【X-girl/モデルプレス】株式会社ビーズインターナショナルのアパレルブランド「X-girl(エックスガール)」のプレスとして働く入社4年目の久藤藍子さん(32)にインタビューを実施。「好きなブランドのプレスになる」ということにこだわり、転職、見事成功したという久藤さん。その彼女の夢を叶えるまでの道のりを聞いてきました!
― プレスになりたくて入社したそうですね。
久藤さん:はい。アパレル業界では10年以上働いていて、前職でも販売員を経て、プレスとして働いていましたが、X-girlのプレスになりたくて。プレスをやるなら絶対に自分の好きなブランドがいいとこだわっていました。
― なぜそこまでプレスになりたかったのでしょうか?
久藤さん:アパレル業界で働きたいと思ったきっかけが、20歳の時から2年半ほど海外に住んでいて、そのときにすごく小さなショップでアルバイトをしていました。デザイナーの仕事を間近で見るうちに、デザイナーさんが作ったお洋服を世の中に広めることに興味を持ち始めました。
― そして転職を?
久藤さん:海外に住んでいたときからX-girlを着ているほど、思い入れのあるブランドでした。最初はファッション系統が違うブランドで働いていたのですが、PRの仕事をするなら自分が好きなブランドがいいとずっと思っていました。
それに、X-girlは海外発祥でカルチャーも広げているブランドなので、自分が海外生活していた経験が活かせると思ったからです。
― そこまでなぜX-girlに惹かれるんでしょうか?
久藤さん:ファッションと言ってもただのお洋服だけでなく、そこに紐づく歴史とか、例えば音楽から出来上がったファッションなど、そういうことが自分の中でもすごく大事な部分で、それを日本のレディースブランドで再現しているのがX-girlです。元々音楽から始めているブランドなので、今もコラボレーションや海外のアーティストとの取り組みをしていたり、特にストリートのジャンルでカルチャーを発掘しようとしています。それに、歴史が今年で22年目になるんですけど、こんなに長く続いているブランドはほかにないなと思っています。
― X-girlプレスの仕事内容を教えてください。
久藤さん:カタログやポスターなどの広告物の作成と企画出し、予算の管理があります。あとは、シーズン毎にある展示会、日々の業務としてリース対応があります。X-girlではSNSの更新もプレスが担当するので、業務は多岐に渡ります。
― これまで働いてきた中でのやりがいや苦労したことを教えてください。
久藤さん:X-girlはファッション以外にも、音楽などのカルチャー周りのコンテンツがすごく多くて、そういった取材や、発祥地・アメリカへの打ち合わせや撮影があります。そこでは、現地の生の声を吸い上げて、日本で発信できることはやりがいを感じています。
逆に大変だったことは、午前3時スタートの朝早い撮影もあるので、ハードだなと感じます。それ以外は苦に感じていることはありませんが、カタログのビジュアルを作るときは、デザイナーが作ったものをどう表現すればいいのか悩みますね。出来上がって見せるまではもう緊張です!
― 今後の目標を教えてください。
久藤さん:この秋からX-girlがリブランディングでモードな要素を取り入れ、イメージをガラッと変える予定です。ブランドとして新しい試みなので、それをいかに広げていくかは今後の課題として、時間をかけて考えていこうと思っています。
― 美容面で気をつけていることはありますか?
久藤さん:ジムやヨガに2日に1回くらいのペースで通っています。あとは、乾燥肌なのでパックを毎日30分くらいやって保湿を十分とっています。
― 休日はどのように過ごしてリフレッシュしていますか?
久藤さん:年間で100本くらい映画を観ているので、映画を観ることです。実はビーズインターナショナルには映画部門があって、映画の宣伝もやっているんですよ。なので、幅広いジャンルの映画を観ています。
― 普段ファッションを参考にしている人は?
久藤さん:Instagramで海外のブロガーさんやモデルさんをよくチェックしています。特に私はクロエ・セヴィニーが好きなので、彼女のファッションスナップは欠かさず見ています。
― X-girlにはどのような人が相応しいと思いますか?
