【ユナイテッドアローズ/モデルプレス】アパレルブランド「UNITED ARROWS」(株式会社ユナイテッドアローズ)六本木 ウィメンズストアの販売員として働く、増田小百合さんにインタビューを実施。増田さんは、入社8年目のベテラン販売員。アパレル業界と言ったら商品開発やデザイナー、プレス、バイヤーなど、数多くの職種があるが、それでも増田さんは「ずっと販売員として仕事をしていきたいんです」と話し、「ユナイテッドアローズが好きだから」と熱弁してくれました。それほど、ユナイテッドアローズの販売員に彼女が誇りと魅力を感じている理由とは…。
― まずは、ユナイテッドアローズ販売員はどのようなお仕事内容なのか教えてください。
増田さん:メインは店頭での接客です。ほかにも、掃除・商品のストックや検品・品出しなどお客様を店頭でお出迎えするための準備業務があります。ユナイテッドアローズでは、シフト制でセールスパーソンがバックヤードでの作業に終始する日もあります。これもお客様満足に繋がることなので、大事なお仕事です。
― ユナイテッドアローズは全国に店舗展開されていますが、異動はあるのでしょうか?
増田さん:店舗間での異動はあります。期間は人ぞれぞれですが、約3年に1度、早い人だと1年で異動するスタッフもいます。店舗によって異なる環境で、違うお客様に対して接客することで、自身の販売スキルを磨くことができます。その他、社内の他事業へ異動要望を出すことができる仕組みもあります。
― 店舗によってお店の雰囲気が違うと思うのですが、増田さんが働く六本木 ウィメンズストアはどのようなお店でしょうか?
増田さん:地域とお客様に合わせたMDを組んでいることから、仕入れ商品の比率が高く、高額品も多いのが特徴です。また、グランドハイアット東京も近いことから、世界中からお客様が集まるので刺激に満ち溢れています。
― 増田さんがアパレル業界で働こうと思ったきっかけ、数あるブランドの中でユナイテッドアローズを選んだきっかけを教えてください。
増田さん:祖母が洋服作りの先生をやっていて、小さい頃からお洋服が身近な存在でした。おしゃれをすることが大好きで、そんな純粋な気持ちからがきっかけです。ユナイテッドアローズでは元々よく買い物をしていて、オレンジの看板に憧れをもっていたので選びました。
― ユナイテッドアローズの販売員をやっていて、やりがいや苦労したことを教えてください。
増田さん:お客様に「あなたに接客してもらえてよかった」という言葉をいただいたときは、非常にやりがいを感じます。苦労したことは特になくて…、思い出せないんですよね。多分、大変なこともあったんですけど、楽しいことの方が多くて。ユナイテッドアローズはスタッフもお客様もとにかく“ヒト”が素晴らしいので、それも理由かもしれません。ユナイテッドアローズは長くお付き合いしている顧客様が多いので、1~2年目は顧客様との関係作りで苦労していたかもしれません。
― 今後の目標を教えてください。
増田さん:将来もしニューヨークにお店ができたら、そこで働きたいです!元々海外に行きたいという夢があって、ニューヨークもすごく好きで。英語も勉強しているんですよ!日本と台湾だけでなく、より多くのお客様にユナイテッドアローズの商品をご紹介したいという想いがあります。
― 約8年間販売員をやっているそうですが、ほかの職種をやりたいという願望はなかったのでしょうか?
増田さん:服飾の学校に行っていたので、商品部のデザイナーを目指していたのですが、ユナイテッドアローズでは入社後すぐにデザイナーにはなれないので、販売職からスタートしました。お客様のことをわかっていないと服作りはできないですからね。ただ、仕事をしていくうちに、販売の仕事がとても楽しく、やりがいを感じたので、ずっと販売職を続けていきたいという気持ちが強くなりました。
― 8年間も販売員を続けられた秘訣はあるのでしょうか?
増田さん:ユナイテッドアローズが好き、おしゃれが好きという純粋な気持ちがあるからだと思います。ほかのブランドだったら、もしかしたら続けていないかもしれないって思うくらい、ユナイテッドアローズが大好きです。
― 好きって気持ちが大切なんですね。
増田さん:そうですね。そしてこれまでを振り返って自分が販売職に向いていたんだと感じています。話すことが好きだったり、人が好きだったり、洋服が好きだったり、お客様に提案することが好きだったり。多くの出会いもあるので、それもまた楽しいんですよ!
― 販売職は立ち仕事で大変そうなイメージを持っている人も多いと思います。足のむくみケアなどはどのようにやっていますか?
増田さん:ほとんどなにもしていません(笑)。通勤時にペタンコの靴を履くぐらいで、寝れば大丈夫!休日はしっかり休むのでオンとオフの切り替えができればいいのかなと思います。
― 美容面で気をつけていることは?
