職場でできる足のむくみ解消法！立ち仕事のアパレル店員が伝授

【アパレル／モデルプレス】働く女性にとって、悩みのタネの一つなのが足のむくみですよね。ずっと座っていたり、立っていたりするとすぐに足がむくんでしまって、動きづらくなってしまうという女性は多いでしょう。足も太く見えるし、できれば職場でなんとか解消したいですよね。そこで、今回は立ち仕事で足がむくみやすいアパレル店員が、職場でできる足のむくみ解消法をご紹介します。

足がむくむメカニズム

まずは足のむくみがなぜ起こるのか、そのメカニズムをご紹介します。

＜足のむくみとは＞

むくみとは漢字で書くと「浮腫み」となります。つまり、足に浮腫が起こっている状態です。浮腫の正体は、実は水分です。人間の体の80％が水分なのはご存知かと思いますが、本来その水分は筋肉の収縮によって体内を循環しています。しかし、座りっぱなし、立ちっぱなしで同じ姿勢を長時間続けていると筋肉の収縮がその分少なくなり、身体上部に戻っていくはずだった水分が下にたまるようになります。このたまった水分がむくみとなって表れるのです。

＜血行不良が足のむくみの原因＞

長時間同じ姿勢でいると、足の筋肉によるポンプ機能が働かなくなり、結果として血行も滞るようになります。水分の移動がなくなるため、むくみがおきます。女性は、筋肉の量が男性よりも少ないため、男性より足がむくみやすいと言われています。

足のむくみ解消法1：足を動かす

むくみを解消する1つ目の方法は、足を意識的に動かすことです。ちょっとした待ち時間などに簡単にできる方法をご紹介します。

＜足首回し＞

足首を右回り、左回りにそれぞれぐるぐると回します。

＜つま先の上げ下げ＞

直立した状態から、かかとをつけたままでつま先だけ30度ぐらいあげます。そのまま、数秒間保持し、その後ゆっくり下ろします。

＜かかとの上げ下げ＞

先ほどのつま先の上げ下げ運動のかかとバージョンです。セットで行うといいでしょう。

これらの運動は売り場が空いている時間帯に最適です。ただし、思わぬケガにつながるので、ヒールのない状態で行いましょう。

足のむくみ解消法2：むくみに効くツボを押す

2つ目の方法は、ツボ押しです。足にも多数のツボがあり、そのなかにはむくみに効くものもあります。

＜ひざ裏＞

膝の裏はちょうどリンパの通り道があり、リンパ節も集まっている場所です。ツボ押しには最適な場所ですね。むくみ解消に効果があるツボとして、ひざには委中があります。ちょうど膝裏の真ん中のところにあり、中指でおすと効果的です。

＜ふくらはぎ＞

ふくらはぎには、承山というツボが存在します。ふくらはぎにぐっと力を入れたときに筋肉が浮き上がってきますが、その筋肉とアキレス腱の間にあります。少しわかりにくい位置にありますが、押すとちょっと痛いのでその痛みを目安に探してみましょう。

＜ひざ＞

前面はお皿でおおわれているためツボはありませんが、お皿の両脇や下にツボがあります。座って膝を曲げたときに、お皿のすぐ下にできるくぼみのうち、内側のくぼみの中にあるのが内膝眼、外側のくぼみの中にあるのが外膝眼です。また、皿から少し離れたところに足三里というつぼがあります。お皿の下にできる靭帯のくぼみから、指四本分離れたとこに存在しています。

＜くるぶし＞

くるぶしには、内側のくるぶしとかかとの中間あたりに水泉というつぼがあります。

＜足裏＞

足裏はツボの宝庫です。多数あるツボの中には、もちろんむくみ解消に効果があるツボもあります。足裏の中心にあるツボが足心です。やや強めに押すと効果があります。また、足心より上、足の指を曲げたときにへこむ場所の真ん中に湧泉というツボが存在しています。

ツボ押しはどこでもできます。トイレに行った時や、ふと気になった時、少し強めに押しておくだけですっきりしますよ。

足のむくみ解消法3：着圧グッズをはく

3つ目の方法は、着圧グッズの使用です。どうしても動けなかったり、時間的に余裕がなかったりする方にもおすすめの方法です。

＜着圧グッズとは＞

足に水分が溜まることがむくみの原因になるということは先ほど述べたとおりで、着圧グッズは、たまった水分をどうにかしようというよりは、そもそも水分がたまらないようにするためのものです。着圧グッズは普通のサイズよりも少々きつめに設定されており、着用していると圧迫感を感じるようになっています。この圧迫感があることで、足に水分が溜まる余地がなくなり、むくみを予防できるのです。

着圧グッズはソックス、タイツ、ストッキングなど周囲が豊富に販売されており、デザイン性も様々です。普段使いとそん色ないものもあるので、職場でも安心して着用できますよ。

＜着圧グッズを効果的に使うには＞

圧迫感により水分の蓄積を防止する着圧グッズですが、締め付けが強いからと言っていいわけではありません。あまりに締め付けが強すぎると血のめぐりが悪くなる恐れがあります。自分に合ったサイズのものを選ぶようにしましょう。また、着圧に際して手順はきちんと守り、正しくつけることが重要です。

むくみを撃退して美しく

いかがでしたでしょうか。むくみがあるとどうにも気持ち悪くて、ひどくなると仕事にも支障をきたしかねません。このように、ご紹介した方法は特別な道具も必要なく、自分の身一つでできますので、積極的に取り入れてみてください。また、実は足が太い理由の主な原因はむくみになります。むくみが取れるだけで、美脚を手に入れることができますよ。（modelpress編集部）

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