久藤さん:X-girlは歴史あるブランドです。ファッション以外にも、音楽やストリートといったカルチャーなどにも興味がある人はやりがいに繋がると思います。
プレスは人と話す仕事なので、人が好きということは大前提。人と話すことが苦じゃなければ誰でも向いていると思います。
― 書類、面接…と選考があると思いますが、通過できるポイントを教えてください。
久藤さん:ファッションにプラスして、自分の好きなことがあるといいと思います。例えば、音楽が好きとか、スポーツが好きとか、そういう好きなことを、どういう風に仕事で活かしていけるのかをアピールできると、ただファッションが好きという人より魅力を感じます。
― 面接ではどういう服装だと好印象ですか?
久藤さん:必ずX-girlを着て来てというわけではないのですが、ブランドのジャンルを理解している服装がいいと思います。
― ビーズインターナショナルでは、販売から本部職へといった異動はあるんですか?
久藤さん:もちろん、あります!プレス以外にも、営業やEC、店舗マネージャーは販売出身の方が多いです。
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
久藤さん:やりたいと思ったことは、声に出して周りに伝えること。そうすれば自分も発言した以上は頑張らなくちゃいけないし、あとは周囲が手助けしてくれたり、アドバイスしてくれたりすると思います。人が人を繋げてくれるので、まずは思ったことをどんどん声に出していってください。
― ありがとうございました。
昔から憧れていた歴史あるブランドのプレスになれた久藤さん。「X-girlを立ち上げるときに携わっていた方たちに憧れていたので『いつかは!』と思っていました。そして、念願のプレスになれたんです」と熱い想いをぶつけてくれました。そんな彼女にプレスを任せれば、ブランドの歴史が途切れることなく、これからも未来へと繋がっていくのだろう。(modelpress編集部)
AM9時30分~ 出社
プレスルームの整頓、1日のスケジュールチェック
AM10時~
メールチェック、リース対応
PM0時~ ランチ
PM1時~
展示会用のルック撮影
PM4時~
タイアップの校正確認やプレスリリース作成などの事務作業
PM6時30分~ 帰社
ブランド:X-girl(エックスガール)
職種:プレス
アパレル業界で働き始めた年月:2006年4月~
経歴:他ブランド販売員2006年4月~、他ブランドプレス2012年6月~、X-girlプレス2013年1月~
X-girlプレスになりたかった理由
― プレスになりたくて入社したそうですね。
久藤さん:はい。アパレル業界では10年以上働いていて、前職でも販売員を経て、プレスとして働いていましたが、X-girlのプレスになりたくて。プレスをやるなら絶対に自分の好きなブランドがいいとこだわっていました。
― なぜそこまでプレスになりたかったのでしょうか?
久藤さん:アパレル業界で働きたいと思ったきっかけが、20歳の時から2年半ほど海外に住んでいて、そのときにすごく小さなショップでアルバイトをしていました。デザイナーの仕事を間近で見るうちに、デザイナーさんが作ったお洋服を世の中に広めることに興味を持ち始めました。
― そして転職を?
久藤さん:海外に住んでいたときからX-girlを着ているほど、思い入れのあるブランドでした。最初はファッション系統が違うブランドで働いていたのですが、PRの仕事をするなら自分が好きなブランドがいいとずっと思っていました。
それに、X-girlは海外発祥でカルチャーも広げているブランドなので、自分が海外生活していた経験が活かせると思ったからです。
― そこまでなぜX-girlに惹かれるんでしょうか?
久藤さん:ファッションと言ってもただのお洋服だけでなく、そこに紐づく歴史とか、例えば音楽から出来上がったファッションなど、そういうことが自分の中でもすごく大事な部分で、それを日本のレディースブランドで再現しているのがX-girlです。元々音楽から始めているブランドなので、今もコラボレーションや海外のアーティストとの取り組みをしていたり、特にストリートのジャンルでカルチャーを発掘しようとしています。それに、歴史が今年で22年目になるんですけど、こんなに長く続いているブランドはほかにないなと思っています。
X-girlプレスの仕事内容
― X-girlプレスの仕事内容を教えてください。
久藤さん:カタログやポスターなどの広告物の作成と企画出し、予算の管理があります。あとは、シーズン毎にある展示会、日々の業務としてリース対応があります。X-girlではSNSの更新もプレスが担当するので、業務は多岐に渡ります。
― これまで働いてきた中でのやりがいや苦労したことを教えてください。
久藤さん:X-girlはファッション以外にも、音楽などのカルチャー周りのコンテンツがすごく多くて、そういった取材や、発祥地・アメリカへの打ち合わせや撮影があります。そこでは、現地の生の声を吸い上げて、日本で発信できることはやりがいを感じています。
逆に大変だったことは、午前3時スタートの朝早い撮影もあるので、ハードだなと感じます。それ以外は苦に感じていることはありませんが、カタログのビジュアルを作るときは、デザイナーが作ったものをどう表現すればいいのか悩みますね。出来上がって見せるまではもう緊張です!
