<顔と名前を忘れないための記憶術>お得意様を覚えてサービス向上!

【アパレル/モデルプレス】「顔は見覚えあるのにどうしてもお客様の名前が思い出せない」と困っている人は少なくありません。会話をしていてもいまいち話が噛み合わず気まずい空気が流れたという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。名前は思い出しづらい情報であることは確かですが、簡単な記憶術を使うことによって顔と名前を忘れてしまうということを無くすことができます。そこで今回は顔と名前を覚えるための記憶術についてご紹介します。

<顔と名前を忘れないための記憶術>お得意様を覚えてサービス向上!/Photo by wavebreakmedia

顔と名前を覚えるメリット

ここでは、顔と名前を覚えるメリットについてご紹介します。

<人の顔と名前を覚えるのは難しい>

人の顔と名前を覚えるのは簡単なことではありません。ましてや毎日たくさんの人と接しなければならない販売員がそれをするのは至難の業と言えるでしょう。ですから、多くの販売員が苦労されています。

人の顔と名前を覚えるためには、目から入った画像情報としての「顔」と、文字情報の「名前」の2つを結びつけて覚えなければなりません。「顔は覚えているけれど、名前が出てこない」というのは、その画像情報と文字情報が結びついていないから起きてしまうのです。

多くの場合、記憶というのはその時の五感や感情と結びついています。楽しかった事や辛かった事、特定の匂いを嗅いだ時に思い出が蘇るということは誰にでも経験があるのではないでしょうか。ただ、名前という文字にはそのような感情を想起させるものはまずありません。ですから、名前を覚えるというのは難しいことなのです。

<名前の記憶はサービス向上につながる>

販売員に名前を覚えてもらっているというのは、お客様にとって喜ばれることです。お客様は販売員に名前を覚えてもらっていることが分かると、特別感を感じ、店内で楽しい時間を過ごすことができ、販売員と距離感が縮まります。そうすることによって、お得意様になってもらえるようになり、定期的に来店してくれるようになったり、SNSや口コミなどで宣伝してもらえたりするなど、メリットが多くあります。

顔と名前を結びつける記憶術

ここでは、顔と名前を結びつける記憶術についてご紹介します。

<顔の特徴を記憶する>

学校で暗記しなければならない科目だった時は、語呂合わせで覚えましたよね。これは、大した意味を持たなかった文字の羅列に意味を持たせることによって感情を想起させ記憶に定着させる記憶術の一つなのです。

なので、これを応用してみましょう。お客様の顔の特徴を大げさに記憶して名前という文字の羅列に意味を持たせます。たとえば、眉毛が太い、目尻にホクロがある、などの特徴を見つけ、似ている芸能人や同じ名前の知り合いなどと結びつけることによって名前と顔を記憶することができます。

<顔の印象を記憶する>

顔の特徴などの細かい点と併せて、もっと広い視点で顔の印象を記憶すると、さらに覚えやすくなります。たとえば上品そうな印象であるとか、化粧が派手であるとか、質素な印象であるとか、芸能人の誰々に似た雰囲気を持っているなどです。もちろん口には出さずに結構です。頭の中で言葉にして思い浮かべるだけでも十分に記憶の助けとなります。

<名前の由来を聞く>

接客をしているなかで名前の由来を聞いてしまうと、とても覚えやすくなります。なぜなら単なる文字の羅列であった名前が、由来を聞くことで、その人の背景を想像することができ、感情が伴うため記憶に留まりやすくなるからです。ですが、なかなか接客をしている最中に名前の由来を聞き出すきっかけを掴むのは簡単なことではありません。そのような時は、自分の頭の中で勝手に連想してしまいましょう。たとえば、山口さんは山口県出身、荒川さんは荒川の近くに住んでいる、など、連想を膨らませることによって、記憶に残りやすくすることができます。

<顔以外の情報を取り入れる>

お客様に接客した時の反応や声の特徴などを覚えるのも良い記憶方法と言えます。たとえば上品そうであるとか、元気がよいとか、内気そうであるとか、芸能人の誰々に似ている雰囲気だとか、何かしら顔と名前を記憶できる特徴を見つけましょう。

覚えた記憶を定着させる

記憶術について紹介/Photo by g-stockstudio

ここでは、覚えた記憶を定着させる方法についてご紹介します。

<繰り返し復習する>

記憶は、短期記憶と長期記憶に分けることができます。短期記憶は文字通り、新しい情報が入ってくると上書きされてしまい、忘れてしまいます。なので、受験勉強で繰り返し問題集を解いたときのように、繰り返し思い出すようにすると長期記憶となり忘れにくくなります。

長期記憶とするために、顔の特徴と名前を頻繁に思い出すように心掛けましょう。またこれまで接客した人のメモを書くノートを作っておくのも効果的です。そのノートを見直すことによって簡単に繰り返しチェックすることができ、忘れることはなくなります。

<会話の中で、相手の名前を呼ぶ>

そこまでできれば完璧ですが、忙しい毎日の中でそこまで時間を割ける人というのも多くはありません。そのような人は、接客中に意識してお客様の名前を呼んでみましょう。実は、会話をしている中で相手の名前を呼ぶ機会というのは驚くほど少ないものです。何度も名前を呼ぶことによって繰り返し復習するのと同じ効果が得ることができ、記憶の定着の助けになります。

<エピソードを追加していく>

記憶というのは一つのエピソードから手繰り寄せることができます。ド忘れをした時、1つ2つのキーワードを頭に思い浮かべることによって思い出すことができたという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。このように思い出せることから思い出していくことによって、名前と顔まで記憶を手繰り寄せることができます。

販売員ならば、お客様の好みや前回購入したものなど、雑談の中で聞いた情報などを手繰り寄せることによって、顔と名前まで思い出すことが出来るようになるでしょう。

顔と名前を覚えてお得意様の信頼を勝ち取りましょう

いかがでしたでしょうか。名前と顔を覚えてもらって嫌な気分になる人はいません。それどころか、信頼度アップに繋がることは間違いありません。名前と顔を覚えるために背景や特徴とともに記憶しておくことや、繰り返し何度も名前を声に出したりすることで、記憶の定着を促進させることができます。これらのテクニックを使って、どんどんお得意様を増やしていきましょう。(modelpress編集部)