髪へのダメージを防ぐタオル・ドライの方法とは？アパレル女子にもお勧め

2019.11.11 19:00

皆様は、タオル・ドライを行っているでしょうか。正しくタオル・ドライを行えば、髪へのダメージを簡単に防ぐことができます。しかしながら、タオル・ドライの大切さや正しいタオル・ドライの方法については、あまり認識されていないというのが現状であるようです。そこで、本稿では、「タオル・ドライ」について、ご紹介していきます。まずは、「タオル・ドライの基礎知識」について、確認していきます。次に、「髪に優しいタオル・ドライの方法」について、ご紹介していきます。そして、「タオル・ドライをするときのポイント」について、ご紹介していきます。

タオル・ドライの基礎知識

「タオル・ドライの基礎知識」としては、どのようなものを挙げることができるのでしょうか。まずは、タオルドライの定義と「タオル・ドライを行うメリット」について、ご紹介していきます。

＜タオル・ドライとは？＞

タオル・ドライとは、ぬれた状態の髪から、タオルを使って水分を吸収して、半乾きの状態にすることを指します。基本的には、ドライヤーを使って乾燥させる前に行うことが多くなります。

＜タオル・ドライを行うメリット＞

タオル・ドライを行うことによって、髪へのダメージを軽減することができます。これは、ドライヤーの熱によって髪が受けるダメージを減らすことができるからです。また、自然乾燥をさせたときよりも髪へのダメージを軽減しやすくなります。なお、髪をぬれたままの状態で放置をしてしまった場合には、痛んだり癖がついたりしてしまう恐れもあります。アパレル店員もヘア・ケアの一つとして、タオル・ドライを取り入れてみるとよいでしょう。正しい方法でタオル・ドライを行うと、髪をきれいな状態に保つことができます。アパレル店員の身だしなみは、店舗に対する評価にも大きな影響を与えるものです。したがって、アパレル店員は、服装、髪型、メイクなど、隅々まで気を配る必要があるのです。

髪に優しいタオル・ドライの方法

髪に優しいタオル・ドライとは、どのように行えばよいのでしょうか。それでは、「髪に優しいタオル・ドライの方法」について、3つのステップに分けて、ご紹介していきます。

＜ステップ1：髪の水気を切る＞

まず、タオル・ドライを行う前に、浴室や洗面台でぬれた髪の水気を切ります。両手で髪を挟み、根元から毛先に向けて、やさしく水分を切っていきます。髪の水気を切ることによって、タオル・ドライにかかる時間の削減、またタオルの洗濯にかかる手間を省くことができます。髪の水気を十分に切ることができていない場合には、タオルの使用枚数が多くなってしまうかもしれません。

＜ステップ2：頭皮にタオルを当てる＞

次に、頭皮と髪の根元をタオルで軽く押さえて、水分を吸い取ります。その際、ぽんぽんと軽くたたくようなイメージで行うとよいでしょう。なお、頭皮と髪の根元を強くこすらないように注意しましょう。

＜ステップ3：タオルで髪の水分を吸い取る＞

そして、タオルで髪を挟むようにして、髪の中間・毛先の水分を吸い取っていきます。その際、両手でやさしくプレスするようにするとよいでしょう。なお、髪にくしを通したとき、水が滴り落ちない程度が、仕上がりの目安となります。

タオル・ドライをするときのポイント

タオル・ドライをするときには、どのようなことがポイントになるのでしょうか。それでは、「タオル・ドライをするときのポイント」について、代表的なポイントを3つご紹介していきます。

＜タオルで髪を強くこすらない＞

タオル・ドライをするときのポイントの1つ目は、「タオルで髪を強くこすらない」ことです。ぬれた髪は、キューティクルが開いているため、ダメージを受けるリスクが高い状態になっています。頭皮や髪がダメージを受けると、抜け毛につながる恐れもあります。タオルによる髪への摩擦を抑えるために、やさしく水分を吸い取るように心がけましょう。なお、タオルについては、吸水性に優れたものを使用するとよいでしょう。

＜タオル・ドライ後のヘア・ケアを怠らない＞

タオル・ドライをするときのポイントの2つ目は、「タオル・ドライ後のヘア・ケアを怠らない」ことです。ヘア・ケアは、髪をドライヤーで乾かす前のタオル・ドライの際に行うことになります。ちなみに、ヘア・ケアとしては、洗い流さないタイプのトリートメントを毛先に少量なじませます。これは、毛先が最もダメージを受けやすいからです。なお、毛穴が詰まってしまう恐れがあるため、根元にはトリートメントをつけないようにしましょう。

＜髪をぬれたままの状態で放置しない＞

タオル・ドライをするときのポイントの3つ目は、「髪をぬれたままの状態で放置しない」ことです。髪にタオルを巻いたままの状態でしばらく放置することは、避けるようにしましょう。頭皮をぬれたままの状態にすると、雑菌が繁殖してしまう恐れがあります。加えて、頭皮のにおいにつながってしまうこともあります。