面接中の服装や振る舞いといったマナーは、内定率に大きく関わる大切なポイント。面接マナーはアパレルや美容部員、営業、金融業界など、業界によっても違うものです。「何を準備していけばいい?」「面接で好印象を残す振る舞いは?」など、気になる面接マナーをまとめました!
目次
♥面接中に気をつけたい基本マナーは?
<受付前のマナー>
面接当日は、遅刻は原則厳禁。とは言えあまりに早く会場に着きすぎてしまうのも、受付対応や会議室の準備を急かすことになってしまうためマナー違反。
到着は5~10分前が理想的です。受付到着前にコートなどを脱いでおくのも忘れずに。
<面接入室時のマナー>
面接の部屋に入る前にはノックを3回します。1回だけ2回だけというのはやめましょう。ノックをするだけして、返事を待たずに入室するのもNG。必ず返答が聞こえてから入室するようにしましょう。
<面接退室時のマナー>
意外と忘れそうなのは退室時の一礼。質問を終えたからと適当にせず、部屋を出るまできちんとしたマナーを心がけてくださいね。
面接した部屋を退室後も、エレベーターやトイレなど、どこで面接した企業の人に見られるかわからないものですから、いつも以上に気を引き締めて行動しましょう。
♥身だしなみのマナーは業界によって変わる!
身だしなみもマナーの1つ。業界ごとに面接での質問内容が変わるように、身だしなみでチェックされるポイントも変わってきます。
<TPOに合わせた面接メイクを>
アパレルや美容部員の面接メイクは、その人の個性やブランドイメージとの親和性を判断する材料として使われることも。
アパレル業界のポイントは華やかで女性らしいメイクを心がけること。アイラインを丁寧に引き、くっきりとした目元を作り上げることで、顔全体を明るく見せてくれますよ。
美容部員に大切なのは、肌が美しく見える「ベースメイク」。店頭に立って商品をおすすめする立場として、美しさの信用性を上げるため、キレイな肌を保つということ自体が面接メイクのマナーになりそうです。
営業や金融業界の面接では、仕事内容に応じたメイクアップにするのが◎。
明るく親しみやすさを感じるナチュラルメイクや、誠実な印象の控えめなメイクを心がけてくださいね。
<私服、スーツの指定も要確認>
また、身だしなみのマナーでは服装も重要。
新卒のときとは違い、リクルートスーツというわけにもいかない転職面接の服装マナー。
面接時の指定されるのは、スーツ、私服、服装自由など、業界によって様々です。
服装自由の面接の場合、アパレルや美容部員の面接ではメイク同様、ブランドイメージに近いファッションを意識。個性を出しすぎるのではなく、その場のマナーをわきまえた服装で面接に臨むことも大切です。
スーツ指定や、指定がなくとも堅めの服装で臨むことが多い営業や金融業界では、企業の雰囲気に合わせた使い分けが必要。
入社後もスーツや制服着用の場合が多い金融業界などでは、落ち着いたダークカラーや柄の無いシンプルなスーツなど、面接時から企業に馴染む服装マナーを心がけてみてください。
♥各業界の面接準備で重要なのは?
外見だけでなく、面接中の対応を好印象にするためには、事前準備も大切です。
面接官の時間をもらって選考しているわけですから、その時間をより有意義なものにするためにも、書類や質問、自己PRなどの事前準備は面接マナーの一貫です。
多くの場合、特定のブランドでの採用となるアパレルの面接では、そのブランドの沿革や創業者の思い、実際に店舗で働く人の印象などを事前にリサーチしておくと良いでしょう。
美容部員の面接も同様ですが、百貨店採用などでは複数のブランドを扱う場合も多いため、同じフロアに入っている店舗の状況把握、ブランド知識を頭に入れておくのが良さそうです。
営業や金融業界の面接でも、採用したいと思う人物であることを端的に伝えるためにも、自己PRの事前準備をしておくことがマナーの1つです。
営業の場合、今までの経歴の中でどのような結果を出してきたのか、数字やエピソードを用いて具体的に説明するなど、当日言葉に詰まらないようにしておいてくださいね。
♥面接マナーで内定率アップ!
転職の面接は自ら新しい場所に飛び込む決断をする時。せっかくの機会も、自分自身のマナーで印象が悪くなって知ってはもったいないです。
あなたの目指す業界の面接マナーをチェックして、気持ちから内定率をアップさせてみませんか。(modelpress編集部)
※独自の調査によるものです。
実際に働いている人の声は?
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