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独学でパタンナーになりたい 必要な知識と実務に役立つ資格

皆様は、パタンナーという仕事をご存知でしょうか。パタンナーは、ファッションデザイナーが描いたデザイン画から、洋服を作るときに必要な「パターン」と呼ばれる型紙を作成します。つまり、デザイナーのデザイン画がどれほど素晴らしいものであってもパターンがなければ洋服を作ることはできません。そのため、パタンナーは、アパレル業界において、とても重要な仕事の一つであるといえます。専門的な知識や技術が求められそうなパタンナーという仕事ですが、独学でもパタンナーを目指すことはできるのでしょうか。この問いに答えるため、本稿では、パタンナーに求められる知識やパタンナーの実務に役立つ資格について、ご紹介していきます。

独学でパタンナーになりたい 必要な知識と実務に役立つ資格/Photo by giulia186

独学でもパタンナーを目指せる?

そもそも、独学でもパタンナーを目指すことはできるのでしょうか。まずは、パタンナーを目指すときには知っておきたい基本的な事柄について、ご紹介していきます。

<パタンナーとは?>

パタンナーは、ファッションデザイナーが描いたデザイン画から、「パターン」と呼ばれる型紙を作成します。パターンは、平面であるデザイン画から、立体の洋服を作るときに必要になります。つまり、パタンナーがファッションデザイナーのイメージの具体化を担うということです。そのため、パタンナーは、アパレル業界の中でもとても重要な仕事の一つであると位置づけられています。

<独学でもパタンナーを目指すことは可能>

独学でパタンナーを目指すことは、不可能ではありません。独学でパタンナーを目指すためには、高いモチベーションを維持して、勉強を続けることが大切です。なぜならば、独学の場合には、わからないことがあっても自分で調べる必要があるからです。パタンナーになるために必須となる資格はありませんが、資格を取得した方が実務に活かすことができる知識を身につけやすいでしょう。なお、独学で資格の取得を目指す場合には、専門学校などに通いながら資格の取得を目指す場合よりも資格の取得までの時間は長くなりがちです。なぜならば、独学の場合には、わからないことがあっても教師などにすぐに確認することができないからです。就職活動については、アパレル業界との関係が深い専門学校に通えば、スムーズに進めやすくなるでしょう。自分の適性やキャリアプランを考慮して、パタンナーの目指し方を決めるようにしましょう。

パタンナーに求められる知識

パタンナーには、どのような知識が求められるのでしょうか。それでは、「パタンナーに求められる知識」について、ご紹介していきます。

<CAD>

パタンナーに求められる知識の1つ目は、「CAD」に関する知識です。CADとは、パソコン上で設計を行い、パターンを作るためのソフトです。アパレル業界では、広く普及しています。CADに関する専門書は、数多く販売されています。そのため、独学でも学びやすいでしょう。

<パターンメーキング>

パタンナーに求められる知識の2つ目は、「パターンメーキング」に関する知識です。パターンメーキングとは、デザイン画から、パターンを起こすことを指します。パターンメーキングは、平面裁断(ドラフティング)と立体裁断(ドレーピング)に分けられます。まず、平面裁断は、机の上などの平面上でパターンを作成する方法です。比較的、独学でも身につけやすいでしょう。これに対して、立体裁断は、人体やトルソーなどに布地を当てて、形を定めてから、裁断する方法です。したがって、布地を当てる対象が必要になります。また、平面裁断よりも高度な技術が求められます。なお、パターンメーキングを学ぶときには、パターンメーキングに関する専門書を用意するようにしましょう。

<グレーディング>

パタンナーに求められる知識の3つ目は、「グレーディング」に関する知識です。グレーディングとは、パターンメーキングで作成したパターンをサイズに合わせて調節することを指します。パタンナーには、デザインを保持しながら、サイズの拡大や縮小を行うことが求められます。なお、グレーディングを学ぶときには、グレーディングに関する専門書を用意するようにしましょう。ちなみに、昨今では、パターンメーキングとグレーディングの双方を学ぶことができる専門書も少なくないようです。

独学でパタンナーを目指すときに役立つ資格

パタンナーについて紹介/Photo by Ugorenkov Aleksandr

独学でパタンナーを目指すときには、どのような資格が役に立つのでしょうか。それでは、「独学でパタンナーを目指すときに役立つ資格」について、ご紹介していきます。

<2次元CAD利用技術者試験>

独学でパタンナーを目指すときに役立つ資格の1つ目は、「2次元CAD利用技術者試験」です。これは、CADを利用するための知識や作図を効率的に行うことができる技能を証明する資格です。CADを利用した設計・製図の方法やデータ管理の方法について、学びます。なお、2次元CAD利用技術者試験には、1~3級まであります。3級と2級は筆記試験、1級は実技試験です。

<パターンメーキング技術検定>

独学でパタンナーを目指すときに役立つ資格の2つ目は、「パターンメーキング技術検定」です。これは、アパレル企業のパタンナーやデザイナーを目指す人が身につけるべき技術の習得を証明する資格です。パターンメーキング技術検定には、1~3級まであります。実技試験では、パターンの正確性や仕上がりの美しさなどが評価されます。

パタンナーを目指すために最適な方法とは?

いかがでしたでしょうか。ここまでご紹介させていただいたように、独学でもパタンナーを目指すことは可能です。しかしながら、パタンナーには、専門的な知識や技術が求められることも間違いありません。パタンナーを目指す方法は、一つではありません。本稿を参考にしながら、自分にとって最適な方法を見出してください。(modelpress編集部)