― 今後の目標を教えてください。
久藤さん:この秋からX-girlがリブランディングでモードな要素を取り入れ、イメージをガラッと変える予定です。ブランドとして新しい試みなので、それをいかに広げていくかは今後の課題として、時間をかけて考えていこうと思っています。
X-girlプレスのライフスタイル
― 美容面で気をつけていることはありますか?
久藤さん:ジムやヨガに2日に1回くらいのペースで通っています。あとは、乾燥肌なのでパックを毎日30分くらいやって保湿を十分とっています。
― 休日はどのように過ごしてリフレッシュしていますか?
久藤さん:年間で100本くらい映画を観ているので、映画を観ることです。実はビーズインターナショナルには映画部門があって、映画の宣伝もやっているんですよ。なので、幅広いジャンルの映画を観ています。
― 普段ファッションを参考にしている人は?
久藤さん:Instagramで海外のブロガーさんやモデルさんをよくチェックしています。特に私はクロエ・セヴィニーが好きなので、彼女のファッションスナップは欠かさず見ています。
X-girlで働くためには
― X-girlにはどのような人が相応しいと思いますか?
久藤さん:X-girlは歴史あるブランドです。ファッション以外にも、音楽やストリートといったカルチャーなどにも興味がある人はやりがいに繋がると思います。
プレスは人と話す仕事なので、人が好きということは大前提。人と話すことが苦じゃなければ誰でも向いていると思います。
― 書類、面接…と選考があると思いますが、通過できるポイントを教えてください。
久藤さん:ファッションにプラスして、自分の好きなことがあるといいと思います。例えば、音楽が好きとか、スポーツが好きとか、そういう好きなことを、どういう風に仕事で活かしていけるのかをアピールできると、ただファッションが好きという人より魅力を感じます。
― 面接ではどういう服装だと好印象ですか?
久藤さん:必ずX-girlを着て来てというわけではないのですが、ブランドのジャンルを理解している服装がいいと思います。
― ビーズインターナショナルでは、販売から本部職へといった異動はあるんですか?
久藤さん:もちろん、あります!プレス以外にも、営業やEC、店舗マネージャーは販売出身の方が多いです。
夢を叶える秘訣を語る
― 夢を追いかけている女の子に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
久藤さん:やりたいと思ったことは、声に出して周りに伝えること。そうすれば自分も発言した以上は頑張らなくちゃいけないし、あとは周囲が手助けしてくれたり、アドバイスしてくれたりすると思います。人が人を繋げてくれるので、まずは思ったことをどんどん声に出していってください。
― ありがとうございました。
昔から憧れていた歴史あるブランドのプレスになれた久藤さん。「X-girlを立ち上げるときに携わっていた方たちに憧れていたので『いつかは!』と思っていました。そして、念願のプレスになれたんです」と熱い想いをぶつけてくれました。そんな彼女にプレスを任せれば、ブランドの歴史が途切れることなく、これからも未来へと繋がっていくのだろう。(modelpress編集部)
ある日の1日の流れ
AM9時30分~ 出社
プレスルームの整頓、1日のスケジュールチェック
AM10時~
メールチェック、リース対応
PM0時~ ランチ
PM1時~
展示会用のルック撮影
PM4時~
タイアップの校正確認やプレスリリース作成などの事務作業
PM6時30分~ 帰社
久藤藍子(くどうあいこ)プロフィール
ブランド:X-girl(エックスガール)
職種:プレス
アパレル業界で働き始めた年月:2006年4月~
経歴:他ブランド販売員2006年4月~、他ブランドプレス2012年6月~、X-girlプレス2013年1月~
実際に働いている人の声は?
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