トップスとは?種類別の特徴とお客様にご提案するときのポイント

トップスとは?種類別の特徴とお客様にご提案するときのポイント

皆様は、トップスという衣類について、正しく理解をしているでしょうか。トップスには、様々な種類があります。そして、特徴も様々です。アパレル店員であれば、それぞれの種類と特徴に対する理解は、必須であるといえるでしょう。そこで、本稿では、1.トップスに関する基礎的な知識、2.トップスの種類と特徴、3.お客様にトップスをご提案するときのポイントについて、ご紹介していきます。

トップスとは?種類別の特徴とお客様にご提案するときのポイント/Photo by wavebreakmedia

トップスとは?

そもそも、トップスとは、どのような衣類のことを指すのでしょうか。まずは、1.トップスの定義、2.トップスとアウターの違い、3.トップスとインナーの違いについて、ご紹介していきます。

<トップスの定義>

トップスとは、一般的には、上半身に着用する衣類のことを指します。英語では、topsです。例えば、1.Tシャツ、2.ブラウス、3.セーター、4.カーディガンなどを挙げることができるでしょう。ちなみに、トップスの対義語は、ボトムス(英語では、bottoms)です。

<トップスとアウターの違い>

アウターとは、一般的には、もっとも外側に羽織る衣類のことを指します。例えば、1.ジャケット、2.コートなどを挙げることができるでしょう。ちなみに、アウターは、上半身に着用するため、トップスの一種であるということもできます。

<トップスとインナーの違い>

インナーには、主に、2つの意味があります。1つ目の意味は、「下着として着用する衣類」という意味です。これに対して、2つ目の意味は、「アウターの下に着用する衣類」という意味です。したがって、上半身に着用するインナーの場合には、どちらもトップスに含まれるということになります。

トップスの種類と特徴

トップスの種類には、どのようなものがあるのでしょうか。また、それぞれの種類には、どのような特徴があるのでしょうか。それでは、「トップスの種類と特徴」について、ご紹介していきます。

<シャツ>

シャツとは、一般的には、襟がついているしっかりとした素材の衣類のことを指します。男女を問わず、幅広く着用されています。もともとは、男性用の肌着が「シャツ」と呼ばれていました。したがって、綿が素材となっていることが多くありました。昨今では、シャツには、フォーマル・カジュアルを問わず、様々な種類が存在しています。例えば、1.Vネックに襟がついているスキッパーシャツ、2.襟がボタンで留められているボタンダウンシャツ、3.首から襟元にかけてボタンがついており、吸湿性・放湿性に優れたポロシャツなどを挙げることができるでしょう。

<ブラウス>

ブラウスは、一般的には、女性が一枚で着用できる上着として、製造されています。特徴としては、さらっとした手触りを挙げることができるでしょう。ブラウスには、1.フリルがついているタイプ、2.襟がついているタイプなど、様々なデザインが存在しています。

<カットソー>

カットソーとは、一般的には、編み物(ニット)生地を縫い合わせた衣類のことを指します。特徴としては、伸縮性の高さを挙げることができるでしょう。ちなみに、カットソーには、織物生地のタイプもあります。織物生地のタイプには、伸縮しにくく、ハリがあるという特徴があります。なお、1.Tシャツ、2.スウェットなどもカットソーに含まれます。

<タンクトップ>

タンクトップとは、一般的には、袖がなく、首や腕周りが大きく開いた衣類のことを指します。ちなみに、タンクトップとランニングには、大きな意味の違いはありません。ただし、デザイン性の高いアイテムは、タンクトップと呼ばれることが多く、スポーツ用のアイテムは、ランニングと呼ばれることが多いようです。

<Tシャツ>

Tシャツとは、一般的には、襟のついていないシャツのことを指します。特徴としては、しわになりにくく、アイロンがけが不要であることなどを挙げることができるでしょう。なお、首周りについては、1.Vネック、2.Uネック、3.ラウンドネックなど、様々な種類が存在しています。

お客様にトップスをご提案するときのポイント

トップスを紹介/Photo by Stock-Asso

お客様にトップスをご提案するときには、どのようなことがポイントになるのでしょうか。それでは、「お客様にトップスをご提案するときのポイント」について、ご紹介していきます。

<お客様がトップスを着用するシチュエーションに配慮する>

お客様にトップスをご提案するときのポイントの1つ目は、「お客様がトップスを着用するシチュエーションに配慮する」ことです。お客様にトップスをご提案するときには、シチュエーションに合致したトップスを選んで、ご提案するようにしましょう。例えば、ビジネスとカジュアルでは、大きく異なります。なお、シャツやブラウスは、シチュエーションを問わず、ご提案しやすいアイテムであるということができるでしょう。

<複数の着こなしをご提案する>

お客様にトップスをご提案するときのポイントの2つ目は、「複数の着こなしをご提案する」ことです。例えば、1.トップスのみの着こなし方、2.他のアイテムとの合わせ方など、できるだけ多くの着こなしをご提案するとよいでしょう。なぜならば、トップスは、1枚で着用することもあれば、アウターなどと合わせたりすることもあるからです。なお、ボトムスとのコーディネートにも配慮することができるようになるとさらに良いご提案になるでしょう。

トップスの種類と特徴を正しく理解して、お客様のニーズに合致したアイテムをご提案する

いかがでしたでしょうか。ここまでご紹介させていただいたように、トップスには、様々な種類があります。そして、それぞれの種類には、それぞれの特徴があります。トップスの種類と特徴を正しく理解して、お客様のニーズに合致したアイテムをご提案することができるようになっていきましょう。(modelpress編集部)

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