服の種類、いくつ知ってる?応募前に押さえておきたい洋服のこと

服の種類、いくつ知ってる?応募前に押さえておきたい洋服のこと

【アパレル/モデルプレス】アパレル業界で仕事をしたいと考えるならば、まず、洋服に関するしっかりとした知識を持っていたいものです。たとえば、洋服には様々な種類があるということはご存じでしょうか?面接で質問されてもあわてないように、事前に押さえておきたい様々な洋服の種類について紹介します。
服の種類、いくつ知ってる?応募前に押さえておきたい洋服のこと(Photo by Africa Studio/Fotolia)
服の種類、いくつ知ってる?応募前に押さえておきたい洋服のこと(Photo by Africa Studio/Fotolia)

アウター:寒い季節に大活躍



寒い季節には外套、いわゆるアウターが欠かせません。一口にアウターと言っても様々なものがあります。一つずつ説明しましょう。

<ジャケット・ブルゾン>

ジャケットとは袖付き・前開きの上着のことです。丈はウエストラインからヒップラインまでで、それ以上長いものはコートになります。羽毛入りで温かいダウンジャケット、革製のレーザージャケット、バイク乗りのためのライダースジャケット、背広の上着タイプのテーラードジャケット、軍服風のミリタリージャケットなどがあります。

また、ジャケットの中でも見頃の裾をタック、ベルト、ヒモなどで絞っているタイプをブルゾンといいます。元々は作業着でしたが、現在ではスポーツウェアなどとして多用されています。

<コート>

ヒップよりも長い丈、襟付き、シングル前ボタンというシンプルなデザインの外套はチェスターフィールドコートと言います。カジュアルにもドレッシーにも着こなすことができる便利なアイテムです。軍用コートがルーツのトレンチコート、猟師の防寒着だったダッフルコート、毛皮のファーコート、襟なしのノーカラーコートなど、個性豊かなデザインが揃っています。

<ガウン>

膝丈から床に届くような長い丈で、腰回りをヒモで縛る外衣をガウンといいます。欧米の大学の卒業式など特定のセレモニーで着用されますが、最近ではフェミニンなデザインの商品も注目されています。

<ポンチョ・ケープ>

袖のない、かぶるタイプの外套をポンチョと言います。ポンチョより丈が短く羽織るように着用して首の下でヒモを結ぶ、よりフォーマルなデザインのものをケープといいます。

トップス:アパレル店員の腕の見せどころ



上半身に着用するトップスは種類が豊富なだけに、お客様に質問された時にどう答えるかは店員の腕の見せどころです。しっかりと理解を深めておきましょう。

<ニット>

トップスの多くはニット素材です。太く編んだケーブル、刺繍のように編み込んだジャガードなどニットにも様々なものがあります。デザインとしてはおなじみのカーディガン、セーター、ベストの他に、かぶるタイプのプルオーバー、首回りや袖口にラインが入っている学生風のチルデンセーターなども人気を集めています。
 
<カットソー>

Tシャツ、キャミソール、タンクトップ、ポロシャツなどはカットソーに分類されます。いずれも工場での大量生産に向いていることが特徴で、安価な商品が多く若者に愛用されています。

<シャツ・ブラウス>

シャツは襟付き、前開き、綿100%、襟付き、パンツインできる長めの丈というようなデザインのものが多く、男性がスーツの下に着るYシャツがその代表格です。ブラウスはおもに女性が着用し、シャツよりも素材、デザインの自由度が高くなっています。

ボトムス:コーディネートの要



コーディネートの仕上げとして、どのようなボトムスを選択するかは非常に重要です。まずは、どのような商品があるのか正しく知りましょう。

<スカート>

女性のボトムスの代表格と言えばスカートです。ミニ丈からマキシ丈まで、多種多様な長さがあります。裾が広がるフレアスカートならばコケティッシュに、体のラインが出るタイトスカートならばセクシーな装いになるでしょう。

<パンツ>

ショートパンツ、ハーフパンツ、ロングパンツだけではなく、6~7分丈という微妙なニュアンスを楽しめるクロップドパンツも人気です。足のラインがくっきりわかるスキニーパンツ、左右に大きなポケットがついたダボっとしたカーゴパンツ、一見ロングスカートのような幅広のガウチョ、股が極端に低く股引のようなサルエルなどもトレンドになっています。
 
<キュロット>

キュロットスカートまたはキュロットパンツと呼ばれます。前からはスカート、後ろからはパンツに見えるため、スポーティーな着こなしにピッタリです。

洋服の種類を正しく理解しよう!



いかがでしたでしょうか。普段何気なく身につけている洋服ですが、実はこんなにも細かく分かれているのです。コーディネートする上でも、まずはパーツの一つ一つである洋服の名前を正しく理解しておくことは非常に大切と言えるでしょう。ファッション誌などを眺めながらチェックするようにしてみてはいかがでしょうか。(modelpress編集部)

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