社会人3年目を迎えたアパレル店員が、求められる能力と意識すべきこと

社会人3年目を迎えたアパレル店員が、求められる能力と意識すべきこと

【アパレル/モデルプレス】社会人3年目を迎えると、会社から、さまざまなことを求められるようになってきます。それにつれて、悩んでしまうアパレル店員も少なくないようです。社会人3年目は、自身のキャリアプランについて、考え始める時期でもあるでしょう。そこで、本稿では、社会人3年目のアパレル店員に求められる能力や、社会人3年目のアパレル店員が、意識すべきことについて、ご紹介していきます。

社会人3年目を迎えたアパレル店員が、求められる能力と意識すべきこと/Photo by g-stockstudio

社会人3年目のアパレル店員によくある悩み

社会人3年目のアパレル店員は、どのような悩みを抱えることが多いのでしょうか。まずは、「社会人3年目のアパレル店員によくある悩み」について、ご紹介していきます。

<仕事量が多い>

社会人3年目のアパレル店員によくある悩みの1つ目は、「仕事量が多い」ことです。社会人3年目になると、仕事の基礎を身に付けたことによって、いろいろな仕事を任せられやすくなってきます。例えば、後輩社員の指導などを任せられることがあるでしょう。任される仕事が増えることで、残業をしなければならない場合も多くなるようです。

<責任が重い>

社会人3年目のアパレル店員によくある悩みの2つ目は、「責任が重い」ことです。後輩社員が入社してくることによって、責任の重い仕事を任せられやすくなってきます。社会人3年目で、チーフや副店長など、責任の重いポジションに就く人も少なくないようです。社会人3年目には、店舗の売り上げに対する責任を求められる場面も出てくることが多いようです。

<給料が上がらない>

社会人3年目のアパレル店員によくある悩みの3つ目は、「給料が上がらない」ことです。社会人3年目に、チーフや副店長に就任することができていない一般販売員の場合には、給料が上がらずに悩むことが多いようです。社会人3年目には、結婚や育児など、ライフプランについて考え、貯蓄の必要性などを感じ始める人も多くいるようです。

<やりたい仕事ができない>

社会人3年目のアパレル店員によくある悩みの4つ目は、「やりたい仕事ができない」ことです。将来は、本社での仕事を担当したいと考えているアパレル販売員は、少なくありません。例えば、「商品開発」「バイヤー」「マーチャンダイザー」などを担当したいと考えているようです。また、社会人3年目には、売り場での仕事をいつまで続けるのかなどについて悩む人も出てくるようです。

社会人3年目で求められる力

社会人3年目のアパレル店員には、どのような力が求められるようになるのでしょうか。それでは、社会人3年目のアパレル社員に求められる力について、ご紹介していきます。

<売り上げ目標を達成する力>

社会人3年目で求められる力の1つ目は、「売り上げ目標を達成する力」です。1~2年目に身に付けたスキルを活かし、売り上げをアップさせることを意識するようにしましょう。具体的には、アイテムごとに、売り上げ目標を設定し、売り上げの管理をすることなどが求められます。また、決められた業務を遂行するだけではなく、積極的に、業務の改善をしていくということも求められます。具体的には、商品のストックの管理や、販促物の管理などについて、効率化を図るなどをしていくとよいでしょう。

<後輩社員を指導する力>

社会人3年目で求められる力の2つ目は、「後輩社員を指導する力」です。自分の仕事を行うだけではなく、後輩社員が、仕事を円滑に行うことができるように、サポートをすることが求められます。自分が行うことのできるようになってきた仕事を、後輩社員に教えていくのです。なお、後輩社員を指導する際には、仕事のノウハウを伝えるだけではなく、仕事に対する姿勢や考え方についても伝えていくようにしましょう。

<現場と管理職をつなぐ力>

社会人3年目で求められる力の3つ目は、「現場と管理職をつなぐ力」です。現場の問題点や現場の状況などを、的確に管理職へ伝えなければなりません。そして、現場のスタッフの意向と管理職の意向との間に、隔たりが生まれてしまうことのないように、間に入ることが求められます。例えば、管理職から、セールスの変更や売り場の変更の指示がある場合には、その目的を的確に伝え、現場のスタッフが、納得した上で仕事をすることができるように、フォローをしていきます。

社会人3年目のアパレル店員が、意識したいこと

社会人3年目のアパレル店員に求められる能力とは/Photo by g-stockstudio

社会人3年目のアパレル店員は、どのようなことを意識するべきであると考えられるのでしょうか。それでは、社会人3年目のアパレル店員が、意識したいことについて、ご紹介していきます。

<主体的に、課題を解決する>

社会人3年目のアパレル店員が、意識したいことの1つ目は、「主体的に、課題を解決する」ことです。自分が、売り場の責任者になったつもりで、積極的に、課題の解決策を考え、それを実行していくようにしましょう。既存の販売方法に頼るのではなく、売り上げのアップにつながる効果的なセールスプランを考えることなどをしていくとよいでしょう。

<報告・連絡・相談を徹底する>

社会人3年目のアパレル店員が、意識したいことの2つ目は、「報告・連絡・相談を徹底する」ことです。仕事中に起こったことなどを、簡潔に、管理職へ伝えるようにしましょう。具体的には、問題が生じたときや、お客様から意見をいただいたときなどに、そのことを管理職へ伝えるとよいでしょう。報告・連絡・相談を徹底することで、自然に、売り場の状況をしっかりと観察するようになるため、視野が広がりやすくなります。

<スケジュール管理をする>

社会人3年目のアパレル店員が、意識したいことの3つ目は、「スケジュール管理をする」ことです。納期を守ることが出来なかったり、集合時間に遅れてしまったりしてしまうことがないように、気を付けましょう。スケジュール管理を徹底することで、会社からの信頼を積み上げることができるようにしていきましょう。

<キャリアビジョンを持ち続ける>

社会人3年目のアパレル店員が、意識したいことの4つ目は、「キャリアビジョンを持ち続ける」ことです。目の前の仕事と、自分が思い描く将来のビジョンが、どのようにつながっているのかということを考える時間を作るようにしましょう。例えば、売り場で身に付けた商品知識や、お客様から頂いた声などは、将来の商品開発などに活かすことができるのではないでしょうか。また、たとえ、現在の仕事と将来の仕事にギャップがある場合であっても、自分なりに、現在の仕事に動機づけをすることで、モチベーションを維持しやすくすることができるでしょう。

社会人3年目は、「成長する準備が整った時期」

いかがでしたでしょうか?ここまで確認してきたように、社会人3年目は、会社から、求められることが多くなるため、悩みを抱えてしまいやすい時期です。ただ、求められることが多くなるということは、それまでにできるようになったことも多いということです。そして、求められることが多くなるということは、成長することができるチャンスも多くなるということでもあります。このように考えると、社会人3年目は、「成長する準備が整った時期」であると考えることもできるのではないでしょうか。(modelpress編集部)

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