旅行の荷物をコンパクトに!アパレル店員が教えるパッキングのコツ

旅行の荷物をコンパクトに!アパレル店員が教えるパッキングのコツ

【アパレル/モデルプレス】みなさんは旅行に行く時にどのようなことに気をつけてパッキングしていますか?旅行中ずっと一緒に移動する荷物はできるだけ小さく、軽い方が、より旅行を楽しむことができます。そのためには、どのようにパッキングをしたら良いのでしょうか?今回は、アパレル店員が教える旅行時のパッキングのコツについてご紹介します。

旅行の荷物をコンパクトに!アパレル店員が教えるパッキングのコツ/Photo by Capricorn Studio

パッキングの基本

まずはカバンに詰めるときに押さえておきたい、基本的なポイントをご紹介していきます。

<重いものは下に入れる>

荷物の中で重いものは、カバンの下の方に入れましょう。重い荷物を下に入れることでカバンの重心が下がり、スーツケースが安定します。例えば、旅行先のガイドブックや移動中に読むための本などは下に入れ、着替えは上に入れると良いでしょう。キャスター付きのスーツケースの場合、重たい荷物を詰めるときはキャスターがついている方に重たいものを入れましょう。

<壊れやすいものは中心に入れる>

旅行先にはカメラやパソコンの電子機器やメガネなどの壊れやすいものを持っていくこともあります。このような壊れやすい荷物はカバンの中心に入れましょう。またタオルや衣類の間に挟むことで、カバンに衝撃が加わっても壊れやすい荷物に響きません。

パッキングの基本(提供写真)

<余裕を持たせて詰める>

カバンの容量と同じ量の荷物をぴったりと詰めるのは、オススメできないパッキングです。旅行の帰りは洗濯物があるので、かさが増えてしまいがちです。また旅行先でお土産などを購入するので、行きよりも荷物が増えカバンに入らなくなることも考えられます。パッキングはカバンにぎっちり荷物を詰めるのではなく、ある程度余裕を持たせましょう。こうすることで、帰りのパッキングが楽になります。

パッキングの基本(提供写真)

荷物を減らすパッキングのコツ

荷物が多すぎてはどんなにパッキングが上手でも、キレイに詰めることはできません。続いては、荷物を減らすパッキングのコツについてご紹介します。

<着回しができる服を選ぶ>

荷物が多くなってしまう原因の1つとして、持っていこうとする衣服が多すぎることがあります。沢山の衣類を詰めてしまう前に、旅行先でのコーディネートを見直しましょう。旅行に持っていく衣類は、着回しのパターンが多いものを選ぶのがコツです。トップスやニットだけ変えれば数パターンのコーディネートができる衣類を選びましょう。また、ワンピースやチュニックもかさばらず、着回しもできるのでオススメです。

<厚手の服は圧縮袋に入れる>

寒い季節に旅行する時は、どうしても厚手の服を持っていかなければなりません。厚手の服は着回しを考えてもどうしてもかさばってしまいがちです。そんな時に活躍するのが、圧縮袋です。冬物のニットやダウンなどかさばるものは、圧縮袋に入れてパッキングしましょう。ただし、シワになりやすいものは圧縮するとシワがついてしまうので注意しましょう。

荷物を減らすパッキングのコツ(提供写真)

<液体は詰め替える>

化粧品やクリームなどの液体類は必要な分だけ別容器に詰め替えてパッキングしましょう。旅行の日数分だけを使い捨ての容器に入れて持っていくことで、旅行先でゴミとして捨てることができ、帰りの荷物を減らすこともできます。また、ビンや硬いプラスチックなどの容器から軽いプラスチックの容器などに詰め替えることで、荷物が軽くなるだけではなく安全に荷物を運ぶことができます。

<洗濯ネットで小分けにする>

トップスやボトムスなどを分けてパッキングしたい場合は、洗濯ネットを活用するのがオススメです。洗濯ネットは薄いので、ポーチや紙袋などで小分けにするよりもかさばらずにパッキングすることができます。また、旅行から帰ってきた際も衣類とともに洗濯機に入れることもでき、ポーチをしまったり紙袋を捨てたりする手間も省けるでしょう。

旅行に持っていくと便利なアイテム

荷物を減らすことが上手なパッキングのポイントですが、持っていた方が良いアイテムもあります。それでは、旅行に持っていくと便利なアイテムについてご紹介します。

<ストール>

アウターを何枚も持っていくよりも、ストールを持って行ったほうが便利で、かさばることもありません。少し大きめの大判ストールがオススメ。大きめのストールであれば、ストールとして首に巻くだけではなくひざ掛けや羽織るもの、ブランケット代わりなど様々な防寒対策として使えます。

<ジッパー付きプラスチック袋>

洗濯物を入れて圧縮する、液体類を入れる、小物を分けるなど多用途に使うことができます。余分に持って行ってもかさばらないためオススメです。

<折りたたみのサブバッグ>

旅行先が海外の場合、買い物をしても袋がもらえないこともあります。また、何個もお土産を買った際に、サブバッグにまとめてしまうと持ちやすくなります。手荷物の機内持ち込みが可能な飛行機を利用する場合は、サブバッグがあれば空港でお土産を沢山買ってしまっても手荷物として飛行機に持ち込むことができます。様々なシチュエーションで活用でき、また折りたたみでかさばらないため1つは持っておくと重宝します。

賢いパッキングで旅行を楽しく

いかがでしたでしょうか。楽しい旅行を送るためには、出発前のパッキングが重要になります。ご紹介したパッキングのコツを押さえて荷物を詰め、旅行を存分に楽しみましょう。(modelpress編集部)

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