増田さん:よく食べて、よく寝ること(笑)。
― そうなんですね!では、休日の過ごし方を教えてください。
増田さん:ショッピングに行きます!あとは友人と会ってゆっくり過ごすことが多いです。
― ファッション情報源はどうしていますか?
増田さん:身近な情報源は雑誌や本です。お客様に近い目線で情報を知ることができるので、休日には本屋さんについつい長居してしまうこともあります。繊研新聞を読んで、アパレル業界の最新情報も身に付けるようにしています。
― ユナイテッドアローズにはどのような人材が相応しいと思いますか?
増田さん:ユナイテッドアローズの理念をに共感できて、同じ目標に向かって一緒に歩んでいける方が相応しいと思います。
― 面接ではどのような服装だと好印象ですか?
増田さん:清潔感と自分らしさのある服装が好印象だと思います。
― 増田さんが働く六本木 ウィメンズストアはどのような方が適していると思いますか?
増田さん:六本木ヒルズはファッションだけでなく、映画や美術館、レストランにホテルと様々なコンテンツが充実している分、お客様が体験するサービスやホスピタリティの幅が広く、質も高いので、販売員にとってやりがいがあるお店です。そのため知的好奇心の旺盛な方が適しているのかもしれません。
― 書類・面接…と選考を通過できるポイントはなんだと思いますか?
増田さん:笑顔と明るさ、積極性が大切だと思います。あとはお洋服が好きで、ユナイテッドアローズが大好きな方でしょうか。
― 最後に夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
増田さん:やりたいことを明確にして、それを実行、努力すること。夢がないという方も中にはいらっしゃいますが、私は夢は興味をもったことと向き合うなかで見つけるものだと思います。
― ありがとうございました。
「ユナイテッドアローズが好き」―――増田さんがインタビュー中に何度も何度も口にした言葉。社会人8年目はごく一般的に訪れることかもしれないけれど、8年間同じブランドの販売職として活躍し続けるのはそう簡単にはできないはず。“好き”という純粋な気持ちがあれば、どんな仕事でも長く続けられるんだなと、改めて気がつけた取材でした。(modelpress編集部)
AM10時~ 出社
朝礼、掃除、商品の品出し
AM11時~ お店がオープン
バックルームでの作業日以外は、接客メイン
休憩 ~ランチタイム~
PM9時~ クローズ
閉め作業として、レジ締め、掃除、商品整理
ブランド:UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)
職種:販売職
店舗:六本木 ウィメンズストア
アパレル業界で働き始めた年月:2009年4月~
ユナイテッドアローズでの経歴:
2009年~新宿店、2011年~有楽町店、2016年~
六本木 ウィメンズストア
ユナイテッドアローズ販売員の仕事内容
― まずは、ユナイテッドアローズ販売員はどのようなお仕事内容なのか教えてください。
増田さん:メインは店頭での接客です。ほかにも、掃除・商品のストックや検品・品出しなどお客様を店頭でお出迎えするための準備業務があります。ユナイテッドアローズでは、シフト制でセールスパーソンがバックヤードでの作業に終始する日もあります。これもお客様満足に繋がることなので、大事なお仕事です。
― ユナイテッドアローズは全国に店舗展開されていますが、異動はあるのでしょうか?
増田さん:店舗間での異動はあります。期間は人ぞれぞれですが、約3年に1度、早い人だと1年で異動するスタッフもいます。店舗によって異なる環境で、違うお客様に対して接客することで、自身の販売スキルを磨くことができます。その他、社内の他事業へ異動要望を出すことができる仕組みもあります。
― 店舗によってお店の雰囲気が違うと思うのですが、増田さんが働く六本木 ウィメンズストアはどのようなお店でしょうか?
増田さん:地域とお客様に合わせたMDを組んでいることから、仕入れ商品の比率が高く、高額品も多いのが特徴です。また、グランドハイアット東京も近いことから、世界中からお客様が集まるので刺激に満ち溢れています。
増田さんがユナイテッドアローズで販売職を続ける理由
― 増田さんがアパレル業界で働こうと思ったきっかけ、数あるブランドの中でユナイテッドアローズを選んだきっかけを教えてください。
増田さん:祖母が洋服作りの先生をやっていて、小さい頃からお洋服が身近な存在でした。おしゃれをすることが大好きで、そんな純粋な気持ちからがきっかけです。ユナイテッドアローズでは元々よく買い物をしていて、オレンジの看板に憧れをもっていたので選びました。
― ユナイテッドアローズの販売員をやっていて、やりがいや苦労したことを教えてください。
増田さん:お客様に「あなたに接客してもらえてよかった」という言葉をいただいたときは、非常にやりがいを感じます。苦労したことは特になくて…、思い出せないんですよね。多分、大変なこともあったんですけど、楽しいことの方が多くて。ユナイテッドアローズはスタッフもお客様もとにかく“ヒト”が素晴らしいので、それも理由かもしれません。ユナイテッドアローズは長くお付き合いしている顧客様が多いので、1~2年目は顧客様との関係作りで苦労していたかもしれません。
― 今後の目標を教えてください。
増田さん:将来もしニューヨークにお店ができたら、そこで働きたいです!元々海外に行きたいという夢があって、ニューヨークもすごく好きで。英語も勉強しているんですよ!日本と台湾だけでなく、より多くのお客様にユナイテッドアローズの商品をご紹介したいという想いがあります。
― 約8年間販売員をやっているそうですが、ほかの職種をやりたいという願望はなかったのでしょうか?
