見をしっかりと話してくれた彼女はきっと、ROSE BUDのWEBの世界に革新を起こしてくれるだろうと思いました。(modelpress編集部)
ある日の1日の流れ
AM9時半~ 出社
メール・SNSのチェック、1日のスケジュールチェック
AM11時~
WEBチームミーティング
PM12時~
SNS分析
PM1時~ ランチ
PM2時~
自社サイトの構成作成
PM5時~
自社サイトコーディネートページ用コーデ組み
PM7時半~ 帰社
笹岡莉紗(ささおかりさ)プロフィール
ブランド:ROSE BUD(ローズ バッド)
職種:WEB担当、販売職
アパレル業界で働き始めた年月:2007年12月~
経歴:販売員2007年12月~、WEB担当2015年12月~
実際に働いている人の声は?
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