切れ毛や枝毛など、髪に関する悩みを抱えている方は、少なくないのではないでしょうか。しかしながら、髪の乾かし方に気を配っているという方は、あまり多くはないようです。実は、切れ毛や枝毛など、髪に関するトラブルの多くは、髪の乾かし方が大きな原因の一つになっていることが多くあります。それでは、髪に関するトラブルを防ぐことができるような髪の乾かし方とは、どのようなやり方になるのでしょうか。本稿では、1.髪の乾かし方の基本、2.髪を乾かすときの注意点、3.思い通りのスタイルにするための髪の乾かし方の工夫について、ご紹介していきます。
髪の乾かし方の基本
髪の乾かし方は、どのようなことが基本になるのでしょうか。まずは、「髪の乾かし方の基本」について、ご紹介していきます。
<髪の水を切り、タオルドライをする>
お風呂上りには、手を使って水を切った後、タオルを当てて水分を吸収させましょう。その際、髪の水分だけではなく、頭皮の水分も残らないようにしましょう。具体的には、髪から水滴が落ちないようになるまで、水を切るようにしましょう。
<アウトバストリートメントでヘアケアをする>
アウトバストリートメントとは、お風呂上りにお風呂の外で使用するトリートメントです。ドライヤーで髪を乾かす前にアウトバストリートメントを使用すれば、髪に潤いが保たれやすくすることができます。なお、アウトバストリートメントは、毛先など、ダメージが気になる箇所に使用するとよいでしょう。
<ドライヤーの温風で髪の根元から乾かす>
髪のキューティクルの流れに沿って、髪の根元から、ドライヤーの温風を当てるようにしましょう。その際、ドライヤーを近づけすぎると髪が傷みやすくなるので、注意しましょう。具体的には、髪とドライヤーの間は、10~20cmほどの距離を保つようにするとよいでしょう。加えて、毛先から上の方向に向かってドライヤーの温風を当てることは、髪のキューティクルが開いてしまう原因になるため、避けるようにしましょう。8~9割ほど髪が乾いたら、ドライヤーの温風で乾かすことは、終了します。なお、ドライヤーの温風を当てすぎることは、髪のダメージの原因になるため、注意しましょう。
<ドライヤーの冷風で髪をセットする>
ドライヤーの冷風を当てることによって、髪のキューティクルが閉じられます。髪のキューティクルが閉じられることによって、オーバードライを防ぐことができるので、髪にまとまりが出やすくなります。なお、毛先については、ブラシを入れて、内側に巻きながらドライヤーの冷風を当てるとまとまりやすいでしょう。
髪を乾かすときの注意点
髪を乾かすときには、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。それでは、「髪を乾かすときの注意点」について、ご紹介していきます。
<自然乾燥を避ける>
髪を乾かすときの注意点の1つ目は、「自然乾燥を避ける」ことです。髪を自然乾燥させた場合には、髪が潤いを失いやすくなったり、髪に癖が出やすくなったりします。具体的には、切れ毛や枝毛が発生しやすくなるでしょう。加えて、髪を濡れたままの状態にした場合には、頭皮の温度が低くなるため、風邪などを引きやすくなってしまう恐れもあります。
<毛先を乾かしすぎない>
髪を乾かすときの注意点の2つ目は、「毛先を乾かしすぎない」ことです。毛先は、根本に比べて、キューティクルが傷んでいることが多くあります。そのため、毛先は、乾燥しやすく、ダメージを受けやすい状態になっています。毛先にダメージを与えないようにするためには、毛先にばかりドライヤーの風を当てないようにすることが大切です。髪の根元から乾かして、自然にドライヤーの風が毛先へ向かうようにするとよいでしょう。
<風量が強いドライヤーを使う>
髪を乾かすときの注意点の3つ目は、「風量が強いドライヤーを使う」ことです。ドライヤーの風量が強ければ、髪の乾き方も早くなります。なぜならば、ドライヤーの風量が強ければ、頭皮にまでドライヤーの風が当たりやすいからです。ドライヤーの風量が弱い場合には、髪を乾かすための時間も長くなるため、髪に与えるダメージも大きくなりやすくなります。
髪の乾かし方を工夫して、思い通りのスタイルに
髪の乾かし方を工夫することによって、思い通りのスタイルに仕上げやすくすることができます。それでは、思い通りのスタイルにするための髪の乾かし方の工夫について、ご紹介していきます。
<トップにボリュームを出す>
トップにボリュームを出すためには、頭頂部の髪を手で持ち上げて、根元からドライヤーの温風を当てるようにするとよいでしょう。8~9割ほど髪が乾いたら、ドライヤーの冷風を当てて、ボリュームのある毛の流れをキープするようにしましょう。
<ストレートにする>
ストレートにするためには、髪を手で下の方向に引っ張りながら、ドライヤーの風を当てるようにするとよいでしょう。なお、前髪については、コームを使って髪をとかしながら、ドライヤーの冷風を当てれば、まっすぐな状態に仕上がりやすいでしょう。
<パーマをしっかりと出す>
まずは、パーマが当ててある髪の束を手のひらに乗せます。そして、手のひらを上下に動かし、髪を揺らしながら、ドライヤーの冷風を当てるようにするとよいでしょう。
<分け目をなくす>
分け目をなくすためには、髪を濡れたままの状態にはせず、お風呂上りなどには、できるだけ早く乾かすことが大切です。まずは、通常の分け目の位置とは異なる位置に分け目を作ります。そして、髪を前方に垂らして、後方からドライヤーの温風を当てていきましょう。その際、逆毛を立てるようにして、髪の根元にドライヤーの温風を当てるようにするとよいでしょう。しっかりと髪を乾かせば、多くの場合、分け目はなくなっていることが多いでしょう。
髪の乾かし方を見直して、理想の美髪への第一歩を踏み出そう!
いかがでしたでしょうか。ここまでご紹介させていただいたように、正しく髪を乾かすことによって、髪に関するトラブルを防ぎやすくすることができます。加えて、髪の乾かし方を工夫すれば、思い通りのスタイルを手に入れることも可能です。髪に関する悩みを抱えている方は、本稿を参考にしながら、髪の乾かし方を見直すことによって、理想の美髪への第一歩を踏み出されてみてはいかがでしょうか。(modelpress編集部)
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