アパレルのフィッターになりたい!仕事内容と目指すときのポイント

アパレルのフィッターになりたい!仕事内容と目指すときのポイント

【アパレル/モデルプレス】ファッションに囲まれながら働くアパレル関連のお仕事に憧れる女性は少なくありません。そんなアパレル関連のお仕事でもファッションショーを裏で支えたり、お客様それぞれの体に合うアパレルアイテムを作ったりフィッターの仕事内容は多岐にわたっています。フィッターとは具体的にどのようなお仕事をしているのでしょうか?今回は、フィッターのお仕事の内容と目指す時のポイントをご紹介します。

アパレルのフィッターになりたい!仕事内容と目指すときのポイント/Photo by Getty Images

「フィッター」ってどんな仕事?

フィッターは具体的にはどのようなことをしているのでしょうか?まずは、フィッターについて基礎知識をご紹介します。

<基本的にはアパレル業界でフィッティングを行う人を指す>

フィッターと呼ばれるお仕事には、いくつかの種類があります。大きく分けると、それぞれのお客様に合ったアパレルアイテムを提案するフィッターと、ファッションショーのバックステージでサポートをするフィッターです。これらのアパレルアイテムを身につける人に合うようにフィッティングを行う人を、アパレル業界ではフィッターと呼びます。

フィッターは、オート・クチュールのメーカーなどで主に活躍しています。モデルのファッションを作り上げるスタイリストや仕立てをする人など、ブランドによってフィッターのお仕事は様々です。

2017年に放送されたテレビドラマの中で登場した「シューフィッター」というお仕事が話題になったことから「フィッター」という職業を多くの人が知るようになりました。また、このテレビドラマをきっかけに、フィッターのお仕事に興味を持ったという人も少なくありません。

フィッターの種類と仕事内容

フィッターにはいくつかの種類があり、仕事内容も大きく異なります。それではフィッターの種類とそれぞれの仕事内容について詳しくご紹介します。

<ボディフィッター>

ボディフィッターは、お客様が試着をした際にぴったり合うサイズのアイテムをアドバイスするお仕事です。フィッティングのプロとしてフィッティングアドバイザーとも呼ばれています。洋服や靴は試着して鏡を見てみても、実際に体に合っているかどうかを自分で判断するのは難しいです。そのようなお客様の悩みをボディフィッターは解決してくれます。洋服や靴のサイズだけではなく形や色なども含めて、それぞれのお客様に1番合ったアイテムをおすすめします。

また、ボディフィッターはお客様の注文に合わせて洋服を仕立てることもあります。お客様の作りたい洋服のイメージを聞き、お客様の体のサイズや形から洋服を作っていきます。

<シューフィッター>

シューフィッターは、足に関する基礎知識と靴合わせの技能を持つ、靴の専門家です。足の形は人によって大きく異なります。その1人1人の足を見て、足の疾病予防の観点からお客様に合った靴をおすすめします。

<ショーフィッター>

ショーフィッターは、ファッションショーのバックステージでモデルの衣装替えを行うお仕事です。一般的に、1回のファッションショーでモデルは2,3回衣装を替えます。また、モデルは次々出番が回ってくるので1回の着替えを出来るだけ素早く終わらせる必要があります。そのため、1人のモデルに対して2,3人のフィッターが付いて衣装替えを行います。フィッターは協力して素早く着替えさせるだけではなく、衣装がしっかりと映えるようにしなければなりません。したがって担当するモデルの衣装を予め確認し、アピールするためにはどのように着せると良いかを考えておきます。

フィッターの仕事のポイント

フィッターを紹介/Photo by Getty Images

それでは、フィッターを目指すためにはどのようなことが大切なのでしょうか。フィッターの仕事のポイントについてご紹介します。

<フィッターの仕事で大切なポイント>

フィッターの中でも、お客様に合ったアイテムを提案するボディフィッターはお客様の体型やデメリットをカバーできるようなアドバイスを心がけることが重要なポイントです。より美しさを引き出すフィッティングをお客様の全体のバランスと身につけるアイテムから判断します。お客様との話をしながら、体型など気になっている部分を聞き出すのもポイントです。また、シューフィッターであれば歩き方のクセや姿勢の問題も参考にし、正しい歩き方や姿勢に補正できるような靴を提案します。

これらのお客様にあったスタイリングをアドバイスするスキルは、アパレルアイテムなどファッションに関する知識や仕組みをしっかりと理解しておく必要があります。フィッターが正しい知識をもってアドバイスをすることでお客様も安心してファッションを楽しむことができます。

<フィッターになるには?>

フィッターになるためには、服飾専門学校や大学の専門学科でファッションに関する知識を学ぶ必要があります。そして、卒業後アパレルメーカーなどアパレル関係のお仕事に就職し販売員として知識と技術を身につけ、フィッターへと進みます。

フィッターはファッションを楽しむ人をサポートするお仕事

いかがでしたでしょうか?フィッターはファッションショーを裏で支え、またアパレルアイテムを購入するお客様が安心するようなアドバイスをします。このようなフィッターのお仕事はいろんな人がファッションを楽しむために大切なお仕事と言えるでしょう。ぜひ、フィッターに興味がある人はご紹介した内容を参考にして下さい。(modelpress編集部)

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