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ファッションデザイナーの1日に密着!気になる仕事内容とやりがい

【アパレル/モデルプレス】ファッションに興味がある人なら、デザイナーのお仕事に一度は憧れるものではないでしょうか。デザイナーは新しい服をデザインし、アパレル業界に多大な影響を与えるお仕事です。アパレル業界はデザイナーのスケッチから始まると言っても過言ではありません。それだけにファッションデザイナーとして成功するためには運と才能に恵まれる必要があると言われています。今回は、とあるファッションデザイナーの1日に密着して、仕事内容とやりがいについてご紹介します。

ファッションデザイナーのとある1日

企画会議(提供画像)

ファッションデザイナーというと「一日中スケッチをしている」というイメージを持っている人も多いかもしれませんね。実際の1日のスケジュールを例にとってご紹介します。

<午前>

9:00~ 社内会議(売上、売場状況、ディスプレイの状況など)
10:00~ 企画会議(次シーズン、イベントに向けたアイデア出しなど)
11:00~ サンプルチェック

サンプルチェック(提供画像)

デザイナーの仕事は9時、もしくは10時から始まるケースが少なくありません。午前中からデザイン画の作成をすることもありますが、たいていは社内会議や企画会議、サンプルチェックなど、社内の状況、今後の方向性を共有する時間になります。このような情報共有をしっかりと行うのは、ブランドやショップのコンセプトに沿ったデザインを書くためです。デザイナーは自分のセンスで自由にデザインしているという印象はないでしょうか。そのようなデザイナーもいないわけではありませんが、一般的には周囲のニーズに応えるデザインスタイルを提供するケースも少なくありません。独りよがりのデザインにならないよう、周囲との意識合わせが重要なのです。

<昼>

12:00~ ランチも含めて市場調査

ランチ(提供画像)

ランチの時間はデザイナーにとって、休憩でありながらも市場調査の時間でもあります。外を歩く人に好まれているカラーやファッションの傾向を知る機会だからです。また、デザイナーによっては街行く人々の着こなしを、自身のデザインに取り入れるというデザイナーも少なくありません。

<午後>

13:00~ デザイン画作成
15:00~ サンプルチェック後の修正箇所や問題点をまとめ、外部に連絡

デザイン画作成(提供画像)

午後からデザイン画の作成に取り掛かります。この時に、午前中の会議で確認した内容と最近見聞きしたことなど、いろいろな情報を頭の中で整理して書き出します。ただし、あまり頭で考え過ぎず、シンプルに自分が作りたい、良い、と思って書くことがポイントです。デザイン画はデザイナーにとってメインの仕事ですが、デザイン画にかけることができる時間はそれほど長くありません。この日もデザイン画の時間は2時間ほどで、15時からはサンプルのチェックやそれを元に外部のやり取りで複数の関連会社やスタッフと連絡を取っていました。その所用時間は2時間で、デザイン画作成の時間とほぼ同じです。それだけに、デザイナーには短い時間内に集中してデザイン画を仕上げる能力が求められています。

17:00~ 取引先のバイヤーと打合せ(VMDなど)
18:00~ 社内に戻り、ディスプレイチェンジの準備

デザイナーの大切な仕事の中にはバイヤーとの打ち合わせや社内ディスプレイチェンジに関わる業務もあります。バイヤーとの打ち合わせにはビジュアルマーチャンダイザー(VMD)との打ち合わせも含まれます。VMDとの打ち合わせでは市場で求められているデザインの傾向やアイデアを共有して、より商品価値の高い服作りに役立てます。また、社内のディスプレイチェンジの準備もデザイナーの仕事です。お客さんの心を一瞬で掴むためにはセンスだけでなく、ファッションへの愛情も不可欠です。ディスプレイするアイテムには自身で手がけたものも少なくないため、よりよい見せ方になるよう気合がはいります。

<夜>

20:00~ ディスプレイチェンジおよびチェック(都内数店巡回)
22:00~ 社内に戻り、デザイン画作成および修正

デザイナーとしてディスプレイチェンジの準備をしたあとは、実際のお店でイメージした通りのディスプレイになっているかを確認する業務があります。たいていは1人で数店舗を巡回して、それぞれのお店のコンセプトや地域性に合わせて微調整して、売り上げにつながるディスプレイを店舗スタッフと作り上げます。それらの業務が終わった後、再びデザイン画の作成や修正を行います。デザイナーによっては、もっとも仕事がはかどる時間帯という人もいます。

ファッションデザイナーの仕事内容

1日のスケジュールを見ても、デザイナーの仕事はデザイン画の作成だけではないことがわかってもらえたと思います。ここでは仕事内容についてより詳しくご説明します。

ファッションデザイナーの仕事としてもっともイメージしやすいのはデザイン画作成でしょう。デザイン画は料理でいうとレシピにあたる部分で、このデザイン画を元に、パタンナーは型紙を作り、サンプルが作られ、工場で生産されます。それだけに、自由にデザインすることが許されるケースは稀で、多くの場合は企画会議で出た内容を踏まえてデザイン出しをします。その際、流行やターゲットを意識してデザインすることもデザイナーに求められます。

デザイン画を作成したあともデザイナーの仕事は続きます。例えば、サンプルチェックもその一つです。デザイン画を元に工場で裁縫されたサンプルを確認し、修正箇所や問題点の洗い出しを行いより商品として洗練していきます。

出来上がった洋服を魅力的にディスプレイすることもデザイナーの仕事です。ただし、実際にディスプレイ業務を行うのは店舗スタッフであることが多く、デザイナーはディスプレイチェンジの準備を行います。その後、実際の店舗を巡って指示通りのディスプレイがされているのか確認します。

このように、デザイナーは店舗に訪れたり、外部とのやり取りを行ったりします。また、外部のやり取りのための縫製仕様書などの書類準備も作成します。その他にも、メーカーへの指示やコスト交渉などもデザイナーの仕事のうちです。

ファッションデザイナーの仕事のやりがい

ファッションデザイナーとしての仕事にどのようなやりがいを感じているか、密着したデザイナーにお伺いしました。

<最もやりがいを感じる業務は?>

デザイナーとして、もっともやりがいを感じるのはやはりデザイン画作成です。しかし、他の業務がまったく無駄というわけではありません。むしろ、市場調査やサンプルチェック、ディスプレイチェンジなど、全てがデザインの参考になります。

<その理由を教えてください>

デザインしていく過程が好きで、デザインに夢中になっている時はもっとも幸せを感じます。また、街で自分がデザインしたものを身に付けている人を見かけたときには素直に嬉しくなります。

業務は多岐にわたりますが、その分やりがいも十分

いかがでしたでしょうか?ファッションデザイナーはデザインだけをするのではなく、デザイン画作成から店頭でのディスプレイまでと、売り手に届く多くの工程に関わります。また、市場調査や打ち合わせなどを通じて求められているコンセプトを形にするスキルも求められるので、周囲が思うほど自由な仕事内容ではない部分もあります。しかし、自分がデザインした服が出来上る工程をみることや、その服を着ている人の姿を見ることができるなど、他の仕事にはない満足感があります。いろいろな人と関わり、責任も仕事量も多いですが、その分やりがいがある仕事なのです。(modelpress編集部)

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