苦手な上司とうまく付き合うには？上下関係に悩むアパレル店員必見

【アパレル／モデルプレス】どのような業界であっても、職場には「苦手な上司」が、少なくとも一人はいるものです。これは、アパレル業界であっても、同じなのではないでしょうか。このような苦手な上司とも、できればうまく付き合っていきたいというのが、部下としての本音でしょう。本稿では、「上司とうまく付き合う方法」について、ご紹介していきます。

職場によくいる付き合いづらい上司の3タイプ

まずは、職場によくいる付き合いづらい上司のタイプについて、ご紹介していきます。

＜部下のマネジメントができない＞

職場によくいる付き合いづらい上司のタイプの1つ目は、「部下のマネジメントができない」上司です。このようなタイプの上司の多くは、部下のスキルを考慮することなく、「難しい仕事」や「時間のかかる仕事」を部下に割り振ってしまいます。それだけでなく、指示された仕事を部下が完遂できないときには、部下を怒鳴りつけたり、部下の陰口を言ったりします。その上、「やる気がない」「仕事をなめている」などと難癖をつけ、部下に対してさらに「無茶な仕事」を任せようとします。具体的には、「店舗の売り上げが上がらない理由を部下のせいにする」「就業時間内に終わる見込みのない作業を部下にやらせる」など、「傍若無人」と言われてもおかしくないような振る舞いをしてしまいます。

＜優柔不断で決断できない＞

職場によくいる付き合いづらい上司のタイプの2つ目は、「優柔不断で決断できない」上司です。このようなタイプの上司の多くは、部下が提案や相談をしても、優柔不断であることが原因となり、判断を下すことができません。例えば、「仕入の数量を決められない」「販売計画を自分では決めずに、部下に決めさせる」といったようなことをしてしまいます。このようなタイプの上司がいる職場では、上司が自分自身では方針を決定することができないため、「仕事が進みにくい」という状態に陥ってしまうことが多いようです。つまり、このようなタイプの上司の多くは、上長や部下などに判断をゆだねてしまうなど、上司自身では何も決定することはなく、責任から逃れようとしてしまうのです。

＜話しかけづらい＞

職場によくいる付き合いづらい上司のタイプの3つ目は、「話しかけづらい」上司です。「自発的には、コミュニケーションを取ろうとはしない上司」と言い換えてもよいのではないでしょうか。このようなタイプの上司の多くは、自分自身の作業に集中していて、「話しかけにくい空気」を放っています。具体的には、「オフィスでずっとパソコン作業をしている」「バックヤードから、なかなか出てこない」などの行動が見受けられます。

上司とうまく付き合う方法（コミュニケーション）

上司とうまく付き合っていくためには、どのようなコミュニケーションをとっていくことが求められるのでしょうか。それでは、「苦手な上司とうまく付き合う方法」について、ご紹介していきます。

＜上司に「ホウレンソウ」をきちんとする＞

苦手な上司とうまく付き合う方法の1つ目は、上司に「ホウレンソウ」をきちんとすることです。つまり、上司への報告・上司への連絡・上司への相談を怠らないようにしましょう。もし、上司から指示された仕事に、すぐに着手することができない場合などには、自分が置かれている状況を端的に伝えるようにしましょう。例えば、「現在、品出し作業をしているため、次の作業に取り掛かるまでに○○分程度時間がかかります」などと、上司に伝える必要があると考えられます。自分が置かれている状況を上司に伝えれば、上司は納得した上で仕事を割り振ることができるでしょう。

＜上司に相談する際には、選択肢を用意する＞

苦手な上司とうまく付き合う方法の2つ目は、「上司に相談する際には、選択肢を用意する」ことです。もし、優柔不断な上司に相談する際には、選択肢を用意するようにするとよいでしょう。例えば、「○○をしますが、△△と××のどちらがよろしいでしょうか」などと、上司に相談することが望ましいと考えられます。選択肢を提示すれば、上司が考える時間を短縮することができます。

＜自分から積極的に接する＞

苦手な上司とうまく付き合う方法の3つ目は、「自分から積極的に接する」ことです。上司に対して、自分から積極的に働きかけるようにするとよいでしょう。例えば、「自分から挨拶する」「自分から話しかける」などすると、効果的であると考えられます。もし上司からのあいさつがなかった場合であっても、自分から挨拶するようにしましょう。つまり、苦手な上司に対して怖気づいてしまうのではなく、自分から積極的にコミュニケーションをとるように心がけることが、とても大切であるということです。

上司とうまく付き合う方法（行動）

上司とうまく付き合っていくためには、どのような行動をとることが求められるのでしょうか。それでは、「職場において、苦手な上司と良好な人間関係を築くためにできること」について、ご紹介していきます。

＜明るい表情やポジティブな態度を心がける＞

職場において、苦手な上司と良好な人間関係を築くためにできることの1つ目は、「明るい表情やポジティブな態度を心がける」ことです。苦手な上司を避けてしまったり、苦手な上司に対しておどおどしたような態度を取ってしまったりすると、双方に苦手意識が高まってしまいます。もし、「愛嬌」があるような態度を取ることができれば、上司から自分に対しての接し方が、軟化することがあります。

＜上司の良いところを見つける＞

職場において、苦手な上司と良好な人間関係を築くためにできることの2つ目は、「上司の良いところを見つける」ことです。苦手な上司に対しても、興味を持つように心がけましょう。自分の視点ばかりで物事を考えるのではなく、苦手な上司の人間性についても理解しようとする姿勢が大切になります。相手に対して興味を向けると、相手の考え方を理解しやすくなると言われています。例えば、上司が自分に対して注意をしたことの背景などが、納得できるようになっていくでしょう。

＜同じミスを繰り返さない＞

職場において、苦手な上司と良好な人間関係を築くためにできることの3つ目は、「同じミスを繰り返さない」ことです。上司から指摘された注意点については、二度と繰り返さないようにしましょう。上司のタイプから、言動を予測して、前もって必要な業務を行うようにすることも大切になるでしょう。

＜上司に問題がある場合は、受け流すスキルを身に付ける＞

職場において、苦手な上司と良好な人間関係を築くためにできることの4つ目は、「上司に問題がある場合は、受け流すスキルを身に付ける」ことです。同僚や先輩など、職場において「自分の味方」を増やすということも大切であると言えるのではないでしょうか。

上司とは良好な人間関係を築きたい

いかがでしたでしょうか？どのような人であっても、職場においては、できることなら、良好な人間関係を築きたいと思っているのではないでしょうか。特に、上司とは、良好な関係で仕事に取り組みたいものです。本稿でご紹介させていただいた内容を、職場における上司との良好な人間関係構築のヒントとしていただければ幸いです。（modelpress編集部）