【アパレル/モデルプレス】いつも華やかにお洒落をしているアパレル女子のランチはいったいどうなっているのか気になりますよね。ショッピングモールの中にある店舗と路面店では多少の違いはあるものの、忙しい時はどうしても質素な食事になってしまうことが少なくありません。今回は、そんな謎に包まれたアパレル女子のランチ事情についてご紹介します。
アパレル女子の休憩事情
ここでは、アパレルで働く女子のお昼休憩についてご紹介します。やはりお昼休憩をみんなで一斉に取ることはできないので一般のOLとはちょっと違ったお昼休憩になってしまうようです。
<休憩は一人が多い>
アパレル女子の休憩事情は、皆さんが想像しているよりも遥かに地味なことが多いようです。とくにシフト制のアパレルショップの場合、交代で休憩を取ることが多く、昼休みの時間というのは存在しません。そうなると、同僚と連れ立ってランチを食べるということはできなくなり、一人でランチを食べるということになります。
<休憩時間は決まっていない>
また、一般的なOLのように、はっきりと休憩時間が決まっているわけではないのも実情です。店長や先輩から暇な時間帯に「●●さん、休憩取って」と言われて休憩に入ることが多く、セールやイベントなどで忙しい日や、朝から晩まで忙しい店舗では、夕方近くになってやっと食事を摂ることができるということも。
<ヘルプで呼ばれることもある>
また、繁忙期のアパレルショップは目も回るほどの忙しさで、休憩自体が満足に取れない時もあり、食事の最中であってもヘルプで呼ばれ、ご飯をかきこんですぐに戻らなければならないということもあります。
ただ、これらの状況も、繁忙期や、ひっきりなしにお客の絶えない一部の期間やお店だけでの話で、閑散期などでは数人で連れ立って気になっていた近所のカフェや施設内のレストランに行って、ランチ女子会を開くことも珍しくはありません。
接客業のランチ事情
ここでは、接客業のランチ事情についてご紹介します。忙しい接客業ならではの悩みがあるようです。
<ランチは近場で済ませる>
休憩時間も比較的短く、交代で休憩を取らなければならないため、ランチは近場で済ませがちです。近所の気になっていたカフェで取るという人もいれば、同じビルに入っている飲食店や定食屋で食事を取る場合もあります。
また、お客様の来店が少ない時期には、何人かで休憩を取って、一緒に会話を楽しみながら食事をすることも珍しくはありません。
<繁忙期>
ただ、一転してセールなどの繁忙期になると、ヘルプでいつ呼び出されるか分からないので、コンビニなどでお弁当を買ってきて、バックヤードで食べることもあります。
<数回に分けて食べる>
ただ、忙しい店舗の店長クラスになると、仕事が次から次へとあるので、売り場をなかなか離れることができずに、お客様が少なくなった時を見計らってパンやおにぎりをつまむだけという場合もあります。
ただ、一般的な会社員のように、「誰それとランチに行かなければならない」や「ひとりでランチを取っている姿を見られるのが恥ずかしい」などの悩みが無くて、そっちの方が気楽だという声を多く聞かれます。
食べたいけど我慢…なランチメニュー
ここでは、接客業にNGなランチメニューについてご紹介します。常にお客様と相対する職業ならではの気遣いがありました。
<服にシミが付きそうなもの>
アパレル店員にとって、服を綺麗に着こなすのも仕事のうちです。食べ物のシミがついたまま接客するなんて言語道断です。なので、食べたいものがあっても我慢しなければならないこともあります。
たとえば、ラーメンやカレーうどんなどは、服に汁が飛びやすいため、どんなに美味しくても食べないという声を多く聞きました。また、ニオイがきついものに関しても、接客時にお客様に不快な思いをさせてしまうので食べてはいけません。
ただ、どんなに気を付けて食べていても、洋服に食べ物を落としてしまって、シミを作ってしまうこともありますよね。アパレル女子はそんな時に備えて、シミ取り用洗剤をロッカーに常備しているそうです。その洗剤を使うと万が一のトラブルがあっても、シミが目立たなくすることができます。シミ取り用洗剤はコンビニやドラッグストアに売っているので、いざというときは探してみると良いでしょう。
<ニオイがキツイもの>
ペペロンチーノなどのニンニクを使った料理はとくに前日から気を付けなければならないでしょう。また、煙が多い焼肉店や、アブラの匂いがつきやすいお好み焼き店なども控えた方が良さそうです。
匂いに敏感になっている昨今の世の中なので、昼食を摂った後は、歯磨きを欠かさないというプロ意識を持ったスタッフも少なくありません。
華やかに見えるアパレル店員の裏側
いかがでしたでしょうか。いつもお洒落をしてお店に立っている店員さんは見えない所で苦労しているようです。またアパレルスタッフはブランドの顔なので、食べるものにも気を使っています。美味しいからといって食べすぎてお腹が出てしまったら、かっこよく洋服を着こなすことなどできません。あまり食べすぎないように気を使っている店員もいるほどです。(modelpress編集部)
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