【アパレル/モデルプレス】「レジの配置で売り上げが変わる」とは、どのような意味なのでしょうか。実は、「アパレル店舗の最適なレイアウト」というものが、存在しています。その中でも、レジの配置は、お客様の行動にとても大きな影響を及ぼしており、とても大切なレイアウトになります。それでは、アパレル店舗のレジ配置についてご紹介します。
店舗のレイアウトが重要な理由
店舗のレイアウトが重要であるのは、なぜなのでしょうか。まずは、「店舗のレイアウトが重要な理由」についてご紹介します。
<お客様の動線を長くする>
店舗のレイアウトが重要な理由の1つ目は、店舗のレイアウトによって「お客様の動線を長くする」ことができるということです。お客様の動線を長くすることで、店内の回遊性を高めることができます。店内の回遊性を高めることで、お客様の購入機会を増やすことが可能になるのです。
<店員の動線は短くする>
店舗のレイアウトが重要な理由の2つ目は、店舗のレイアウトによって「店員の動線は短くする」ことができるということです。店員が店内を動きやすいレイアウトにすることで、作業効率を高めることができます。店員が動きやすいレイアウトになっていることで、たとえば接客中の時であっても、お客様を待たせてしまうというようなことを回避していくことが可能になるでしょう。
<とくに大切なのがレジの配置>
店舗のレイアウトの中でも、とくに大切なのが「レジの配置」となります。レジカウンターは、商品の購入・会計を行う場所ですので、店舗にとって最も重要な場所であるということができます。加えて、レジの配置は、お客様の回転率や入店率にとても大きな影響を及ぼしているのです。
アパレル店舗のレイアウトの基本
「アパレル店舗のレイアウトの基本」とは、どのようなものなのでしょうか。それでは、アパレル店舗のレイアウトについてご紹介します。
<店頭>
まず、「店頭」についてご紹介します。店頭には、ショーウインドウを設置して、VMDによるプレゼンテーションをおこなうようにしましょう。加えて、ショーウインドウには、「シーズン商品」や「売りたいアイテム」を陳列するようにすると効果的でしょう。
<入口>
次に、「入口」についてご紹介します。入口には、お客様の興味を引き、お客様が店に立ち寄りやすくなる商品を陳列するようにしましょう。たとえば、入口には単品商品を配置して、お客様を店内へ誘導できるようにするとよいでしょう。
<店内の奥>
それでは、「店内の奥」についてご紹介します。店内の奥には、ワンピースやドレスなど、いわゆる「重めのアイテム」を陳列するようにしましょう。そのうえで、お客様をフィッティングルームに誘引することができれば、なおよいでしょう。
<レジ前>
最後に、「レジ前」についてご紹介します。レジ前では、スタッフの視線を直接受けることになるため、お客様はレジ前を避ける傾向があります。したがって、レジ前には、商品の購入を決めたお客様が、ついでに購入しやすい商品を陳列するようにしましょう。たとえば、セール品や単価が安いインナーなどを陳列すると効果的でしょう。
アパレル店舗での最適なレジの位置
「アパレル店舗での最適なレジの位置」とは、店舗内のどこになるのでしょうか。それでは、アパレル店舗での最適なレジの位置についてご紹介します。
<レジは店舗の奥に配置>
アパレル店舗での最適なレジの位置は、「店舗の奥」となります。レジを店舗の奥に配置することで、お客様がゆっくりと買い物を楽しむことができるようにすることが可能になるのです。したがって、お客様が店内を一通り見て回って、そして最後にレジがある場所にたどりつくことができるようなレイアウトが、理想であるといえるでしょう。
<入口からは直接見えない場所>
また、レジは店舗の「入口からは直接見えない場所」に配置するようにしましょう。したがって、入口の真正面の位置にレジがあることなどは、当然のことながらNGとなります。入口から直接見える位置にレジが配置されてしまっていると、お客様はプレッシャーを感じて、入店しにくくなってしまいます。つまり、「ふらっと立ち寄れる雰囲気」を作ることが、とても大切であるということができます。
<レジの近くにおすすめの商品を置かない>
加えて、「レジの近くにおすすめの商品を置かない」ということも、とても大切になります。「おすすめの商品」や「売りたい商品」は、レジから離れた場所にディスプレイするようにしましょう。
レジの配置で、他のアパレル店舗に差をつける
いかがでしたでしょうか?店舗のレイアウトは、その店舗の売り上げに直結しています。店舗のレイアウトの中でも、レジの配置は、お客様の回遊率や入店率に大きな影響を及ぼしており、とくに大切なレイアウトです。「アパレル店舗での最適なレジの配置」を正しく理解し、他のアパレル店舗に差をつけましょう。(modelpress編集部)
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