増田さん:服飾の学校に行っていたので、商品部のデザイナーを目指していたのですが、ユナイテッドアローズでは入社後すぐにデザイナーにはなれないので、販売職からスタートしました。お客様のことをわかっていないと服作りはできないですからね。ただ、仕事をしていくうちに、販売の仕事がとても楽しく、やりがいを感じたので、ずっと販売職を続けていきたいという気持ちが強くなりました。
― 8年間も販売員を続けられた秘訣はあるのでしょうか?
増田さん:ユナイテッドアローズが好き、おしゃれが好きという純粋な気持ちがあるからだと思います。ほかのブランドだったら、もしかしたら続けていないかもしれないって思うくらい、ユナイテッドアローズが大好きです。
― 好きって気持ちが大切なんですね。
増田さん:そうですね。そしてこれまでを振り返って自分が販売職に向いていたんだと感じています。話すことが好きだったり、人が好きだったり、洋服が好きだったり、お客様に提案することが好きだったり。多くの出会いもあるので、それもまた楽しいんですよ!
ユナイテッドアローズ店員のライフスタイルに迫る
― 販売職は立ち仕事で大変そうなイメージを持っている人も多いと思います。足のむくみケアなどはどのようにやっていますか?
増田さん:ほとんどなにもしていません(笑)。通勤時にペタンコの靴を履くぐらいで、寝れば大丈夫!休日はしっかり休むのでオンとオフの切り替えができればいいのかなと思います。
― 美容面で気をつけていることは?
増田さん:よく食べて、よく寝ること(笑)。
― そうなんですね!では、休日の過ごし方を教えてください。
増田さん:ショッピングに行きます!あとは友人と会ってゆっくり過ごすことが多いです。
― ファッション情報源はどうしていますか?
増田さん:身近な情報源は雑誌や本です。お客様に近い目線で情報を知ることができるので、休日には本屋さんについつい長居してしまうこともあります。繊研新聞を読んで、アパレル業界の最新情報も身に付けるようにしています。
ユナイテッドアローズで働くためには
― ユナイテッドアローズにはどのような人材が相応しいと思いますか?
増田さん:ユナイテッドアローズの理念をに共感できて、同じ目標に向かって一緒に歩んでいける方が相応しいと思います。
― 面接ではどのような服装だと好印象ですか?
増田さん:清潔感と自分らしさのある服装が好印象だと思います。
― 増田さんが働く六本木 ウィメンズストアはどのような方が適していると思いますか?
増田さん:六本木ヒルズはファッションだけでなく、映画や美術館、レストランにホテルと様々なコンテンツが充実している分、お客様が体験するサービスやホスピタリティの幅が広く、質も高いので、販売員にとってやりがいがあるお店です。そのため知的好奇心の旺盛な方が適しているのかもしれません。
― 書類・面接…と選考を通過できるポイントはなんだと思いますか?
増田さん:笑顔と明るさ、積極性が大切だと思います。あとはお洋服が好きで、ユナイテッドアローズが大好きな方でしょうか。
夢を叶える秘訣を語る
― 最後に夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
増田さん:やりたいことを明確にして、それを実行、努力すること。夢がないという方も中にはいらっしゃいますが、私は夢は興味をもったことと向き合うなかで見つけるものだと思います。
― ありがとうございました。
「ユナイテッドアローズが好き」―――増田さんがインタビュー中に何度も何度も口にした言葉。社会人8年目はごく一般的に訪れることかもしれないけれど、8年間同じブランドの販売職として活躍し続けるのはそう簡単にはできないはず。“好き”という純粋な気持ちがあれば、どんな仕事でも長く続けられるんだなと、改めて気がつけた取材でした。(modelpress編集部)
1日の流れ
AM10時~ 出社
朝礼、掃除、商品の品出し
AM11時~ お店がオープン
バックルームでの作業日以外は、接客メイン
休憩 ~ランチタイム~
PM9時~ クローズ
閉め作業として、レジ締め、掃除、商品整理
増田 小百合(ますだ さゆり)さんプロフィール
ブランド:UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)
職種:販売職
店舗:六本木 ウィメンズストア
アパレル業界で働き始めた年月:2009年4月~
ユナイテッドアローズでの経歴:
2009年~新宿店、2011年~有楽町店、2016年~
六本木 ウィメンズストア
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