自己紹介って何を話す?アパレル業界の面接で使える自己紹介のコツ

自己紹介って何を話す?アパレル業界の面接で使える自己紹介のコツ

【アパレル・面接/モデルプレス】アパレル業界の面接でも、合否を分ける重要なポイントになるのは自己紹介です。アパレル業界というと派手に自己アピールすれば良いようなイメージを抱いている人も多いかもしれませんが、それはおすすめできません。アパレル業界へ転職を希望する際に参考になる、面接時の自己紹介について解説します。
自己紹介って何を話す?アパレル業界の面接で使える自己紹介のコツ/Photo by nenetus
自己紹介って何を話す?アパレル業界の面接で使える自己紹介のコツ/Photo by nenetus

面接で何を伝えれば良いの?自己紹介の基本事項



そもそも面接での自己紹介は何のために行われているのでしょうか。その目的と、面接時の自己紹介で織り込むべき基本的な内容について紹介します。

<面接での自己紹介は、ただの自己PRではない>
面接で自己紹介が盛り込まれているのは、転職希望者の能力を見定めたいという目的があるからです。その人となりを知りたいわけではない点に注意しましょう。面接での自己紹介が単なる自己PRになってしまっては、おそらく良い結果は出ないでしょう。自分の性格や趣味ではなく、これまでの仕事の経験や努力してきたことなどをアピールしましょう。目安は30秒程度とし、饒舌にならず、短い時間にインパクトのある主張ができるか否かが問われます。

<具体的な実績を盛り込む>
面接での自己紹介では、これまでの自分の仕事をいかに魅力的に伝えるかが大切です。そのためには、できるだけ具体的な実績を盛り込むようにしましょう。アパレル業界の経験者ならば、どのようなブランドに従事していたのか、どれだけ売上に貢献できたのか等、できれば数値を挙げながら説明したいところです。未経験の場合には、これまでの仕事のどのような点がアパレル業界でいかすことができると考えているのか説明しましょう。

<応募先のブランドに合わせたアピール>
アパレルと一口に言っても各ブランドで求めている人材はかなり異なります。また、派手なデザインのブランドが華やかな人材を求めているかというと、一概にそうとも言えない部分もあります。まず、希望するブランドがどのような人材を求めているのか正しく理解し、それに合わせた人材像をアピールするようにしたいところです。

内容だけじゃない!自己紹介で見られているポイント



どんなに内容が立派でも、その他の点で評価を落としてしまうケースも多々あります。アパレル業界の面接でよくチェックされているポイントを解説します。

<話し方>
アパレル業界に就職すると、たとえ事務職でも一度は接客を経験する機会が設けられることが多々あります。そのため、お客様の前に立っても恥ずかしくないような話し方を身に付けているかどうかも見られています。スムーズにハキハキと適度に大きな声で話すようにしましょう。

<コミュニケーション能力>
接客業に支障のないコミュニケーション能力を備えているかどうかも、自己紹介での様子で判断されています。笑顔での受け答え、丁寧な言葉づかい、不快感を与えないような話し方としぐさを心がけましょう。

アパレル業界の面接で使える!自己紹介の例文



面接での自己紹介をアドリブでこなそうとすると、どうしても早口になってしまったりして、マイナス評価につながりがちです。いくつかの例文と流れを頭に入れておくことをおすすめします。

<まず名前を名乗る>
青野光子と申します。

<職務経験とその成果を説明>
大学卒業後、3年間、株式会社オシャレで30代向けカジュアルブランド「ニコニコ」の企画営業を担当していました。30代OLが主な購買層でしたが、若い主婦にも訴求するため郊外型スーパーなどで販促を展開し、売上30%増を達成しました。私が提案した「子どもと公園で砂遊びもできるオシャレ服」がヒットし、オフィスカジュアル服がメインだった頃よりもコストダウンすることにも成功しました。

<過去の経験を通じて培ったスキルやノウハウのアピール>
郊外型スーパーでキャンペーンを展開した歳に、主婦へのアピール法を学びました。最近の30代主婦はファッションに対する意識が高く「ママになってもキレイでいたい」という気持ちを強く持っています。一方で、コストに対する感覚は非常にシビアです。今後のアパレル業界において大きなマーケットを形成する可能性の高い、30代主婦向け商品の開発、訴求方法を体得していることが私の強みです。

<今後挑戦したいこと>
これまでの経験をいかし、今後は御社の主婦向けブランド「PARK DEBUT」で企画営業に携わりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

自己紹介はプレゼンテーション



アパレル業界における自己紹介は、ありのままの姿をさらけだすのではなく、企業に「この人材が欲しい!」と、思ってもらえるようにプレゼンテーションすることです。これまでの経歴をすべて盛り込むのではなく、転職先でいかせそうな部分をピックアップして印象づけましょう。また、どう話すかも重要です。模擬面接を録画して話し方、姿勢、目線などをチェックしてみることをおすすめします。(modelpress編集部)

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