唇の乾燥に悩みを抱えているという女性は、少なくありません。そして、唇の乾燥に対する効果的な対策も、あまり知られていないようです。そこで、本稿では、「唇のカサカサに効果的な対策」について、ご紹介していきます。まずは、「唇がカサカサになる原因」について、確認していきます。次に、「唇のカサカサを悪化させやすいNG習慣」について、ご紹介していきます。そして、「唇のカサカサを防ぐための対策」について、ご紹介していきます。
唇がカサカサになる原因
なぜ、唇は、カサカサになってしまうのでしょうか。まずは、「唇がカサカサになる原因」について、主な原因を3つご紹介していきます。
<水分不足による乾燥>
唇がカサカサになる原因の1つ目は、「水分不足による乾燥」です。湿度が低い環境では、唇から水分が奪われやすくなります。たとえば、冬の季節やエアコンの効いた室内などを挙げることができるでしょう。加えて、十分に水分補給ができていないなど、体内の水分が不足していることが、原因となっている場合も少なくないようです。
<摩擦による刺激>
唇がカサカサになる原因の2つ目は、「摩擦による刺激」です。唇は、バリアの機能が弱いため、摩擦による刺激を受けてしまいやすくなっています。唇のバリアの機能が弱くなっていることは、角層の薄さが、主な原因となっているようです。ちなみに、角層とは、肌のもっとも外側にある部分であり、バリアの機能や保湿の機能などの役割を持っています。
<紫外線によるダメージ>
唇がカサカサになる原因の3つ目は、「紫外線によるダメージ」です。唇は、紫外線によるダメージによって、カサカサになってしまうこともあります。これは、紫外線によるダメージによって、皮膚が、炎症を起こすことがあるからです。このような場合には、赤みや乾燥などの症状が出やすいでしょう。
唇のカサカサを悪化させやすいNG習慣
唇のカサカサを悪化させやすい習慣には、どのようなものがあるのでしょうか。それでは、「唇のカサカサを悪化させやすいNG習慣」について、主な習慣を4つご紹介していきます。
<唇をなめる・唇をかむ>
唇のカサカサを悪化させやすいNG習慣の1つ目は、「唇をなめる・唇をかむ」ことです。唇をなめると、水分が蒸発して、乾燥が悪化しやすくなります。また、唇の皮をむいたり、唇を触ったりすることも、好ましくないといわれています。加えて、唇をかむと、刺激による乾燥を招いてしまう恐れがあります。
<保湿をせずに口紅を塗る>
唇のカサカサを悪化させやすいNG習慣の2つ目は、「保湿をせずに口紅を塗る」ことです。直接、唇に口紅を塗ると、乾燥しやすくなってしまいます。下地を塗ったほうが、仕上がりが美しくなるでしょう。つまり、唇に下地を塗って、保湿をしてから、口紅を塗ったほうがよいということです。下地としては、リップクリームなどを使うようにするとよいでしょう。
<食後に唇の汚れを放置する>
唇のカサカサを悪化させやすいNG習慣の3つ目は、「食後に唇の汚れを放置する」ことです。食後には、唇についてしまった汚れをやさしくふき取るようにしましょう。塩分や糖分などは、唇の乾燥につながってしまうことがあります。汚れを落とした後には、リップクリームなどで保湿をすると唇の潤いを保ちやすいでしょう。
<クレンジングの際に唇を強くこする>
唇のカサカサを悪化させやすいNG習慣の4つ目は、「クレンジングの際に唇を強くこする」ことです。唇を強くこすると、唇に刺激を与えてしまうことになるため、唇を強くこすることは、避けるようにしましょう。また、メイクの成分が、唇に残ったままにならないように注意することが必要です。クレンジングを唇になじませて、少し時間がたってから、洗い流すようにするとよいでしょう。
唇のカサカサを防ぐための対策
唇のカサカサを防ぐためには、どのような対策をすればよいのでしょうか。それでは、「唇のカサカサを防ぐための対策」について、主な対策を4つご紹介していきます。
<生活習慣を見直す>
唇のカサカサを防ぐための対策の1つ目は、「生活習慣を見直す」ことです。栄養バランスの良い食生活を、心がけるようにしましょう。菓子類やファーストフードについては、食べ過ぎないようにしましょう。過度の飲酒についても、控えるようにしましょう。また、質の高い睡眠を確保するようにしましょう。毎日、同じ時間に起床して、生活のリズムを整えましょう。睡眠前の喫煙、飲酒、カフェインの摂取についても、避けたほうがよいでしょう。
<パックで保湿をする>
唇のカサカサを防ぐための対策の2つ目は、「パックで保湿をする」ことです。パックによる保湿は、入浴後の肌が潤っているタイミングに行うと効果的でしょう。昨今では、唇用のパックも、多く出回るようになっています。なお、市販のリップクリームを用いて、パックをすることも可能です。リップクリームを用いて、パックをする際には、まず、唇にリップクリームをやや多めに塗ります。次に、ラップを用いて唇を覆い、そのまま5分間ほど待ちます。その後、ラップを唇からはがします。
<色つきのリップクリームを使う>
唇のカサカサを防ぐための対策の3つ目は、「色つきのリップクリームを使う」ことです。口紅には、顔料が含まれているため、肌荒れが生じてしまう場合もあります。口紅の代わりに色つきのリップクリームを使用すれば、唇を保湿しながら、メイクの効果を得ることもできるでしょう。色つきのリップクリームは、口紅よりも付け心地が軽く、保湿力も高くなっています。したがって、色つきのリップクリームは、乾燥しやすい季節には、便利であるといえるでしょう。また、化粧直しをする時の手間も省くことができるでしょう。
<紫外線対策をする>
唇のカサカサを防ぐための対策の4つ目は、「紫外線対策をする」ことです。顔用の紫外線対策グッズを、使うようにするとよいでしょう。たとえば、日傘、帽子、マスクなどを挙げることができるでしょう。なお、UVカットの効果を期待することができるリップクリームを使用するという方法も考えられるでしょう。
簡単にできそうなことから始める
いかがでしたでしょうか?ここまでご紹介させていただいたように、唇の乾燥には、様々な原因があります。唇の乾燥の原因となってしまう可能性があるということを知らなかったというようなものについても、ご紹介させていただけたのではないでしょうか。唇の乾燥に悩みを抱えていらっしゃる女性は、本稿でご紹介させていただいた内容を参考にして、簡単に取り除くことができそうな原因を取り除くことから、唇の乾燥を防ぐための対策を始められてみてはいかがでしょうか。(modelpress編集部)
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