「Spick & Span」FMDインタビュー「なにより一緒に働く仲間が大好き」「簡単なことではありません」

「Spick & Span」FMDインタビュー「なにより一緒に働く仲間が大好き」…

【Spick & Span/モデルプレス】株式会社ベイクルーズのアパレルブランド「Spick & Span(スピック&スパン)」のFMD(フィールドマーチャンダイザ―)として働く入社11年目の長村郁香さん(35)がモデルプレスのインタビューに応じた。
モデルプレスのインタビューに応じた長村郁香さん(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた長村郁香さん(C)モデルプレス

「Spick & Span」FMDの仕事内容



新作のお洋服をチェック(C)モデルプレス
新作のお洋服をチェック(C)モデルプレス
― 「Spick & Span」FMDの仕事内容を教えてください。

長村さん:商品企画の打ち合わせや、地域や店舗の特性に合わせた商品投入数の調整、実際に店舗に足を運び店頭陳列の確認、「Spick& Span」の窓口として各テナント先の方との商談や販促計画の立案、人材育成など多岐にわたります。FMDと聞くとわかりにくいかもしれませんが、ほかのブランドでいうエリアマネージャーのような立ち位置です。仕事内容は本当に多岐にわたるのですが、打ち合わせをしていることが多くて。もちろん外部の営業先もあれば、内部の方ともあり、商品企画や、商品の搬入、経理など、ほかの職種よりも幅広いジャンルの方を関わる機会が多いのかもしれません。

現在、FMDは4名いるのですが、31店舗(※3月1日現在)を地域ごとにわけて、担当しています。私も関西4店舗と名古屋2店舗、都内2店舗担当しているため、出張も多いです。

― なぜFMDになったのでしょうか?

長村さん:実は半年前になったばかりなんです。その前は京都、大阪、名古屋で販売を経験して店長を5年ほどやっていたのですが、現場で人をマネージメントすることが好きで、立候補しました。もちろん売り上げ達成も成果に繋がるので、楽しかったのですが、人を育成したり、なにより一緒に働く仲間が大好きで。店長が悩んでいることを助けてあげられるのが、FMDだったので、店長を助けたいと思ったことと、女性はプライベートと仕事の両立が課題だと思うので、自分がロールモデルになって結婚や妊娠しても働きやすい環境を作っていきたいと思ってなりました。

― これまで働いてきて、やりがいや苦労したことを教えてください。

長村さん:やりがいを感じたのは、まだ店長だったときに、店長塾という実践型の研修プログラムに参加させてもらった際、他店の店長をはじめたくさんのパートナー(スタッフ)と関わることができ、そして研修で学んだことを現場で実践していく中で、一人一人の個性を感じながら一緒に働くことができたこと。何より、店長塾の全国大会で発表の機会をいただき、その内容や成果をたくさんの方に聞いていただけたことで店舗パートナーのみんなが自信を持ってくれたと感じたときです。

苦労したことは、たくさんのパートナーのメンタルをサポートする仕方に悩んだときです。モチベーションが上がらない、維持できないことって誰でもあると思うのですが、それを支えてあげることは簡単なことではありません。それでも、パートナー一人ひとりと向き合い、サポートしながら、成長していってほしいと思います。

「Spick & Span」で働き始めたきっかけ



小物をチェック(C)モデルプレス
小物をチェック(C)モデルプレス
― そもそもなぜ「Spick & Span」で働こうと思ったのでしょうか?

長村さん:実は大学卒業後、石垣島に住んでいました。そのとき唯一おしゃれを楽しんでいたツールが大学生のときに登録していたSpick & Spanから届くメールマガジンでした。自分のやりたいことをやりたいなと思っていたときに、販売員募集のメールが届き応募しました。

― 石垣島から東京に?行動力がありますね!

