美容部員の面接で「質問はありますか?」と聞かれたときの逆質問の例

美容部員の面接で「質問はありますか?」と聞かれたときの逆質問の例

【コスメ/モデルプレス】美容部員の面接に限った話ではないと思いますが、面接の際に、「質問はありますか?」と聞かれて、困ってしまったというような経験をお持ちの方は、少なくないようです。それでは、面接官から、「質問はありますか?」と聞かれたときには、どのように対応すればよいのでしょうか。そこで、本稿では、美容部員の面接の際の逆質問の例について、ご紹介していきます。まずは、「面接官が逆質問を促す目的」と「面接で逆質問をするときの注意点」について、確認していきます。そして、「美容部員の面接で使える逆質問の例」について、ご紹介していきます。

美容部員の面接で「質問はありますか?」と聞かれたときの逆質問の例/Photo by racorn

面接官が逆質問を促す目的とは?

面接官は、なぜ、逆質問を促してくるのでしょうか。まずは、「面接官が逆質問を促す目的」について、主なものを3つご紹介していきます。

<自社に対する志望度の確認>

面接官が逆質問を促す目的の1つ目は、「自社に対する志望度の確認」です。志望度が高い場合には、自然に質問が出てきやすくなると考えることができるでしょう。面接官は、逆質問の有無、そして逆質問の内容から、「自社に対する志望度」や「自社に対する理解度」を確認しようとしているのです。

<コミュニケーション能力の確認>

面接官が逆質問を促す目的の2つ目は、「コミュニケーション能力の確認」です。逆質問には、柔軟であり、かつ気持ちの良いコミュニケーションをとることができるのかということを確認する狙いがあると考えられます。したがって、「簡潔であり、かつ分かりやすい質問をすることができるか」という点、「面接官の回答に対して、的確な反応を示すことができるか」という点などが、大切になってくると考えられるでしょう。

<優秀な応募者の志望度の促進>

面接官が逆質問を促す目的の3つ目は、「優秀な応募者の志望度の促進」です。面接官が、すでに応募者を高く評価しているような場合には、応募者の志望度を促進しようとして、逆質問を促すというケースがあります。面接官は、逆質問の内容から、応募者の関心事項を探っているのです。そして、応募者の関心事項に合致した自社の魅力などを語り、応募者の志望度を上げようとしているのです。

面接で逆質問をするときの注意点

面接において、逆質問をする際には、どのようなことに注意をすればよいのでしょうか。それでは、「面接で逆質問をするときの注意点」について、主なものを2つご紹介していきます。

<調べればすぐにわかるようなことは、質問しない>

面接で逆質問をするときの注意点の1つ目は、「調べればすぐにわかるようなことは、質問しない」ことです。逆質問をするときに、ホームページやパンフレットなどに記載されている内容は、聞かないようにしましょう。調べればすぐにわかるようなことを質問してしまうと、面接官に対して、基本的な企業研究が不十分であるというような印象を与えてしまいかねません。

<待遇に関することだけを質問しない>

面接で逆質問をするときの注意点の2つ目は、「待遇に関することだけを質問しない」ことです。待遇に関することだけを質問してしまうと、面接官に対して、仕事の内容などよりも、待遇ばかりを重視しているというような印象を与えてしまいかねません。待遇に関する質問をする場合には、仕事の内容などに関連付けて質問をするようにすると、悪い印象を与えにくくすることができるでしょう。例えば、「キャリアアップとともに、待遇はどのように変わるのか」などの質問が、考えられるのではないでしょうか。

美容部員の面接で使える逆質問の例

美容部員の面接を紹介/Photo by Kinga

美容部員の面接の際には、どのような逆質問をするべきであると考えられるのでしょうか。それでは、「美容部員の面接で使える逆質問の例」について、主なものを4つご紹介していきます。

<御社でのキャリアアップの仕方について教えてください>

美容部員の面接で使える逆質問の例の1つ目は、「御社でのキャリアアップの仕方について教えてください」という質問です。このような質問をすることによって、企業が重視している評価基準などを知ることができるでしょう。そして、応募者が、キャリアアップを視野に入れているということを、面接官に対して、アピールすることもできるでしょう。

<○○さん(面接官)が感じる仕事のやりがいを教えてください>

美容部員の面接で使える逆質問の例の2つ目は、「○○さん(面接官)が感じる仕事のやりがいを教えてください」という質問です。このような質問をすることによって、面接官の仕事観や仕事に対するモチベーションなどを知ることができるでしょう。そして、面接官の言葉から、社風や仕事の内容などについて、具体的なイメージを抱きやすくなるでしょう。ちなみに、面接官の名前を覚えることができれば、コミュニケーション能力の高さなどをアピールすることができて、好印象を与えやすくなるかもしれません。面接の冒頭において、面接官が名乗った場合には、名前を覚えておくようにしましょう。

<入社までに勉強しておくべきことを教えてください>

美容部員の面接で使える逆質問の例の3つ目は、「入社までに勉強しておくべきことを教えてください」という質問です。このような質問をすることによって、入社までに勉強しておくべきことがわかれば、入社に向けての準備などを進めやすくすることができるでしょう。加えて、応募者が、向上心のある人物であるということを、面接官に対して、アピールすることもできるでしょう。

<特に競合視しているブランドを教えてください>

美容部員の面接で使える逆質問の例の4つ目は、「特に競合視しているブランドを教えてください」という質問です。このような質問をすることによって、面接を受けているブランドが、どのような性格を持つブランドであるかということなどを知ることができるでしょう。加えて、応募者が、応募者自身の仕事についてだけではなく、ブランド全体の方向性などについても考えようとしているということを、面接官に対して、アピールすることができるでしょう。

逆質問は、アピールの「チャンス」

いかがでしたでしょうか?ここまでご紹介させていただいたように、逆質問は、面接官に対して、自分自身をアピールすることができる「チャンス」であると考えることもできそうです。したがって、逆質問を恐れる必要は、全くないのです。(modelpress編集部)

実際に働いている人の声は?

関連記事

この記事の関連ブランド記事