ママになっても働きやすい!アパレル業界の産休・育休制度を知ろう

ママになっても働きやすい!アパレル業界の産休・育休制度を知ろう

【アパレル/モデルプレス】現代は女性の社会進出が進み、様々な職場で女性が活躍している中、アパレル業界も例外ではありません。勤めている人の男女比は約7:3で、女性の方が多く、女性のための産休・育休制度が充実しています。今回はアパレル業界の産休・育休制度についてご紹介します。
ママになっても働きやすい!アパレル業界の産休・育休制度を知ろう/Photo by g-stockstudio
ママになっても働きやすい!アパレル業界の産休・育休制度を知ろう/Photo by g-stockstudio

アパレル業界が女性にとって働きやすい理由



アパレル業界は女性にとっては働きやすい職場です。なぜ働きやすいのか、その具体的な理由について探っていきましょう。

<アパレル業界には女性が多い>

ファッションアイテムは、男性向けよりも女性向けの方が豊富です。そのため女性の方が男性よりもファッションには敏感で、女性の意見が尊重される傾向にあります。それは、積極的に提案し、参加することができる、女性にとってやりがいのある職場なのです。上司が女性だという場合も少なくなく、男性上司には言いにくいことでも気軽に相談することができます。また、セクシャルハラスメントも他の職場よりは起こりにくい傾向にあります。

<女性が働きやすい環境を整えている>

女性が多いので、女性を重視した環境も備わっているところもあります。主婦が多い店舗では、子供の病気や行事などには柔軟に対応しています。育児にも専念しながら働くことができるので、子育て中の主婦の人でもモチベーションを維持することができます。また生理休暇など、女性特有の体調不良などに対するケアや理解も十分あり、余計な心配をすることなく仕事に従事できます。

<シフト制のため時間の融通が利く>

アパレル業界の勤務スタイルは、シフト制がほとんどです。これは、他の従業員のシフトと調整が可能なため、他業種よりも働き方に融通が利きます。女性は男性よりも一日のスケジュールが細かくなりがちなので、そういった場合でもそれに合わせたシフトを組むことができます。子供を迎えにいく時間まで働く、子供の学校の行事がある日は休みたい、などのような要望にも柔軟に対応することができ、子育てしている人にとってはとてもありがたい制度となります。

アパレル業界の産休・育休制度



アパレルで働いている多くの女性のために充実している産休・育休制度についてご紹介します。

<そもそも産休・育休とは?>

・産休
産休は出産予定日の6週間前、双子などの多胎妊娠の場合は14週間前から取得でき、出産の翌日から8週間の休暇を取得できます。産前休暇は申請したら取得可能で、産後休暇は本人の意思に関係なく強制的な休暇となります。医師の許可が下りると6週間以降から職場に復帰することができます。社会保険に加入していると給付金として出産手当金が産前だと、最大で42日分、産後は56日に渡り、給与の2/3の額を受け取ることができます。

・育休
育休は、産後休暇の翌日つまりは産後57日目から、子供が1歳になるまで取得することができます。保育所の入所待ちなどで職場復帰が難しい場合は、最大で1歳と6か月になるまで延長が可能です。父母が交代または同時に休暇を取得する場合は、1歳と2か月になるまで延長することができます。休業期間中は2か月ごとに給与の1/2の額が育児休業給付金として支給されます。育休期間中に給与の80%以上の給与が発生した場合は有給扱いになり、給付金が支給されなくなります。育休が始まる1か月前までに申請することで休暇をもらうことができます。

<アパレル業界の産休・育休制度>

アパレル業界は、女性の割合が多いため、産休・育休に関して寛容なところが多く、安心して休暇をとることができます。妊娠中の労働時間を制限、妊婦検診料援助などと妊娠期間中のサポートも充実しています。これらの充実した産休・育休制度によってモチベーションを保つことができるので、アパレル業界の出産後の職場への復帰率は90%を越えています。この数字は、同時に女性従業員が働きやすい職場であることの証明です。

実際の声を聞いてみよう!



ご紹介した制度が実際にどのような影響を与えているか、現在アパレル業界で働いている子供を持つ女性に本音を聞いてみました。

「妊娠初期からずっと周囲がサポートしてくれていました。当時は大型店舗で働いていて、総店長1名、店長2名、店長代理2名という体制だったのですが、私が突然体調を崩しても大丈夫なよう、シフトを調整してくれていました。お腹が大きくなってくると、立ち仕事ではなく座ったままでもできる仕事を割り振ってくれました。子どもが無事生まれ、育休が明けた現在は、以前とは違う店舗ではあるもの、復帰して楽しく働いています。ただ、前例が少ないため、今後のキャリアプランにはまだ迷っているのが正直なところ」(店長のS.Oさん)

妊娠すると、周りの従業員も親身にサポートしてくれます。シフトの調整はもちろん、業務中もできるだけ身体に負担をかけないように、仕事を割り振るなどして助けてくれます。しっかりとサポートを受けることで、安心して出産に専念することができ、出産後も復帰しやすいような環境ではないでしょうか。

「私自身はどちらも取らなかったのですが、周囲の人は取っていました。希望すれば100パーセント取得できます!妊娠への配慮も、女性が多い職場なのでそれなりにありました。私は出産を機に仕事を辞めましたが、仲の良かった同僚は、育休のあと復帰してしばらく働いていたと思います」(店長代理のA.Tさん)

アパレル業界の産休・育休制度の主な特徴は、取得率がとても高いということです。女性が多く上司の理解力も高く、配慮も行き届いています。安心して休暇を取得できる環境があります。

「昨年結婚し、現在妊娠中です。私の場合結構つわりがひどいのですが、職場の人の支えが厚く、本当に助かっています。一緒に働く人になるべく迷惑をかけないために、妊娠がわかったら早めに報告したほうが良いと思います!安定期に入ったらまたしっかり働き、産休育休を経て必ず復帰するつもりです。周りも上司も戻ってこいと言ってくれています」(MDのT・Iさん)

職場の人のサポートも手厚いので、妊娠中の心の支えになります。妊娠の報告を早くすることで周りの人も迅速に対応することができます。お互いに助け合う風潮は、妊娠中でも安心して業務に取り組むことができる大切な要素です。

女性に優しい職場、それがアパレル業界



いかがでしたか?女性にとって働きやすく、スタッフ同士の理解もある職場、それがアパレル業界ではないでしょうか。そんな女性にとって魅力的な職場環境であなたも働いてみませんか?(modelpress編集部)

実際に働いている人の声は?

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