「サマンサタバサ」プレスに“Webチーム”発足でリーダーに立候補 他業界の前職が活きていることとは モデルプレスインタビュー

「サマンサタバサ」プレスに“Webチーム”発足でリーダーに立候補 他業界の前職が…

【サマンサタバサ/モデルプレス】ファッションブランド「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」(株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド)のプレスとして働く転職して2年目の遠藤由貴さん(29)にインタビューを実施。今年2月にプレスマーケティング部にWebプロモーションチームが発足され、そこでリーダーを任されている遠藤さん。実は他業界からアパレル業界へ転職、現在は前職を活かしてプレスとして活躍しています。インタビューでは彼女が転職した理由や、現在の仕事内容、そして今後について語ってもらいました。
モデルプレスのインタビューに応じた遠藤由貴さん(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた遠藤由貴さん(C)モデルプレス

「サマンサタバサ」プレスの仕事内容



― プレスと言ってもWeb専門なんですよね。

遠藤さん:私が在籍するプレスマーケティング部は、雑誌とCM専門のチームと、イベントを企画・運営や海外を担当するチームの3チームありました。現在は時代の流れもあり、オンラインショップの売り上げもどんどん上がっているので、Webプロモーション周りを担当するチームが今年の2月に発足されました。店舗から本社に来たスタッフや新卒などを含め、今5名おりまして、私はそこでリーダーをやらせてもらっています。

― 具体的な仕事内容も教えてください。

遠藤さん:SNSの運用、Webコンテンツの企画、撮影、実施…とWebが関わるPRの全般を担当しています。あとは、メディアへの情報提供や対応、分析もします。サマンサはいろんなプロジェクトを横断的に行っているので、通常業務にプラスして一人一人様々なプロジェクトに携わっています。お客様に魅力的に商品をお伝えするということの方法の一つにWebがあるだけなので、Webしかわからない…ということはないようにしています。

― この部署が発足して約7ヶ月が経過しましたが、やりがいや苦労したことを教えてください。

遠藤さん:店舗スタッフから「お客様がWebを見てお店に来てくれた」というお話を聞くと嬉しくなります。今の時代、ショッピングに行く前にネット検索をしてから行く方が多いです。「点」で考えないで「線」で考えていくことが大切だと思うので、Webだけ力を入れてもダメで、店舗に足を運んで悩んでネットで購入いただくなど、連動をしなくてはいけません。Webで特集など行った際、店頭とECの両方で売上が上がった時が一番嬉しいです。

逆に苦労したことは…全く異なる業界から来たので、本当に今では恥ずかしいような基本的なことがわからなくて…。バッグ名や特徴を書いたリストを作って毎日覚えたり、まずみんなと同じステージに上がれるようにしました。

他業界から「サマンサタバサ」へ転職



新作をチェック(C)モデルプレス
新作をチェック(C)モデルプレス
― なぜサマンサタバサに入社し、今の部署に所属するようになったのでしょうか?

遠藤さん:以前はインターネットの広告代理店で働いていました。入社して3年間は営業を経験し、その後3年間は会社の広報と新卒採用を兼務させていただいておりました。とても充実していたのですが、B to BのPRだけではなく、一人一人のお客様に向き合ったPRを経験したいと思い、転職を決めました。また、日本発信の会社でこんなに元気で、女性が活躍している勢いのある会社はサマンサ以外ないと思います。私が入社したことで会社を動かせるんじゃないかというワクワク感もありました。あとは選考が進んでいく過程で、人の温かさが感じられたためサマンサに入社しました。

入社後は、ファッション誌の担当チームに属していました。幅広い年齢層やファッション系統の雑誌媒体を担当させていただきました。そのときからWebの課題を感じておりまして、もっともっとサマンサタバサの伝えたいメッセージを世に広めることができるんじゃないかと考えていました。そして、Webのプレスチームが発足することが決まり、上司にやりたい旨を伝えたところ、会社もそういう岐路に立っていたので、チャンスをいただきました。入社して約半年の私にチャンスを与えてもらえたことに、とても感謝しています。

― そんな重要な部署のリーダーということでプレッシャーは感じませんでしたか?

遠藤さん:ありました。でも、それよりもワクワクの方が勝っていました。それに、やらなくちゃいけないことがたくさんあったので、前しか向いていませんでした。

打ち合わせ中(C)モデルプレス
打ち合わせ中(C)モデルプレス
― 前職が活きていると感じることは?

