アパレル業界で売れる店の特徴とは?売り場・接客・SNSのポイントまとめ

アパレル業界で売れる店の特徴とは?売り場・接客・SNSのポイントまとめ

【アパレル/モデルプレス】星の数ほどあるアパレルショップですが、人気があるお店はほんの一握りです。どのお店も同じようにファッションを扱っているのに、どこで「売れるお店・売れないお店」が左右されるのでしょうか。実は、売れているお店には共通点があります。今回は、売れるお店に共通している「売れるためのポイント」をご紹介します。

アパレル業界で売れる店の特徴とは?売り場・接客・SNSのポイントまとめ/Photo by Getty Images

売れる店舗の売り場の特徴

売れる店舗には売り場にポイントがあります。大切なのは自分のブランドイメージの魅せ方です。どのような点を意識して店づくりをしているのかご紹介します。

<独自性を出している>

独自性は、他のお店と差別化する大事なポイントです。自社のブランドイメージを基にお店作りを考えましょう。

「ふんわりかわいい系」、「スタイリッシュ」、「カジュアル」など、自分のお店の作りたいイメージを明確にする必要があります。お店のイメージをお客様に伝わりやすい売り場にすることで、ニーズが合致したお客様がリーチするようになります。

<客層に合わせたコーナーづくりを行っている>

どの年齢層を狙ったアイテムを取り扱っていますか。その年齢層に合ったコーナーづくりを心がけましょう。

例えば若者向けであれば、セールのアイテムのコーナーを設けることで、「自分でも買えるかも」と思い来店してもらいやすくなります。また想定している年齢層が高めの場合は、高級なイメージを売り出すために、ポップは最低限にしましょう。

<商品を買いやすい売り場にしている>

まずは、お店全体における商品の配置です。お店作りをするときは、店内に入ったときのお客様の視線を意識することが重要になります。

お店の外から見て、ぱっと目につくところに1番売れているアイテムや今流行りのアイテムをディスプレイしましょう。また、お店に一歩入ったときにお店全体の商品が見やすいかどうか確認することがポイントです。

次に棚に商品を置くときの位置です。アイテムの良さがお客様に伝わる明るさや角度か、棚から取りやすいかどうかをお客様の立場になって見てみましょう。

また、類似商品は近くに配置するようにしましょう。商品を見比べやすいところに配置することで、お客様はお買い物をより楽しむことが出来ます。

売れる店舗の接客

お店のアイテムの良さがお客様に伝わっても、店員とお客様のコミュニケーションが下手だとそれだけで購買意欲は下がってしまいます。売れる店舗では、お店の良さをよりお客様に伝える接客をしています。ここでは、売れる店舗の接客方法をご紹介していきます。

<お客さま一人一人にきちんと対応している>

お客様とのコミュニケーションはマニュアル通りではいけません。お客様に合わせた会話を心がけることが重要です。

<聞き上手である>

お客様との会話においては、聞き役に回ることがポイントです。お客様が話したいことを聞き出してから話し始めましょう。

お客様の話を最後まで聞くことでお客様の求めているものを提案しやすく、お客様も話をしっかり聞いてくれると安心感と信頼感を与えることができます。

売ることばかりを考えて押し売りしてしまうのは絶対にしてはいけません。お客様が買い物しづらくなるだけでなく、ブランドイメージに傷がついてしまいます。

<商品をきちんと理解している>

自分のお店のアイテムをしっかり把握しているでしょうか。お客様にアイテムのことを質問された時にパッと答えられるのが、売れる店舗での特徴の1つです。

素材やデザイン、洗い方などをアイテムごとに整理しておきましょう。そのアイテムのポイントを掴んでおくとお客様にも提案しやすくなります。

売れる店舗のSNS戦略

アパレル業界で売れる店の特徴とは?/Photo by Rawpixel.com

売れる店舗の特徴は店頭だけではありません。売れる店舗はSNSを上手に利用しています。多くの人がSNSを利用する中、SNSでのお店の売り方のポイントを掴めば売り上げはグンと上がります。では、SNS戦略についてご紹介していきます。

<お客さまと接点をつくり、共感してもらう>

多くのお客様がSNSを利用しているので、まずはたくさんのお客様と接点を作ることが大切です。繋がっているお客様に共感してもらえるような情報を発信していきましょう。

<Twitter>

リアルタイムな情報を発信するのにぴったりのSNSですよね。入荷したてのアイテムを紹介したり、新商品でのコーディネートをアップしたりしましょう。

また、週末のセール情報など近々のお得な情報を発信するのも良いでしょう。ただし、あまりにも宣伝っぽくなってしまうとお客様の印象は悪くなってしまいます。

<Facebook>

Facebookは毎日更新することが大切です。スタッフの日常の話題を含めながら、親しみを持ってもらえるような書き込みをすると共感が得られやすいでしょう。

またオンラインショップへの誘導も可能です。アイテムをオンラインショップで見て頂くことも売り上げ向上に大きく繋がります。

<Instagram>

人気商品やおすすめのコーディネートなどを紹介していきます。アイテムが魅力的に見えるように撮影し、オシャレな雰囲気を演出しましょう。

<LINE>

お客様が気軽にお店の情報を得やすいのがLINE@です。商品紹介やキャンペーンのお知らせ、クーポン配信など、お客様が興味を持つように画像などを工夫しましょう。

これらは送るタイミングが重要になってきます。休日の前日など、買い物に行く前に情報を発信してお店に来てもらえるようにしましょう。

<スタッフブログ>

スタッフがお客様の目線になって商品紹介やコーディネートができるのがスタッフブログです。今店舗にあるアイテムだけではなく、過去のアイテムと合わせたコーディネートなどの記事はお客様のコーディネートの参考となります。

他のSNSと比べて凝った記事を作ることができるので、キャンペーンの紹介もより詳しくできます。

売れるお店は様々な戦略を駆使している

いかがでしたでしょうか?売れるお店は売り場・接客・SNSと様々なところで工夫してお客様を呼び込んでいます。これらのポイントと掴んで売れるお店を目指しましょう!(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

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