美容専門学校の志望動機の書き方 書類選考と面接にそのまま使える

美容専門学校の志望動機の書き方 書類選考と面接にそのまま使える

高校卒業後の進路として、美容系は、とても人気のある進路先の一つであるといえるでしょう。そのため、進路先として、美容専門学校が選ばれるケースもとても多いようです。美容専門学校の入試は、主に、書類選考と面接ですが、いずれも志望動機の出来が大きく影響します。それでは、魅力的な志望動機にするためには、どのようなことがポイントになるのでしょうか。本稿では、「美容専門学校の志望動機の書き方」について、ご紹介していきます。

美容専門学校の志望動機の書き方 書類選考と面接にそのまま使える/Photo by VGstockstudio

美容専門学校の試験で志望動機を求められるのはいつ?

美容専門学校の試験では、いつ志望動機を求められるのでしょうか。まずは、美容専門学校の試験で志望動機を求められるタイミングについて、ご紹介していきます。

<書類選考>

美容専門学校の入試には、1.AO入試、2.推薦入試、3.一般入試などがあります。いずれの入試の場合にも、事前に、推薦書や志望理由書などの提出が求められることが多いようです。志望理由書には、主に、志望動機を記入します。なお、求められる文字数については、それぞれの専門学校によって、異なります。

<面接>

書類選考通過後には、面接が行われることもあります。したがって、書類選考と面接の双方から、合否が決められることもあるということです。なお、面接の際には、志望動機などを口頭で伝えることになります。

美容専門学校の志望動機を考えるときのポイント

美容専門学校の志望動機を考えるときには、どのようなことがポイントになるのでしょうか。それでは、「美容専門学校の志望動機を考えるときのポイント」について、ご紹介していきます。

<美容分野を志望する理由についてまとめる>

美容専門学校の志望動機を考えるときのポイントの1つ目は、「美容分野を志望する理由についてまとめる」ことです。なぜ、美容分野を目指すのかについて、具体的な理由を考えるようにしましょう。その際、自身の経験を踏まえた理由にすることができれば、説得力があり、かつ熱意も伝わりやすくすることができるでしょう。

<志望する専門学校で学びたい意欲を伝える>

美容専門学校の志望動機を考えるときのポイントの2つ目は、「志望する専門学校で学びたい意欲を伝える」ことです。数ある美容系の専門学校の中から、志望する専門学校を選んだ理由について、考えるようにしましょう。志望する専門学校を選んだ理由としては、1.カリキュラムや講師陣、2.キャンパスの特徴、3.校風などが考えられるでしょう。加えて、オープンキャンパスや文化祭に行ったときの感想などもよいでしょう。なぜならば、インターネットなどで調べるだけではなく、生の情報を得るために行動したことは、ポジティブな評価を受けることが多いからです。実際に、志望動機を書く際には、入学後に学びたいことやチャレンジしたいことを具体的に書くようにしましょう。

<将来の展望を書く>

美容専門学校の志望動機を考えるときのポイントの3つ目は、「将来の展望を書く」ことです。専門学校卒業後には、どのような職業に就いて、社会にどのような価値を提供したいのかについて、考えるようにしましょう。職業の例としては、1.美容部員、2.美容師、3.メイクアップアーティスト、4.特殊メイクアーティストなどが考えられるでしょう。また、社会に提供する価値としては、1.お客様の美しさを引き出すことができるようなメイク、2.お客様のコンプレックスを解消するための手助けなどが考えられるでしょう。

専門学校の志望動機の例文

美容専門学校の志望動機の書き方を紹介/Photo by Getty Images

専門学校の志望動機の内容は、実際には、どのようなものになるのでしょうか。それでは、「専門学校の志望動機の例文」について、ご紹介していきます。

<志望理由書の例文>

・例文1

私が美容の道を目指す理由は、将来、美容部員として、活躍したいからです。私は、美容部員として、活躍するためには、化粧品やスキンケアに関する知識はもちろんのこと、お客様の悩みに寄り添うことができるカウンセリングに関するスキルも必要になると考えています。貴校のオープンキャンパスに参加させていただいたのですが、座学の授業の見学だけではなく、実際に先輩方からタッチアップをしていただくという機会を得ました。そして、その際、先輩方の化粧品に関する知識やタッチアップに関する技術に加えて、何よりもカウンセリングに感動しました。そのため、貴校で学び、先輩方のようなカウンセリングを行うことができるようになりたいと考えるようになりました。貴校を卒業後には、化粧品を販売するだけではなく、お客様が抱える美容に関する悩みを解決することができるような美容部員になりたいです。そして、将来的には、後輩の美容部員の指導も担当できるような指導的な立場として、活躍したいと考えています。

・例文2

私が美容の道を目指す理由は、将来、美容師として、活躍したいからです。私的なことになりますが、私の叔母は、主に、映画撮影やドラマ撮影の際のヘアメイクを担当する美容師です。私は、幸運なことに、子どものころから、この叔母に散髪をしてもらっていました。高校生3年生のとき、進路選択にとても迷っていた時期があったのですが、叔母にも進路選択について、相談してみたところ、叔母が実際に働くドラマ撮影の現場を見学させていただく機会を得ることができました。その際、叔母が働く姿がとても輝いて見え、美容師に憧れを抱くようになりました。その後、叔母が貴校の卒業生であることを知ったため、オープンキャンパスに参加させていただくことにしました。オープンキャンパスに参加させていただいた際には、授業の内容はもちろんのこと、貴校の講師陣の豊富さにとても驚きました。そして、様々なフィールドで活躍されている貴校の講師から、自分も学びたいと考えるようになりました。貴校を卒業後には、叔母のように、映画撮影やドラマ撮影も担当させていただけるようなスキルを持った美容師として、活躍したいです。

<面接の例文>

・例文1

私が美容の道を目指すのは、美容部員になりたいからです。私は、美容部員には、化粧品やスキンケアに関する知識だけではなく、カウンセリングに関するスキルも必要だと考えています。貴校のオープンキャンパスに参加させていただいたときには、先輩方からタッチアップをしていただいたのですが、その際、先輩方のカウンセリングに感動しました。そのため、貴校で学びたいと考えるようになりました。将来は、お客様の悩みを解決できるような美容部員になりたいです。また、指導的な立場としても活躍できるようになりたいです。

・例文2

私が美容の道を目指すのは、美容師になりたいからです。私の叔母は、映画撮影やドラマ撮影の際のヘアメイクを担当する美容師です。私は、子どものころから、叔母に散髪をしてもらっていました。進路選択に迷っていたとき、叔母にも相談してみたところ、叔母が働くドラマ撮影の現場を見学させていただく機会を得ました。その際の叔母の姿がとても輝いて見え、美容師に憧れを抱くようになりました。叔母が貴校の卒業生であったため、オープンキャンパスにも参加することにしました。オープンキャンパスの際には、貴校の講師陣の豊富さにとても驚き、貴校で学びたいと考えるようになりました。将来は、叔母のように、映画撮影やドラマ撮影のヘアメイクも担当できる美容師になりたいです。

魅力的な志望動機で専門学校の入試を突破して、美容の道の第一歩を踏み出そう!

いかがでしたでしょうか。ここまでご紹介させていただいたように、専門学校の志望動機を考えるときには、様々なポイントがあります。それらを正しく理解して、魅力的な志望動機にすることによって、専門学校の入試を突破しましょう。そして、美容の道の第一歩を踏み出しましょう。(modelpress編集部)

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