遠藤さん:前職では営業もPRもやっていたので、数字に対する意識があるところかなと。でも、全部だと思います!!前職も、常に挑戦させてもらえる環境だったので、その姿勢も活きているかなと思います。Webマーケティングは日々進化しているので、毎日勉強しないと置いて行かれてしまいます。色々な方とコミュニケーションをとって常にインプットして、それをみんなにアウトプットすることが私のミッションだと思っているので、Webプロモーションの重要性に関して、社内での発信を日々行っています。

― 今後の目標を教えてください。

遠藤さん:「世界に通用するブランドになる」ことを会社として掲げており、それが目標です。それを実現させるためには、Webの力が必要です。現在はアメリカや中国、香港、台湾、韓国、シンガポールにも店舗がありますが、全世界から見てサマンサタバサというブランドが統一した伝わりやすいブランドでなくてはいけません。日本では、一般的に若い方を対象としたイメージをお持ちの方が多いですが、実際は、「甘さ」をキーワードに大人の女性も含めた幅広い年齢層の方にお持ちいただけるデザインが多いです。今後は、お客様のニーズに応えると共に、新しいサマンサタバサの魅力を知っていただくため、より多くの方に商品を身近に感じていただける取り組みに力を入れていきたいです。今後も、お客様がワクワクドキドキするような企画を発信し続けたいと思います。

「サマンサタバサ」プレスのライフスタイル



遠藤由貴さん(C)モデルプレス
遠藤由貴さん(C)モデルプレス
― 美容面で気を付けていることを教えてください。

遠藤さん:ヨガに通っています。最近はヨガイベントに参加することが多く、外ヨガ、海岸でやるヨガ、山でやるヨガなど、プレスのメンバーと休日にリフレッシュしています。

― 休日はどのように過ごすことが多いですか?

遠藤さん:動くことが多いです。歩くことも好きなので、知らない街に出掛けたり、買い物に行ったり、ヨガに行ったり。あらゆるものにインスピレーションを受けてインプットを積み重ねる時間にしています。

― 普段はどのようにファッション情報を取り入れることが多いですか?

遠藤さん:もちろんWeb中心ですが、雑誌なども毎月読みます。Webは毎朝必ずチェックしていて、Instagramなどの各SNSやキュレーション、マーケター向けのニュースサイト、スマートニュースなどなど一通り見ています。一通り見るとトレンドがわかったり、キャッチーな文章の作り方などの勉強にもなります。

夢を叶える秘訣を語る



遠藤由貴さん(C)モデルプレス
遠藤由貴さん(C)モデルプレス
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。

遠藤さん:やりたいことがあるなら、小さなことでもいいので、毎日1つずつ出来ないことを出来るようにすることが大切だと思います。いきなり大きなことを達成する必要はないと思っていて、毎日出来ることを120%の力でやっていったら、自分が思い描いた人生になっていくと思います。あとは、必死に頑張っていたら誰かが必ず見ていてくれます。でも自分に恥じない努力をしないと誰も認めてくれないと思うので、まずは毎日出来ることを一生懸命やっていただきたいです。そこから全てが始まると思います。

― ありがとうございました。

「サマンサタバサ」プレスルームで取材を実施(C)モデルプレス
「サマンサタバサ」プレスルームで取材を実施(C)モデルプレス
大変な仕事も、リーダーというプレッシャーも全く感じていない遠藤さん。むしろそれを含め全てを楽しんでいるように見えた姿が印象的。そして、「ワクワクしかありません」と自信を見せてくれた彼女がリーダーならば、きっと会社の期待に応えられる部署へと成長するだろうと確信しました。(modelpress編集部)

ある日の1日の流れ



「サマンサタバサ」入社2年目の遠藤由貴さん(C)モデルプレス
「サマンサタバサ」入社2年目の遠藤由貴さん(C)モデルプレス
AM9時半~ 出社
全体朝礼、ショールームの掃除・整頓、1日のスケジュールチェック

AM10時半~
プレスマーケティング部の朝礼、SNSスケジュールの確認、市場調査・数値チェック、トレンド情報の共有、メールチェック

AM11時45分~ ランチ

PM1時~
ブランド施策ミーティング

PM2時~
Web特集コンテンツの撮影などディレクション

PM5時~
Webメディア様とお打合せ

PM8時~ 帰社

遠藤由貴(えんどうゆき)プロフィール



遠藤由貴さん(C)モデルプレス
遠藤由貴さん(C)モデルプレス
ブランド:Samantha Thavasa(サマンサタバサ)
職種:プレスマーケティング部 Webプロモーションチーム サブチーフ
アパレル業界で働き始めた年月:2015年7月~
経歴:広告代理店2009年4月~、サマンサタバサ入社雑誌チームプレス2015年7月~、Webチームプレス2016年2月~

実際に働いている人の声は?

Samantha Thavasa

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