モデルで女優の本田翼が「ロエベ(LOEWE)」2020秋冬の新作「ハンモックトート」のキャンペーンビジュアルに登場した。
クリエイティブディレクタージョナサン・アンダーソンは、2020秋冬コレクションの制作に際し、スペインらしい“華麗さ”と”質実さ”の両方を表現。極端な拡張とくぼみ、設計されたボリューム。ハンモックを構築する手法は再解釈され、より多様性に富んだ新作のハンモックトートが生まれた。カラーは、オークダークゴールド、ダークラストブラック、ヴィンデージカーキブラックといったツートン・カラーで展開され、素材にはスムースレザーとスエードが掛け合わされている。ハンモックトートは、あらゆるシーンにもフィットする従来のハンモック同様、高い汎用性を備えた大容量のバッグである。
2016年の発売以来、ロエベの象徴的なバッグとなったハンモック。その名前の由来でもある、吊り下げベッドハンモックのリラックスしたシルエットに着想を得たこのバッグは、複数の折りたたみ構造と、ジッパーなどのオプションにより数ステップで形状が変化し、さまざまなニーズと状況に対応する。また、柔軟性に優れたバッグは、デザインの美しさと共に着用者の手、肩、体全体の快適さを損なうことなく、新しい機能を堪能することができる。
すべてのハンモックバッグは、マドリード郊外にあるロエべの自社工場で作られている。柔らかなカーフスキンをカットし、ステッチやエンボス加工を施す。職人たちの手によって、一つずつくみ立てられている。職人の手によって、6ステップにわたって丁寧に行われるルハド(手描きのエッジ)の塗布に加え、エッジへの複数回のペイントや、ライミング、加熱、アルコール塗布などのプロセスを経て仕上げられている。各バッグの製造には、縫製からハードウェアの適用にいたるまで、手作業で行う多数のロエベの職人たちの審美眼と深い専門性が活かされている。
「ロエベ」日本舞台で初キャンペーン
新たに登場した「ハンモックトート」の発売と合わせ、ロエベでは初となる日本を舞台としたキャンペーンを展開。キャンペーンでは、型にはまることなく、独自の生き方を模索する3人の表現者、本田、北村道子、シャラ・ラジマの生き生きとした「現在」を若手写真家、黄瀬麻以がレンズで捉えた。映像編では、各人がどのように自分自身を高め、既存の可能性や定義を超越していくのか、その仕事の流儀はなにか、またそれぞれのフィールドで、日々どう変化し続けているのかを語る。
過去にもロエベと様々なプロジェクトを共にしてきた本田は、女優やモデル業にとどまらず、新しい分野へ挑戦し、自身の可能性を広げ続けている。バングラディッシュにルーツを持ち、10歳から日本で育ったシャラは、ルーツとは個人の内面に基づくものと信じ、モデル業と並行して執筆活動を行っている。 同キャンペーンのスタイリングも務めつつ、今回のキャンペーンの主人公の一人でもある北村は、男性社会であった映画や広告界において、伝説的衣裳家・スタイリストとして革新を続けてきた。そして撮影を行った写真家・黄瀬も、自身ならではの魅力で輝く次世代の表現者と言える。(modelpress編集部)
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