【アパレル/モデルプレス】アパレル店員のお仕事に興味がある人は、求人募集のどこをチェックしていますか?アパレル店員の求人で確認しておきたい項目として、労働時間やシフト制があります。お仕事を長く続けるには、働き方がしっかり自分に合っているか確かめておくことが大切です。今回は、アパレル店員の労働時間やシフト制について、また新しい働き方についてご紹介します。
アパレル店員の労働時間
お仕事を始める時に気になるポイントの1つが労働時間です。まずは、気になるアパレル店員の労働時間についてご紹介します。
<法定労働時間>
法定労働時間とは、労働基準法で定められた労働時間のことです。特殊な職種を除き、1日8時間、週40時間勤務が上限になっています。そのため1日8時間を超える勤務は残業となり、残業手当が支払われます。企業では、休憩1時間を挟んだ1日8時間、週5日勤務が一般的なケースです。
<アパレル店員の労働時間>
アパレル店員の労働時間も、法定労働時間内と定められているので8時間以下の勤務になります。労働開始時間は、店舗の営業時間によって違い、シフト制で変則的に働く場合が多いです。例えば、店舗の営業時間が11:00〜20:00の場合、早番・遅番の2交代制で勤務するなどになります。
<休日>
店舗勤務の場合は、店舗の定休日が休日となります。シフト制の場合は週休2日などの決まりはなく、月ごとに休日の日数を調節してシフトを決めていきます。したがって、休日は決まった日ではなく、他のアパレル店員との調整で決まります。
アパレル店員のシフト制の働き方
シフト制の働き方はシフトによって仕事内容が変わります。またシフトの組み方にも種類があります。続いては、アパレル店員のシフト制の働き方についてご紹介します。
<シフトによる働き方の違い>
シフトには主に、早番と遅番、オールがあります。まずは早番についてご紹介します。早番は開店前から夕方までの勤務です。早番の仕事内容は接客だけではなく開店前の準備があります。店頭に並べる品出しや店舗の掃除など、開店に向けて準備を行います。
次に遅番は午後から閉店後までの勤務になります。遅番も接客の他に閉店作業やレジ締めなどの仕事があります。レジ締めとは、レジに入っていたお金とその日の売り上げ金額などを確認し、違算がないか確かめる作業です。閉店後の作業はだいたい1~2時間程度になります。
オールは開店前から閉店後までの勤務です。店長は開店前や閉店後に仕事がある場合があるので、オールで出勤することもあります。
<シフトの組み方>
シフトの組み方には、主に固定シフトと自由シフトがあります。固定シフトは出勤日や時間が決められている働き方です。出勤日や時間が決まっているので、先々の予定が組みやすく、また毎月の勤務日数も決められている場合は月の収入も計算しやすいのがメリットです。しかし、予め日にちや時間が決まっているため急な休みが取りにくいのがデメリットです。
自由シフトは出勤日や時間を自分で申請するシフトの組み方をします。自由シフトは固定シフトよりも短い間隔で決めるので、急に予定が入ったときも柔軟に対応しやすいです。また、出勤したい日にちや時間、出勤日数から調整してもらえることがメリットです。しかし、自分の希望を伝えても他のアパレル店員との調整もあるので全て希望通りにはならないこともあります。希望していた日にちや時間に出勤できない場合もあることが自由シフトのデメリットでしょう。
働き方改革に取り組むアパレル企業
アパレル業界での働き方をご紹介してきましたが、最近はより良い働き方を目指している企業があります。次は、アパレル業界における働き方改革についてご紹介します。
<新たな働き方を提案している企業がある>
最近、多くの企業を対象に長時間労働や残業を減らすための働き方改革が政府主導で行われています。アパレル業界でもこの働き方改革に取り組んでいる企業は多く存在します。
<働き方改革に取り組む企業例>
働き方改革に取り組む企業としては、1日6時間労働制へと変えた企業があります。9時~15時までの就業で、昼休みはなし(軽食はOK)などの働き方によって1日8時間労働から6時間労働にしました。こうすることで1日の労働時間を減らし、よりプライベートの時間を増やせる働き方へと変わりました。例えば、ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイの「ろくじろう」制度などがあります。
また短時間勤務の正社員制度を始めた企業もあります。earth music&ecologyなどを運営するストライプインターナショナルなどが、4時間正社員、6時間正社員などの短時間勤務制度を導入し、働き方改革に取り組んでいます。
自分に合った働き方を見つける
いかがでしたでしょうか?アパレル業界には様々な働き方があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。自分のライフスタイルに合った働き方かどうかしっかりと判断しましょう。(modelpress編集部)
実際に働いている人の声は?
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