皆様は、グロスを使われたことはありますか。グロスは、唇にツヤを出すことによって、唇を魅力的に演出することができるアイテムです。しかしながら、グロスを正しく使わなければ、過度に華美な印象を与えてしまうことも少なくありません。それでは、グロスを正しく使って、唇を自然な印象に仕上げるためには、どのようなコツが必要になるのでしょうか。本稿では、1.グロスの基礎知識、2.グロスの塗り方、3.グロスを塗るときの注意点について、ご紹介していきます。
グロスの基礎知識
グロスを知るためには、どのような基礎知識が必要になるのでしょうか。まずは、「グロスの基礎知識」について、ご紹介していきます。
<グロスとは?>
グロスは、唇にツヤを出すためのアイテムです。正式には、リップグロスと呼ばれます。グロスを使って、魅力的かつ自然な唇に仕上げるためには、コツが必要です。グロスの塗り方次第では、過度に華美な印象を与えてしまう可能性もあるので、注意しましょう。昨今では、美容成分が含まれているタイプなど、リップケアの機能も兼ねたアイテムも少なくありません。なお、グロス(gloss)とは、英語で「光沢」という意味です。
<グロスの種類>
・チップタイプ
チップタイプには、筒状のケースの中にグロスが入っています。フタに細長い棒がついており、棒の先端にチップがついているという形状です。したがって、マスカラに似た形状であるといえるでしょう。チップにグロスをつけて、唇に塗っていきます。
・チューブタイプ
チューブタイプには、チューブの中にグロスが入っています。チューブタイプのグロスは、直接唇に塗ることができるタイプが多いようです。ただし、グロスの量の調整については、やりづらい場合もあります。
・パレットタイプ
パレットタイプには、パレットの上にグロスが配色されています。したがって、口紅やアイシャドウのパレットタイプと同じような形状です。なお、パレットタイプのグロスのテクスチャーについては、チップタイプのグロスやチューブタイプのグロスよりも硬めになっています。
グロスの塗り方【アイテム別】
グロスは、どのように塗ればよいのでしょうか。それでは、アイテム別に「グロスの塗り方」について、ご紹介していきます。
<チップタイプのグロスの塗り方>
まずは、フタを開けてチップを抜き出し、チップの先端にグロスをつけます。次に、チップを直接唇に当てて、グロスを塗ります。唇の中心部分には、グロスの量を多めにして、口角には、グロスの量を少なめにしましょう。その際、唇の表面を滑らせるのではなく、ポンポンとグロスを唇に乗せるようにして、塗っていくとよいでしょう。そして、唇を重ねて、グロスを唇の全体になじませます。グロスを塗り過ぎてしまった場合には、ティッシュオフをしましょう。なお、チップでは、グロスを塗る量を調節しづらい場合には、手の甲にグロスを取り、ブラシでグロスを唇に塗るという方法もあります。
<チューブタイプのグロスの塗り方>
まずは、チューブを押して、手の甲にグロスを出します。その際、直塗りをしない方が、グロスの量を調節しやすいでしょう。そして、ブラシ、または指でグロスを唇に塗っていきます。なお、チップタイプのグロスと同様に、唇の中心部分には、グロスを多めに塗るようにしましょう。
<パレットタイプのグロスの塗り方>
ブラシにグロスを取り、唇に塗っていきます。その際、唇の中心部分から、唇の両端に向かって、グロスを塗るようにしましょう。なお、パレットタイプのグロスは、チップタイプのグロスやチューブタイプのグロスよりも発色が弱いと感じられることもあるようです。そのような場合には、スパチュラを使って、多めにグロスを取るようにするとよいでしょう。
このような塗り方はNG!グロスを塗るときの注意点
グロスを塗るときには、どのようなことに注意をすればよいのでしょうか。それでは、「グロスを塗るときの注意点」について、ご紹介していきます。
<厚塗りは避ける>
グロスの厚塗りは、避けるようにしましょう。なぜならば、グロスの塗り過ぎによって、品がよく見えない場合があるからです。一般的には、少し物足りないくらいがちょうどよいようです。
<唇からはみ出さない>
グロスは、唇からはみ出さないようにしましょう。なぜならば、グロスが唇からはみ出している場合には、唇の色が平面的に映ることによって、不自然な印象を与えてしまうからです。したがって、唇が立体的に見えるように、グラデーションを作ることが大切になります。なお、唇の薄さが気になる場合には、リップペンシルを使って、唇の形を縁取るようにするとよいでしょう。
正しくグロスを使って、魅力的な唇を手に入れよう!
いかがでしたでしょうか。ここまでご紹介させていただいたように、グロスは、正しく使うことができれば、唇を魅力的に演出することができます。しかしながら、グロスのタイプごとの特徴やグロスを塗るときの注意点を正しく理解していなければ、かえって印象を悪くしてしまうこともあります。本稿を参考にしながら、正しくグロスを使うことによって、魅力的な唇を手に入れてください。(modelpress編集部)
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