【アパレル/モデルプレス】一緒に働いているアパレル販売員や、別のアパレル店舗のアパレル販売員の中に「この人すごい!」と感じるアパレル販売員がいると思います。このように、周りから「仕事ができるアパレル販売員」と見られている人にはある共通した特徴があります。できるアパレル販売員の特徴はお客様に対してだけではありません。それでは、仕事ができるアパレル販売員の特徴を5つご紹介します。
1.お客さまと良い距離感を保てる
仕事ができるアパレル販売員はお客様からの信頼を得ています。それでは、お客様から信頼を得るためのお客様との良い距離感についてご紹介します。
<積極的に声を掛けるわけではない>
お客様との信頼関係を築くために、まずはお客様と関わる必要があります。しかし、お客様と関わるためだからと言って、アパレル販売員から何度もしつこく話しかけても良い関係を築くことはできません。このようにアパレル販売員からしつこく話しかけて接客してしまうと、逆にお客様が不快に感じてしまうことがあります。仕事ができるアパレル販売員は、このようにしつこく接客はしません。
<お客様の行動を把握している>
仕事ができるアパレル販売員は、まずお客様が店舗に入ってきた時に明るく「いらっしゃいませ」とだけ声を掛けます。その後、お客様が店内でアイテムを見ているときもずっとお客様に注目して話しかけるタイミングを狙うようなことはしません。さりげなくお客様の行動に気を配りながら、アイテムを整頓するなど別の仕事をするようにします。こうすることでお客様もリラックスしてアイテムを見ることができます。そして、お客様が何か聞きたそうな様子を見せた時や、アパレル販売員の方を見て目が合ったときにこちらから声を掛けるようにします。また仕事のできるアパレル販売員は、お客様と接していない時も疲れた顔や硬い表情をしません。常に柔らかい表情を意識し、どんな時でもお客様が話しかけやすい状態でいます。
2.接客中に会話が弾む
アパレル販売員とお客様との会話はファッションに関することだけではありません。それでは、仕事ができるアパレル販売員の会話の特徴をご紹介します。
<コミュニケーション能力が高い>
アパレル販売員は、ファッションアイテムについてお客様と話すことが多いのですが、仕事ができるアパレル販売員はさらに話を広げることができます。店内のアイテムを勧めるだけではなく、ちょっとした雑談ができるためお客様との距離を縮めることができ、さらに信頼関係も築くことができます。普段だと聞きづらいファッションの話なども、このように信頼関係が築かれているアパレル販売員には気軽に話せるので、お客様も積極的に話しかけてくれるようになります。
<顔なじみの顧客が多い>
お客様と雑談をすることでお客様のことも覚えておくことができます。そのため次に来店された時も「お久しぶりです」、「前回来店された時にお話ししていた○○はどうなりましたか?」などと次の会話にもつなげることができます。また、このようにお客様を覚えておくと、お客様も気軽に店舗に来やすくなったりアパレル販売員に話しかけやすくなったりします。接客中に会話を弾ませることで、お客様がリラックスしてお買い物ができるようになるのです。
3.お客さま一人一人に合ったコーディネートができる
お客様にコーディネートを提案するのもアパレル販売員の仕事の1つです。それでは、仕事のできるアパレル販売員のコーディネートの提案スキルをご紹介します。
<お客さまの好みに合ったコーディネートを提案できる>
アパレル販売員は、お客様の要望に合ったコーディネートを店内のアイテムから考えることもあります。その時にコーディネートのヒントをお客様から聞き出すのがアパレル販売員の腕の見せどころです。その日のお客様の服装からだけではなく、「普段はパンツが多いですか?スカートが多いですか?」、「暖色系の洋服が多いですか?」などいくつかの質問をすることでお客様が求めている服の系統を把握していきます。できるアパレル販売員は、このお客様への質問の引き出しが多いので、的確にお客様の要望に合ったコーディネートを提案することができ、お客様が納得して購入することができます。
<似合っていないときは正直に伝えられる>
仕事ができるアパレル販売員は、「アイテムを売りたい」という気持ちよりも「お客様に喜んで頂きたい」という気持ちの方が大きいです。そのため、お客様がアイテムを選んだ時に似合っていないと思った時は正直に伝えます。このように本当のことを言うことでお客様の信頼を得ています。また、「お客様でしたらこちらの色のほうが、顔色がよく見えます」など別のアイテムを提案するなどして機会を逃しません。
4.笑顔を絶やさない
他のアパレル販売員とスキルの差があるアパレル販売員は表情が違います。それでは、できるアパレル販売員の笑顔についてご紹介します。
<忙しいときこそ、笑顔で対応する>
セール時の人手が足りない時などは、焦って対応してしまいがちです。しかし、忙しい時でもできるアパレル販売員は笑顔を意識していまます。
<楽しそうな雰囲気はお客さまにも伝わる>
楽しそうにコーディネートや対応をしてくれるアパレル販売員はお客さまに好印象です。どんな時でも笑顔で対応してくれるアパレル販売員はお客様も安心して話しかけることができます。
5.素直に謝れる
アパレル販売員は、お客様の要望に応えられない場合など、謝らなければならないことがあります。そのような時のできるアパレル販売員の対応をご紹介します。
<自分が悪かったことは、すぐに謝罪ができる>
できるアパレル販売員は、職場の先輩はもちろん、同僚や後輩に対しても自分の非はすぐに謝罪することができます。このような謙虚な姿勢は社内からも信頼が得られるのです。
<お客さまからのクレームに臨機応変に対応できる>
アパレル販売員は、お客様に謝った後の対応が重要です。クレーム対応で「確認してみます」は絶対NGです。仕事のできるアパレル販売員は、謝罪後すぐに代わりの提案をするなど臨機応変に対応することができます。
5つのポイントで明日からできるアパレル販売員に
いかがでしたでしょうか?一緒に働いていて「仕事ができる」と感じるアパレル販売員は、ご紹介した5つのポイントをしっかりとこなしています。仕事ができるアパレル販売員はお客様に対してだけではなく、職場の先輩や同僚、後輩にもきちんと気配りができています。ぜひ、明日から5つのポイントを意識して仕事のできるアパレル販売員を目指しましょう。(modelpress編集部)
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