社内営業とは?社員同士の関係を良くするコツ

社内営業とは?社員同士の関係を良くするコツ

【アパレル/モデルプレス】「社内営業」という言葉を聞くとどのようなことをイメージしますか。「何となくネガティブなイメージがある」という方は少なくありません。しかし、社内営業は働いている環境をより良くし、さらに自分の評価も上げることもできるコミュニケーション方法なのです。それでは、社内営業で社員やメンバー同士の関係を良くするコツについてご紹介します。

社内営業とは?社員同士の関係を良くするコツ/Photo by g-stockstudio

社内営業とは?

「社内営業」という言葉はよく耳にするけれど、具体的にどのようなことをしているのでしょうか。まずは、社内営業の基礎知識についてご紹介します。

<社内営業は、社内のメンバーとのコミュニケーション>

社内営業は、「営業」という言葉がありますが社内で何かを販売する行為のことではありません。社内営業とは社内のメンバーとコミュニケーションを取って、社員同士でより良い関係を築いて仕事を円滑に進めるために効果的な人付き合いの方法です。

<勘違いしがちな社内営業>

「社内営業」と聞くと、上司や店長など目上の人に向けて行うものと思われがちですが、社内営業は上司だけではなく、一緒に仕事を行う同僚や後輩も対象です。

<社内営業は嫌われる?>

「社内営業=媚を売る」、「ごますり」と思う人も少なくなく、社内営業を積極的に行っている人はあまり多くはありません。しかし、社内営業は部署を異動したい、待遇改善をお願いしたい、しっかりと評価してもらいたいなど、様々な場面で社内営業は求められてきます。このように社内でやりたいことをやるための行動を起こすことを社内営業と呼びます。

アパレル店舗で社内営業を行うメリット

それでは社内営業を行うとどのようなことがあるのでしょうか。アパレル店舗で社内営業を行うメリットについてご紹介します。

<店舗内の人間関係が良くなる>

同じアパレル店舗で働いている同僚の数は、他の職場と比べてそこまで多くありません。そのような少ない人数で効率よく仕事をするには、店舗内でのコミュニケーションが欠かせないでしょう。仕事中はなかなか打ち解けられなくても、社内営業を行うことで関係を縮めることができます。

<協力を得やすくなる>

社内営業で信頼関係を築くことで、仕事で困ったことがあった時に助けてもらいやすくなります。また他のアパレル販売員が困っている時も、こちらから声を掛けやすくなります。このようにアパレル店舗内で、店長や同僚のサポートを得られやすい環境を社内営業で作ることで、より作業を円滑に進めることができます。

<評価アップにつながりやすい>

同僚と協力して仕事を進める姿は、店長などからの評価を上げるきっかけになります。社内営業で積極的にアパレル店舗内の同僚と良い関係を築くことで、信頼や成果を積み重ねていると判断されます。そして、「人望がある」と評価され、昇進や昇格も期待することができます。

仕事がしやすくなる社内営業のコツ

社員同士の関係を良くするコツを紹介/Photo by Zoriana Zaitseva

社内営業をネガティブに捉えている人もいる中でどのように社内営業をすればよいでしょうか。仕事がしやすくなる社内営業のコツについてご紹介します。

<「報・連・相」の徹底>

まずは、社内営業の基本である「ほうれんそう(報・連・相)」を徹底して取り組みましょう。「ほうれんそう(報・連・相)」とは「報告・連絡・相談」のことで、コミュニケーションの基本であると同時に、お互いに信頼関係を構築するために重要な3つのポイントです。重要な情報は、自分1人のものにせず、アパレル店舗内の店長や同僚に「報告・連絡・相談」するようにしましょう。このように自分から「報告・連絡・相談」を徹底することで、アパレル店舗内の同僚も「報告・連絡・相談」をするようになり、コミュニケーションが活発になるでしょう。

<相手に合わせた社内営業を行う>

社内営業はただ闇雲に相手に近づくような方法ではいけません。社内営業は相手に良い印象を持ってもらうことが大切です。相手に合った話し方を意識し、気持ちよくコミュニケーションを取りましょう。

<少しずつ理解者を増やす>

一度に全員に向けて社内営業をするのではなく、1人ずつ理解者を増やすつもりで接していきましょう。1人ずつでも自分を理解してくれる人が増えれば、仕事がしやすくなります。また、徐々に増やすことで周囲に良い評価も伝わりやすくなります。

<周囲に成果をアピールする>

社内営業では上司だけではなく、同僚や後輩にも自分の成果や頑張りをアピールしましょう。周囲から認められることで、間接的に上司にも伝わりやすくなります。ただし、過剰なアピールは逆に関係を悪くするので注意しましょう。

正しい社内営業で働きやすい環境

いかがでしたでしょうか?社内営業に良いイメージを持たない人も少なくありませんが、社内営業は媚びを売るということでは無く、自分が仕事でやりたいことを叶えるために必要なことです。また社内営業をすることで、アパレル店舗内でのアパレル販売員同士の関係や店長との関係をより良くすることができます。是非、ご紹介した社内営業のコツでより働きやすい環境にして下さい。(modelpress編集部)

実際に働いている人の声は?

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