長村さん:京都出身で大学が東京だったのですが、卒業後に石垣島に行って。最初は旅行のつもりだったのですが、そのまま住んじゃえって思って、1年半くらい住んでいました。ファッションが好きで、特に靴が好きで。たまたま石垣島で靴を作っている方が展示会を開催していて、それを見たときに、そろそろ戻って次にやりたいことをやろうと思いました。

― 今後の目標を教えてください。

長村さん:今後は女性の働きやすい職場を目指して、ロールモデルの形成や制度に関わっていける働き方をしていきたいです。販売員をやりながら育児をすることは負担も大きいですし、拘束時間が会社員と違って読むのが難しいと思います。なので、そこを改善できるような環境を作っていきたいです。

「Spick & Span」FMDのライフスタイル



打ち合わせは多いそうです(C)モデルプレス
打ち合わせは多いそうです(C)モデルプレス
― 美容面で気を付けていることを教えてください。

長村さん:睡眠は7時間以上確保するようにしています。寝るのが本当に大好きなんですよね(笑)。あと、毎日のパックや寝る前のストレッチは欠かせません。

― 休日はどのように過ごすことが多いですか?

長村さん:ふらっと旅行に行くことが好きです。土日休みがあれば、島巡りに行ったり(笑)。国内が多いのですが、この前は1泊2日で台湾、日帰りで沖縄に行きました!

― 普段どのようにファッション情報を集めていますか?

長村さん:雑誌、SNS、インテリアをみてまわる、街中の人の観察、映画など、いろんなところから情報を集めることが好きです。「Spick & Span」のお客様の層は幅広いので、自分の好きなことだけでなく、いろんなことに興味を持ち、どんなお客様にも対応できるように日々アンテナをはっています。

「Spick & Span」で働くためには



新作について打ち合わせ中(C)モデルプレス
新作について打ち合わせ中(C)モデルプレス
― どのような人が「Spick & Span」には相応しいですか?

長村さん:ファッションを通じて、お客様が喜んでくださり、笑顔になる物・事を創造することができ、お客様、パートナー、ブランドに関わる人々を喜びを共有し、ハッピーな事が好きな人。そして、向上心がある方です。

― FMDには?

長村さん:まずはスケジュール管理ができる人。自分のことは自分でスケジュール管理することがマストです。あとはいろんな人と関わるので、どんな情報を伝えるべきかセルフコントロールできる人。諦めてしまったら、なにもできなくなる職種なので、セルフコントロールしながら、自分で自分のことをマネージメントできる人が向いていると思います。

― 書類、面接…と審査通過できるポイントを教えてください。

長村さん:仕事を楽しむハッピー感が大事なので、笑顔で受け答えできる方は好印象です。あとは自分の言葉で相手に自分の思いを伝えることができると尚良いです。

― 面接の服装はどのようなものだと好印象ですか?

長村さん:Spick & Spanのブランドコンセプトがベーシックにトレンドを取り入れたミキシングスタイルがポイントなので、このコンセプトを理解して自分なりにオシャレを楽しんで取り入れてくれていると好印象です。あと、身だしなみはチェックしています。清潔感はもちろんなのですが、ネイル・メイクが洋服とあっているかや髪につやがあるかなども見ています(笑)。

夢を叶える秘訣を語る



「Spick & Span」FMDとして働く長村郁香さん(C)モデルプレス
「Spick & Span」FMDとして働く長村郁香さん(C)モデルプレス
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。

長村さん:夢があるだけでもう叶える1歩を踏み出していると思います。あとは、夢を描いたときの気持ちを大事にすることや、その過程も楽しめる瞬間を作ってあげることかなと思います。

長村郁香さん(C)モデルプレス
長村郁香さん(C)モデルプレス
― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

ある日の1日の流れ



「Spick & Span」プレスルームで取材を実施(C)モデルプレス
「Spick & Span」プレスルームで取材を実施(C)モデルプレス
AM9時30分~ 出社
朝礼、掃除

AM10時~
メールチェック、数字チェック、店舗ヒアリング

AM11時~
新店準備・物流打ち合わせ

PM12時~ お昼休憩

PM1時30分~
会議(店舗課)

PM3時~
撮影

PM4時~
戦略会議

PM5時~
資料作成もしくは店舗巡回

PM6時30分~ 退社

長村郁香(おさむらゆか)プロフィール



長村郁香さん(C)モデルプレス
長村郁香さん(C)モデルプレス
ブランド:Spick & Span(スピック&スパン)
職種:FMD(フィールドマーチャンダイザ―)
アパレル業界で働き始めた年月:2006年5月~
経歴:販売員2006年5月~、店長2010年9月~、FMD2016年9月~

実際に働いている人の声は?

Spick and Span

関連記事

この記事の関連ブランド記事

この記事の関連ブランド